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蝉鳴村殺人事件  作者: 奥田光治
第三部 解明編
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第二十章 火車地獄

 ……後になって気象庁が学会の専門家などと共に調査をした結果、この日この時間に発生したマグニチュード7.2、最大震度六強(岐阜県高山市及び富山県五箇山の地震計にて観測)の地震は、前日深夜に発生した地震を前震とする内陸型地震である事が判明した。岐阜県にある内陸型の断層といえば、明治時代に日本の内陸型地震の中で歴史上最大のマグニチュード8.0を出した濃尾地震の震源である本巣市の根尾谷断層が有名であるが、今回の地震はそれに匹敵する規模のものとなっており、一部の学者の中には一九四八年に発生し、二〇〇八年現在でも戦後では阪神大震災に次ぐ死者数を叩き出している福井地震との関係を示唆する者もいたという。幸いというか震源地が岐阜県北部の山間部だったため人的被害は少なかったものの、岐阜県を中心に数十名の死者を出し、現在では『平成十九年岐阜県北部地震』などという名称で呼ばれている。

 さて……榊原の推理により、蝉鳴神社の地下に遺体の焼却炉(というより焼却室)が存在したという事実がすでに白日の下にさらされていたわけだが、その榊原も知らなかった事実が一つあった。すなわち、この焼却炉は元々あった捕虜収容所で大量の捕虜が一斉に死亡した事で焼却炉の稼働が追い付かなくなり、それを補うために極秘裏に作られたというものであるという事。それはすなわち、かつて捕虜収容所だった場所に建設されたこの千願寺周辺の地下にも、メインで捕虜の遺体を焼却していた焼却炉が人知れず眠っているという事でもあった。

 そしてこの千願寺地下の焼却炉の中には、かねてから放置されたままになっていた未使用のガソリンが入ったドラム缶が大量に保管されていた。このドラム缶がいつこの場所に置かれたのかは今となってはよくわからない。後の検証では、第二次世界大戦が終わってしばらくした頃(状況的に先程紹介した福井地震が発生してしばらくした頃ではないかと推測されている)、戦時中の捕虜に対する人道を無視した扱いの事実が発覚するのを恐れた軍の残党が、福井地震の発生で福井県周辺の調査を行い始めたGHQからこの事実を隠蔽するために焼却炉の原料だったガソリンを隠し、さらに念には念を入れてその上に千願寺や墓地を建てたのではないかとされている。

 さて、そのドラム缶であるが、先日発生した前震の際に数本が横倒しになり、その際に生じた破損によりかなりの量のガソリンが漏れ出していた。そしてこの時点では、漏れたガソリンが地下焼却炉内で気化し、高濃度で充満しているという極めて危険な状況だった。

 ドラム缶が設置される少し前に起きた福井地震以降、そこまで大きな地震に襲われた経験がないこの地域であったが、それだけに密かに隠されたドラム缶にとって今回の地震は今までにない揺れとなった。そして、一回目の前震でガソリンが漏れ、気化したガソリンが充満した状態で本震が襲い掛かったのだからたまらない。今となっては直接的な原因が何だったのかは不明だが、とにかくこの本震の揺れでガソリンが充満する地下焼却炉内で何らかの火花が発生し(後の検証では、揺れによってドラム缶同士がぶつかった、もしくは天井から落下した瓦礫がどこかにぶつかった、などの説が主張されている)、その火花が原因で、地下焼却炉で爆発的な燃焼が発生してしまったのである。

 幸いというか何というか、元々ガソリンの燃焼にも耐えられるように設計された焼却炉であり、当初はこの爆発に等しい焼却炉内の大火災は地上に伝わる事はなかった。だが、すでに六〇年以上も放置されていた廃墟である。いかに頑丈につくられていたとしても相当ガタがきている状態で、その上で地震やガソリンの爆発という衝撃まで加わっているのだ。その結果、焼却炉内の屋根や壁の一部が剥がれ落ち、むき出しになった地面を伝って、大量のガソリンが激しく燃焼する事によって発生した高熱が、ゆっくりと、しかし確実に、誰にも気づかれないまま地上へとその影響を広げつつあったのだった……。


 最初の異変は地震の発生から数分が経過した頃だった。榊原たちと清香が睨み合いを続ける中、不意に亜由美が何かを感じたように呟いたのだった。

「あの……何か、暑くありませんか?」

 その言葉に、榊原たちはハッとした表情を浮かべる。確かに、清香に集中したので気付かなかったが、言われてみれば少し暑く感じる。反射的に額をぬぐうとかなり汗が出ており、それは緊張によるものと言うだけでは説明がつかなかった。

「榊原さん、これは……」

 柊の険しい声に、榊原は清香から注意を逸らさないようにしつつ周囲を観察する。すると、どうも周囲の地面の下から熱気のようなものが出ているように感じられた。それを見た瞬間、榊原は何が起こっているのかを瞬時に把握したようだった。

「まさか……この下にも焼却炉があるのか?」

 榊原の言葉に対し、おもしろそうに応じたのは清香だった。

「へぇ、さすが探偵さんですね。この程度の事でわかっちゃうんだ」

「答えろ!」

 珍しく榊原が厳しい声で叫ぶ。

「うん、あるよ、焼却炉。本当だったら堀川のおじさんをこの焼却炉に閉じ込めて、娘さんみたいに焼き殺して今までの事件の罪をかぶってもらうつもりだったんですけど、残念です」

 あくまでも楽しそうにそんな事を言う清香に、盛親はヒッと声を上げて身を縮める。

「でも、もうそんな必要ないかなぁ。あの焼却炉、中にガソリンが入った缶がいっぱいあるみたいなんですけど、この前の地震でその缶が倒れてガソリンが漏れたみたいなんですよねぇ。もしかしたら、今の地震でそのガソリンに火がついて燃え始めたのかもしれない。この辺りもしばらくしたら、灼熱地獄になるかもしれませんね」

「美作ぁ!」

 柊が叫ぶが、清香は余裕の表情で改めて銃を構え直す。

「このままここでみんなそろって蒸し焼きになるのもおもしろいですね。逃げるのなら撃ちますけど、堀川のおじさんを置いておいてくれるのなら、他の人たちは逃げてもいいですよ?」

「ふざけるな!」

 柊が一喝し、反射的に盛親の前に立つようにして清香の方へ一歩前に出た……まさにその時だった。



 カナ……カナカナ……カナカナカナカナ……



 明らかに場違いで季節外れの、しかしこの村においては最高の恐怖を演出する鳴き声がその場に響き渡ったのである。

「ひっ……ヒグラシ!」

 亜由美が思わず短い悲鳴を上げ、反射的に周囲を見回しながら叫んだ。榊原や柊の表情も一気に緊張に包まれ、その間にも近場に響き渡る蝉の鳴き声の数と種類は、少しずつ、しかし確実に増えつつあった。

 すでに季節外れの蝉の大合唱のカラクリは榊原が解き明かしている。しかし、この場においてはこの鳴き声は事態が最悪の方向へ向かっている事を示すものでしかなかった。それはすなわち、地中の蝉の幼虫が夏と勘違いするほどの高熱が地中で発生している……つまり、この下にあるという地下焼却炉で大規模な火災が発生している事を示すものであった。同時に地表の気温も徐々に上がっているらしく、この場の誰もが大粒の汗を流すようになっていた。

「榊原さん、これはまずいです」

「わかっています」

 柊の言葉に、榊原もこれまでにない険しい表情で頷く。が、異変はすでに榊原たちのいる場所にまで迫りつつあった。

「キャッ!」

 亜由美が叫んでその場にへたり込み、その頭上を一匹の蝉が飛び回る。が、すぐに蝉の数は一気に増え、夕焼けの空を埋め尽くさんばかりの無数の蝉の大群が榊原たちの頭上を飛び回り始めた。それはもはや蝉というより何か一匹の巨大な生物のような動きであり、周辺の木々や寺の廃墟にとまって大合唱を続ける他の蝉の鳴き声をバックコーラスに、ひたすらに不気味な光景を演出し続けていた。すでに何千、何万という蝉が一斉に季節外れの羽化をしているようだ。榊原たちはそのあまりにも非日常的な光景を前に、もはやなすすべもなく立ちすくむしかなかった。

 だが、悪夢は榊原たちの足元にもすでに迫っていた。

「い、イヤァァァァ!」

 突然亜由美が絶叫して立ち上がった。何事かと振り返ると、すぐ下の地面からも今まさに大量の蝉の幼虫が地上に出てきては、羽化をするために近くにあるもの……すなわち、亜由美や榊原といったその場にいる人間の足によじ登ろうとしているのだ。人間の体だろうが躊躇せずによじ登って来る蝉の幼虫の姿は、もはや狂気さえ感じられる光景だった。

「くそっ! まずい!」

 もはや人間の武器程度でどうにかなる状況ではない。榊原たちは必死に足元から昇ってくる蝉たちを振り落としながら、その場を離れようとするが、この蝉による狂乱のほぼ中央にいる清香はうっとりと楽しそうな表情を浮かべてこの光景を見つめており、そしてそんな清香の体や車椅子にも蝉の幼虫が容赦なくよじ登っては、彼女の体で羽化を続けていく。やがて彼女の体は、成虫になったばかりの無数の蝉とその抜け殻……空蝉で覆い隠されるような状況となってしまった。

「うふ……うふふ……すごぉい……」

 清香が恍惚とした表情でそんな事を言う間にも飛び交う蝉の数は増えていき、周囲の木々や寺の廃墟も空蝉と大量の蝉で覆い尽くされる。そして夕日が差し込む中、その蝉たちがあの狂気に満ちた大合唱を演じ続けていた。

 これだけでも充分に狂気的な光景である。だが、事態はそれで収まらず、この周辺の気温が少しずつ、しかし尋常ではない勢いで確実に上がり続けていた。もはやそれは少し暑いとかいうレベルではなく、まるで灼熱地獄にいるかのような熱波となりつつあった。

「まずい……さっきの地震で、地下焼却炉の天井が破損したのかもしれない」

 榊原の言葉に、柊が蒼ざめる。

「では、この状況は……」

「地下焼却炉で発生している大火災で発生した熱が直接地表に到達している可能性があります! この辺り一帯は火であぶられたフライパン同然です!」

「そんな……この先どうなるんですか!」

「それは……」

 その瞬間だった。近くにある木が突然白い煙を上げたと思うと、その一角から突然自然発火した。そして同様の現象があちこちの木々や地面に落ちていた乾いた枯葉でもほぼ同時に発生し、この場はたちまち火炎地獄へと変貌しつつあった。

「くそっ! 地中の熱で地上の乾燥した木や枯葉が自然発火している!」

 原理としては野火や山火事に近いが、その勢いが尋常ではなかった。そして、それは宙を飛び交う無数の蝉たちであっても例外ではなかった。

「あっ!」

 亜由美が思わず声をあげ、その視線の先で宙を舞っていた蝉の何匹かに熱波で火が付くのが見えた。火が付いた蝉は狂ったように飛び回り、その過程で周囲の蝉たちにも火を燃え移らせながら、やがて力尽きたように火花をまき散らかしながら燃え盛る地面に向かって落下していく。そうしている間にも火をまとった蝉の数は加速度的に増えていき、それでも止まらない蝉の大合唱の中で大量の火の粉が空中でうごめき、やがて地面に向かって落下していくという幻想的かつ狂気的な光景を演出していた。だがもちろん、こんなものを全身に浴びたらただで済むわけがない。

「離れろ!」

 榊原の言葉に、柊達も慌てて盛親を引きずりながら、この地獄から距離を取るように千願寺の敷地の外まで後退する。だが、そんな炎蝉の演舞のほぼ中央でこの火の粉のシャワーを浴びるようにしながら、清香は自身も炎に包まれながら狂笑を上げて楽しそうに電動車椅子を動かし続けていた。

「ふふ……あはは……あはははははっ、あははははははははははははははっ!」

 狂ったような高笑いをしながら、炎を身にまとい踊るように車椅子を動かす清香。そんな清香に容赦なく降り注ぎ、周囲を炎に飲み込んでいく炎蝉の大群。寺の門の外からこの光景を見ながら、榊原がこう呟くのを亜由美は確かに聞いていた。

火車かしゃ……」

 榊原が呟いたのは、炎をまとった車輪に乗って死者を地獄へ連行していくという伝説上の妖怪の名前だった。目の前の灼熱地獄の中で猛狂う、これまで何人もの人間を冥界送りにしてきた車椅子の殺人鬼の姿は、まさにその妖怪そのものと言っても過言ではないものだった。だが……今まさにこの前代未聞の殺人鬼の悪行も、ついに終焉を迎えようとしていた。


 同じ頃、地下の焼却室の状況はさらに悪化の一途をたどっていた。

 激しい爆炎により熱せられた古い焼却室の壁はあちこちで崩壊の一途をたどり、その崩壊はついに天井部の上にある地面にも及んでいた。高熱で天井部のコンクリートは大半が剥がれ落ち、むき出しになった地面が熱に耐えきれずに徐々に焼却室へ向かって崩れ落ちていく。さらに先程の地震で緩くなっていた地面のあちこちに地震やこの灼熱地獄で生じた亀裂もできつつあり、この亀裂を通じて地上の新鮮な空気が地下へ流入した結果、いったんはくすぶりを見せていた炎が再び勢いを盛り返しつつあった。さらに、室内に残ったガソリンや無作為に放り込まれていた戦時中の爆弾などに引火し、室内の至る所で爆発も発生するようになっている。

 そんな中、ついに焼却室の頭上の地面が大崩落の兆しを見せ始めたのである。


「また、揺れてる!」

 亜由美の絶叫に、榊原たちも足を踏ん張った。確かに一帯の地面が大きく揺れ、千願寺境内の木々が大きな音を立てている。が、確かに揺れてはいるものの、その様子は先程の地震とは明らかに違った。そして、異変はすぐに目の前の灼熱地獄に現れていた。

「じ、地面が!」

 柊が叫ぶ。見ると炎が渦を巻く目の前の地面が大きくたわみ、炎上する境内の木々が次々と横倒しになりつつあった。その度に火花が舞い散り、だがそんな中で地面そのものがまるで重さに耐えきれなくなったかのように下にたわむようになっているのがわかる。そして、たわみによって生じた地面の亀裂からガスや炎が噴き出しており、その様子はさながら火山噴火そのものである。とても現実の光景とは思えず、誰もが呆気にとられてそれを見つめていた。

「何が……何が起こっているんですか……」

 亜由美の呟きに、榊原は努めて冷静に答える。

「恐らくだが、地下の焼却室が火災で崩壊しかかっているんだろう。それで焼却室の上の地面が陥没しかけていると言ったところか」

「陥没したら……どうなるんですか?」

「考えるまでもなく上にいる者はひとたまりもないだろうし、その瞬間に地下の炎が爆発的に勢いを増して、かなりの規模の爆炎が地上に吹き出すだろうな」

 『その時』は確実に近づいていた。だが、陥没地点の真上にいる清香はその場から逃げ出す気配を一切見せず、またこの灼熱地獄ゆえに榊原たちも彼女のいる場所まで近づく事ができない。千願寺の境内はこの世の地獄と化し、奥の本堂もすでに派手な火柱を上げている。もはやこうなってしまっては、榊原たちにできる事はもう何もないというのが実情だった。

「駄目だ、危ない! もっと離れろ!」

 榊原が鋭く叫び、一行は門からさらに離れて、寺の正面に広がる墓地の中央まで後退した。そして、改めて灼熱を放ち続ける千願寺の方を見やった……まさにその瞬間だった。

「あっ!」

 柊がそんな叫び声を上げた瞬間、燃え盛る寺の敷地そのものが大きく歪んだと同時に、激しい轟音と共に千願寺の地面が抜け落ちた。そしてその轟音に負けないほどの声で、悲しき殺人鬼の最後の狂笑が怨念のように響き渡る。

「アハハハハハハハハハハハハっ! ハハハハハハハハハハァァァァァァァァァァッ!」

 直後、灼熱の陽炎の向こうにかすかに見えていた美作清香の姿が車椅子ごと下に沈むように掻き消え、次の瞬間、炎上する千願寺そのものが奈落の底へと消え去った。そしてそれと入れ替わるように地面の下から激しい爆音とともに巨大な爆炎が噴き出し、かなり離れた位置にいたにもかかわらず、熱風と衝撃波が榊原たちに襲い掛かったのである。

「逃げろぉっ!」

 誰が叫んだのかはわからないが、その言葉にその場にいた全員が必死に爆心地から逃れようとした。襲い掛かる衝撃波で吹き飛ばされ、何人かは転びながらも、何とか全員が墓地を抜けて、森の中へと駆け込む事に成功した。そして改めて振り返ると、かつて千願寺があった場所は本物の火山のように地面から激しい炎が噴き出し、夕日が沈んですっかり暗くなった付近一帯をオレンジ色で染め上げていた。幸いというか何と言うか、陥没したのは千願寺の境内だけだったようだが、周囲の墓地にも飛び火しているのかあちこちで煙や炎が上がっており、放っておけば周囲の森にも延焼しかねない勢いである。

「消防に大規模火災発生を連絡! 急げ!」

 柊の叫びに、呆然とその様子を見ていた刑事の一人が我に返った様子で駆け出していき、他の刑事たちもすぐに自身ができる行動に移っていく。そんな刑事たちを尻目に、榊原と亜由美はぼんやりとした様子で炎上する千願寺跡を見つめていた。

「榊原さん……」

「……自らの業に飲み込まれたか。それとも……結局、今回も『蝉鳴』が『村の敵』を葬り去ったか」

 榊原の言葉に亜由美はハッとする。今回の一件で涼宮事件の関係者たちはほぼ清香に殺され、その清香も文字通り『地獄の業火』に焼かれて消えた。それは結果的に、村に害をもたらし続けてきた「人殺したち」が一掃されたとも取れる光景だった。

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