表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
青が霞む  作者: いつ
16/16

16

その晩彼の家に泊まることになった。


「他にも家族の方いらっしゃるんでしょう?本当に他の人の意見聞かなくて泊まっていいの?迷惑にならないかな。」


泊まることになった時に私は彼に再度確認をした。


「うちでは母さんがルールなの!俺がいいと言ったらいいの!」

と彼は答えた。


「私寝間着もないし、お風呂セットもないよ。」

と彼に言った。


本音は泊まっていいと言われたことはすごく嬉しかったのだ。しかし、私の家庭では泊まる時には他の家族の許可も得て友人などを家に泊めていた。としくんは自分の母が良ければいいと言う。他の家族の方は私が泊まるのは嫌ではないのかと心配だったのだ。


「母さんの借りればいいよ。もし何だったら俺のも貸すし、気にするな!」

と彼は言った。


「…うーん、いいのかな。勝手に決めてない?本当にいい?としくんがいいと言うのならいいのかな。」

私がそう言うと彼は少し不機嫌そうにこう言った。


「…何?家に帰りたいの?…泊まるのは嫌?」


彼がそう言うので私は、


「いやいや、嫌じゃないし、嬉しいよ?嬉しいけど、いきなり泊まって服とか借りたり図々しくないのかなーとか、他の家族の方もいらっしゃるのに迷惑にならないかなと心配しただけだよ。いいと言うのならお言葉に甘えようかな。」


と伝えた。


すると、彼は

「俺がいいと言ったらいいの!!」

の一点張りだった。


彼のその言葉を聞いて「分かった、それならお言葉に甘えるね。」と私は答えた。

内心心配だったが、雰囲気が悪くなるなら泊まるのは止めにして早目に帰ろうとこっそり心の中で決める私だった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ