エピローグ
三年教室
「え?パンデミック?ゾンビ?」
「うん。朝のニュース速報でアメリカ、ブラジル、インドとかでそういう感じのパンデミックが発生してるらしいよ」
彼女がスマホを取り出し今朝見たニュースを検索している
「まだ大丈夫だな。だってここは島国な上に発生地はここから結構なきょ...」
「え!?...中国とか韓国でも同じのが発生してるって...」
「まじかよ...家帰って必要そうな荷物まとめてくるわ」
「授業は?」
「いや、多分この分だと...」
ピンポンパンポーン!
『皆さんニュースは見ましたね?あれが日本でも急速に蔓延しています。なので今日は午後の授業は無しにしてげこ...(他の先生の声)なんですかあなたは!放送中ですよ!わかってるんですか?!...聞いてます?ん?うわあいっぱいきた!(謎の声)グワァ!(後ろで悲鳴が聞こえる)まあとにかく先生の指示を待たずに自分で考えて行動しましょう!ブツッ』
ピンポンパンポーン
「やばくね?」
隣の教室
「うわぁ!なんだお前!ちょ!やめろ!(悲鳴)」
「さっさと荷物まとめて逃げますかぁ」
机の上を片付け始める
「共用ロッカーから...は取り出す暇がないか」
「さーてと。ちょっとトイレ行ってくるから校門あたりで待ち合わせな」
「うん」
廊下に出ると人の波
「うへぇ。この中であれが出たらやばいぞぉ」
「あとうるさい」
ややあってトイレの入り口へ
「ゾンビみたいってことはそこまでの知能はないと思うけど...」
扉を手で押し出してしっかり開ける
「中...見える範囲は大丈夫そうだな」
中に入って個室の扉も同じように開けて確認していく
「小便してる最中に後ろから襲われたらたまんないからな」
「よし...多分大丈夫」
モザイクシ〜〜〜ン
「ふーすっきりした」
「えーと確か校門前だったっけ」
「またこの人混みの中を進んでいくのか」
「お待たせー」
「ってありぁ?みんないる」
「みんなにも声かけてみたんだ」
「まあいいや。ちなみに今後ケータイは使えないと思ってくれ」
「えーなんで?」
「この先いつ電気が生きてるところに出会えるかわからないし、そもそもいじってる暇なんてないくらい忙しくなるからな」
「ということでひとまず行き先は最寄りのスーパーです!」
「走って行きます」
「災害時にはみんなそういうとこで物資を奪い合うからね。ちなみにお金は払わないよ」
「というとこでしゅっぱーつ!」
彼らは...スーパーに行くのであった...
[完]
っていうネタをかましつつ
どうも筆者です
ゾンビパニックものですね
ちなみに主人公は
(名前未定)
性別:男
特性:やけに冷静。でも落ち込む時は人一倍落ち込む
知識:広く浅く。普通に応用力が高い
(名前未定)
性別:女
特性:熱血。やればできる子
知識:深いが狭い。吸収力が高い
ちなみに二人は幼馴染です
では。いつ投稿されるかわからないep.2へGO!