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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。
この連載作品は未完結のまま約5ヶ月以上の間、更新されていません。
今後、次話投稿されない可能性もあります。予めご了承下さい。

死に際マシナリー

作者:桐ケ谷漣
 「この度はご依頼いただきありがとうございます。『死に際マシナリー』所属、看取り人永世夜見と申します」
 そう言って俺の前に現れたのは一人の女性だった。

 今からおよそ二百年前。寿命を克服し、不死を実現する人類が現れた。新人類である。新人類は寿命を持たないだけでなく、異常なまでの再生能力、運動能力を獲得し、自分たちこそ人類の終点にして頂点だと言い、『死』という概念を持つ者を迫害するようになった。その対立が深まった結果、人類間戦争が勃発した。七十年に渡る戦争の末、アジア圏の国々が先導する旧人類の国の集まり「律」とアメリカの先導する新人類の国の集まり「終頂」の二つに世界は完全に二分化してしまった。

 そんな中、律に属する国のうちの一つ、「日本」で奇妙なサービスが昔から噂になっているという。
『看取り人』
 それは、身寄りのない寿命の近い人間の依頼を受け、その人の最期を看取るというもの。
 看取り人に関する噂のうちの一つに、その看取り人はいつどの時代においても同じ姿をした女性だった、というものがある。
「私は新人類なので」
 それが彼女の口癖だったという。

 これは、死ぬことのない看取り人が、死に直面する人々との関わりの中で人生の終点を見つける物語である──
〈顧客file.01 窓辺の君へ〉
データログ2 「旅行計画」
2024/06/18 00:01
データログ3 出発
2024/06/21 01:45
データログ4 過去
2024/06/25 12:22
データログ5 外泊です!
2025/02/23 01:09
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