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第77話 おにぎり、デスゾー。勇者vsカメ

 定期高速船に乗って1時間。トーイットコの首都テヤンデの港に着いた。

 都市部はサンクの町のように近代化が進んでいる。一方で、昔ながらの住宅街には、瓦というものを屋根に乗せた木造建築の家が立ち並ぶ、オリエンタルな雰囲気がある町だ。


 中心街を歩いていると、おにぎり専門店を見つけた。ラップでくるまれたおにぎりがショーケースに並んでいる。

 店内には、おにぎりをあがめる歌『ビバ米玉(こめだま)』がBGMで流れている。

『あんなに焦がれたオカカさん

 ほかの具材の誘惑が

 王道シャケが鎮座する

 ウメのすっぱさ つばゴクリ

 不滅のコラボ ツナマヨだ

 何にしようか手が迷う

 それでもやっぱり僕オカカ

 手に取り感ぜよその重み

 これがおにぎり 米玉さ』

 曲が途切れることなくループしていると、買わなければならない気がしてくる。


 おにぎりの金額は、中身の具によって200モスルから300モスルだ。

 ノリが巻かれているもの、おぼろコンブでくるんであるもの。中の具はシャケ・タラコ・ツナマヨ・オカカなどスタンダードなものから、から揚げ・チーズ・コンビーフ・五目など、いろんな種類がある。どれも具だくさんで大きい。

 ペンギニアへのお土産用は、ドーナツを差し入れで買っていくのと同じ感じで、クグはとにかくいろんな種類を選んだ。

 小腹が減ったので、別会計で自分たちの分も1つずつ買った。


 おにぎりの買い出しも無事終え、せっかくテヤンデまで来たので少し町を見てまわることにした。

 町を歩きながら、おにぎりを頬張る。

「ツナマヨ、ヤベえ。悪魔の食べ物っす。一度この味を知ったら、ほかのモノが食えねえレベルの中毒性っす」

「私はダンゼン、シャケ派だ。シャケの塩加減とコメのバランスがスバラシイ」

 おにぎりはハンバーガーやサンドイッチに匹敵するファストフードだとクグは思った。


 メインストリートを歩いていると、ゼタが突然、指をさして言った。

「デスゾー本店があるっすよ!」

 見ると、ショッキングなピンク色で『デスゾー本店』と書かれた看板が、デカデカと掲げられているのが目に入った。


 100モスルショップ・デスゾー。何でも100モスルで買える雑貨屋だ。品揃えは、冒険に必要な小物から文具・日用品・生活雑貨・食品など多岐にわたる。

 この町が発祥らしい。キャッチコピーは『なんでも100モスルで死ぬほど安い! けど死なない!』。意味はわからないが、とにかく安そうだ。

 チェーン展開で世界展開し始めている。シュトジャネの町にも半年前に店ができた。

 クグの実家の道具屋タナカはシュトジャネの片隅でこぢんまりと営業しているのだが、デスゾーは中心街の大型商業施設のテナントに満を持してオープンした。売り場面積も広い。道具屋タナカがいくつ入るだろうか。

 道具屋タナカの営業を圧迫するいまいましい存在である。


「よく行くのか?」

「装備のカスタマイズ材料のワッペンとかスタッズも100モスルっすよ」

「そんな物まで取り扱っているのか」

「行ったことないんすか?」

「シュトジャネ店のオープン当初、ちょっとだけ見に行ったことがある」

「どうだったっすか?」

「買わないようにと思ったが、安いから思わず買ってしまった」

「実家に気が引けなかったんすか」

「だって『毛玉とれーる君』が100モスルだったんだぞ」

 装備の下に着るシャツは装備と擦れるせいか毛玉ができやすい。手でちぎるのは抵抗がありどうしようかと思っていたところだった。


 ここは本店なだけあり、テナントではなくロードサイド店だ。店の規模も他店より大きい。これが本場のデスゾーなのかとクグは圧倒された。

「見にいくしかないっしょ」

 ゼタは駆け足で店に入っていった。

 ついでだからクグも見てみることにした。ここなら父や兄に会うこともないだろう。いや、逆に見ておけば、実家の道具屋に応用できるヒントがあるかもしれない、という言い訳を考えながらクグは入店した。


 店内は圧倒的な商品数で、しかも全部が100モスルだ。

 体力と魔力が回復する栄養ドリンク『マホビタン・ダブル』の小瓶が売っているのを見つけた。

 いまどきは100モスルショップでも栄養ドリンクが買えるようだ。クグはついでだから買うことにした。


 悪霊よけのお守り『オニヤンダクン』。こちらは300モスル。効果は2時間ほどの使い切りタイプ。

 害虫忌避剤の悪霊版みたいなもので、オニの顔がプリントされたお守りだ。

 地獄の獄卒であるオニは、悪霊にとっては近寄りたくもない存在だ。なぜなら、成仏して地獄に行ったら、確実にお世話になる存在だからだ。

 地獄のオニがもつ魔力と似た魔力をまとうことで、悪霊が近づいてこなくなるという仕組みだ。

 ドコフクカーゼン号の捜索の際に使えそうなので、買っておくことにした。


 さらに店内をまわっていると、プーションの類似品のミニボトルが売られているのを見つけた。その名も『マチョウォーター』だ。『そのままでも、割ってアレンジしても。みんなうれしい飲みきりサイズ』とポップが踊る。デスゾーのプライベートブランド商品で、もちろんこれも1本100モスルだ。

 安売りの巨人がついに動いた。道具屋タナカはもうダメかもしれない。これがデスゾーの本気なのか。資本力という鋭いパンチがみぞおちにさく裂したような衝撃で、心の中のクグはよつん這いになり、うなだれた。力の差がありすぎだ。


 気がつくと、店を出たクグの手には大きなデスゾーの袋が握られていた。なんだかんだで3000モスルも使ってしまっていた。

 店から出てきたゼタは、両手に袋を持っている。

「いやー買った買った」

「買いすぎじゃないのか? 爆買いだな」

「戦闘とかしてると、装備のカスタマイズが取れちゃうんで、素材を買いだめしといたっす。あと、せっかくなんでいろいろ買ってたら、ついっす」


 デスゾーは価格破壊のモンスターだ。冒険者がモンスターと戦うように、個人商店はこれからの時代、こういう店と闘っていかなければいけない。

 ちなみに道具屋タナカでは、プロテインバーや、プロテインパウダー、筋トレグッズなどのスペースがどんどん増えてきているらしい。

 健康ブームにのって商品を筋トレグッズに絞ろうかと考えているようだ。血迷ったのだろうか。

 いやしかし、これからの時代、小さな商店は特定のテーマにとがっていかないと生き残りは難しい。何でも揃っているだけでは大型店舗に敵うわけがない。そう考えると冷静な判断なのかもしれない。家業を継ぐというのも、それはそれで大変なようだ。



 その後、テポトでグラチへ戻り、ペンギニア社へおにぎりを届けた。昼食に間に合ったようで職員の皆さんに喜んでもらえた。

 パートで雇っている貸しボート屋のおじさんには、話を通しておいてくれることになった。



 次は、グラチの中心街にあるピッツェリアへと向かう。キャサリンとの待ち合わせの場所だ。

 水路沿いのテラス席にキャサリンがいた。クグたちが席につくと、早速キャサリンは報告をはじめた。


 グラチにもブレッシング・スター教団の支部がある。

 メルシ支部が襲撃されたあとは何もないので落ち着いてきたのか、警備は減った。

 グラチ支部には司教メルクリヌスがいる。


 以前は、頻繁に人が出入りしていた時期があったようだ。

 金属か何かを運び込むところを近所の住人に目撃されていたこともあり、ミサに集まっているというよりも何かを作っているのではないか、というウワサが広まっている。

 どこの業者から何を仕入れているか調べたが、この町の業者はどこも教団と関わりがなくわからない。

 メルシでの襲撃があったころから信者の出入りは少なくなってきたらしい。

 最近は、部品を運び込むところを見た人はおらず、現在は何かを作っている作業をしているのかはわからない。


「武器か何かを作って、資金源にしている可能性があるということか?」

 クグは腕を組んで考えながら言った。

「業者が武器を買い取って、持ちだしているところを見た人がいないばかりか、近隣の武具を扱う店も教団との取引はないそうです」

「本部へ渡してマフィアに流すか、武器ではないものを作っているか」

「今のところ、本部が関係している可能性が高いです」

 キャサリンは冷静な分析をした。そして報告を続ける。


 そのほかには、先代勇者フォールズが乗り捨てたドコフクカーゼン号に、教団が祈りをささげようとしたことがあった。

 船に祈りをささげることで船が動きだし、神に選ばれた人だけが行くことができる新たな世界へといざなってくれる、ということらしい。

 しかし、誰も教団には船を貸そうとしない。

 ペンギニア社の対応は、力ずくで阻止するより、やらせて何も起きないほうがいいということで静観した。

 船を借りられなかった教団は、港から船に向かって儀式を行ったが、やはり何も起きなかった。

 教団関係者が言うには、「今はまだその時ではない」ということらしい。


「とにかく、マフィアとの関係や武器製造の可能性がある。深く調べるほど危険も伴うから気をつけるように」

 クグの言葉が届いていないのか、キャサリンは思い詰めたように下を向いて考え込んでいる。

 店員がジェラートを持ってくると、キャサリンは我に返っていつもの笑顔に戻った。


「ピザを食べたばっかりだが、まだ食べられるのか?」

「ジェラートは口に入れたら溶けてなくなるので、食べてないのと同じです」

「そういうものなのか?」

「そういうものなのです」

 キャサリンはそう言うと、ペロリとたいらげて満足げな表情を浮かべた。クグには、相変わらず胃が底なしの穴とつながっているとしか思えなかった。


 クグにはキャサリンについて少し気になるところがあった。

「ところで、根を詰めてやっているようだが、大丈夫か? 真面目というか、執念深いというか。何か問題でもあったら言ってくれ」

「あなたには関係ありません」

「これでも一応、勇者支援をやってきた。何か困ってることがあったら聞くぐらいならできる」

「興味本位で聞くのなら、話すだけムダです」

「もう少し肩の力を抜けよ」

「仕事が趣味のあなたに言われたくはありません」

「君も十分、頑固だぞ」

「お互いさまです。忙しいので、わたしはこれで」

 キャサリンは会計を済ませると、そそくさと店を出て行った。

 キャサリンの態度に、クグとゼタは顔を見合わるしかなかった。




 そのころ勇者モモガワ一行は。

 フォークジャンボリーをVIP席で堪能し、次に向かう町はダンケだ。ブンブンレンタロー・メルシ店でマクーターをレンタルし北へと進む。


 中間地点にあるタユタフ川まで来たところで、休憩することになった。

 しかし、モモガワはゆっくり休憩する仲間たちを尻目に、川岸でいそいそと服を脱ぎ水泳パンツ一丁になった。

 水泳の授業がある日は、朝から服の下に来てくる派だ。そして、水泳パンツは膝上までの長さの競泳タイプだ。本格的に泳ぐ派だ。

 メルシの町で川とモンスターの情報を聞いていたので、出発前にトイレで水着を着ておいたのだった。


「せっかく川に来たんだから、泳がないともったいなくね。ってか、みんな泳がないの?」


「毛が濡れると乾かすのメンドイ」

 イヌコマは泳ぎたくなかった。

「あったかい温泉はいいけど、川はつめたいからヤダ」

 サルミダは泳ぎたくなかった。

「わたしには泳ぐという行為の意味がわかりかねます」

 羽毛で浮いてしまうトリゴエには泳ぐという概念がなかった。


 みんなノリが悪いなー、とモモガワは思ったが、満喫しているのを見せつけてやろうと思い直した。

 ビート板を手に、勢いよく川に飛び込み泳ぎ始めたモモガワ。ビート板はなくても泳げるが、自然の川は流れが急に速くなったり急に深くなったりするので、安全第一を考えての装備だ。

 ちなみに、ビート板は両手装備専用だ。片手に1つずつ、計2つのビート板を装備することはできない。


「おーい。めっちゃ楽しいぜー」

 モモガワは川の中から仲間たちに向かって無邪気に声をかけた。

 しかし、仲間たちは和気あいあいとレジャーシートを敷く作業をしており、モモガワに関心がなさそうだ。


 ひとりで泳ぐモモガワは、川の中ほどにある大きな岩を見つけた。せっかくだから岩に登ってみた。

 一番上まで登ったモモガワは、ビート板を振りながら跳んだり跳ねたりして、仲間たちの気を引こうとした。

 しかし、仲間たちは木陰でランチタイムにはいっており、モモガワに気づく様子がない。


 モモガワは、ビート板にカタインをかけ岩をガシガシとたたいて音を出し、仲間たちの気を引こうとした。

 しかし、仲間たちは話に花が咲いているようで、モモガワに気づく様子がない。


 すると、モモガワのいる岩が急に動き出した。一方には尻尾のようなものが見える。反対側を見ると、巨大なカメの頭があった。モモガワはカメと目が合った。


 岩だと思っていたのは、巨大なカメの甲羅だった。「川には岩のように大きなカメのモンスター・ゲンブルがいる」とメルシの町で聞いていたのを忘れていた。

 ゲンブルが激しく動き、モモガワは甲羅から振り落とされた。


 落下するモモガワをゲンブルの衝撃波が襲う。

 モモガワはとっさの判断で手に持っていたビート板にハンゲルスをかけ、盾のように体の前に構えた。

 しかし、しょせんはただのビート板。カタインとハンゲルスの効果もむなしく、衝撃波を防ぎきれずビート板と水泳パンツが粉々に弾け飛んだ。

 防ぎきれなかった衝撃波をくらい、川に落ちたモモガワ。ビート板は弾け飛んだものの、威力は軽減できたので幸い大きなダメージにはならなかった。戦闘態勢を整えるためバタフライで岸へ向かった。

 異変を察知した仲間たちが川岸に駆けつけ、ゲンブルに応戦した。


 いったん仲間たちに戦闘を任せ、モモガワは脱ぎ散らかした服がある所まで来ると、衝撃波をくらったせいででヒリヒリする体をゆっくり丁寧に拭き、髪の毛もキューティクルが痛まないよう丁寧に拭いた。

 背後で激戦の音が聞こえる。早くしないと自分の見せ場のないまま戦闘が終わってしまうと思ったモモガワは、急いで靴下を履いた。ピンク色のお気に入りの靴下だ。


 激しい戦闘音が気になったモモガワはふと振り返ると、仲間が苦戦している様子が見えた。武器の攻撃も、魔法の攻撃も、硬い甲羅によってはじかれてしまっている。そして、ゲンブルの攻撃は容赦ない。


 仲間のピンチに焦ったモモガワは、まだ靴下しか履いていないが意を決してマクーターに向かってダッシュした。石が足の裏に当たって足つぼマットかと思うくらいの激痛が走る。めっちゃ足の裏が痛いのでダッシュするのをやめ、ゆっくり移動した。


 ノーヘル全裸靴下でマクーターに飛び乗ったモモガワは、ゲンブルに向かって勢いよく発進した。……まではよかったが、武器も何も持っていないことに気がついた。


 引き返そうかと思ったモモガワ。

「そのままおとにりなってくれ!」

 イヌコマから言われ戻るに戻れなくなったモモガワは、ゲンブルの周りを全裸靴下のままブンブンと飛んだ。


 全裸で風を切ると体が徐々に冷えてきて体力がもちそうにない。慌てていたので、パンツではなく靴下から履いてしまったことをモモガワはは後悔した。


 時間をかけていられないので、いっきに決着をつけよう思ったモモガワは立ち乗りになる。

「ターボ出力全開!」

 本気モードだ。残像して見えるほどの速度でゲンブルを翻弄するノーヘル全裸靴下マクーターのモモガワ。


 このマクーターは、実は物資課からレンタル屋を通して貸し出されたものだ。モモガワの能力に合わせてピーキーにカスタマイズされた特別仕様車だ。しかし、ノーヘル全裸靴下のモモガワはそんなことなど知る由もない。

 そして、仲間たちからはモモガワのぷりっケツが残像して乱舞する景色になっていることも、モモガワは知る由もない。


 マクーターに乗り残像するノーヘル全裸靴下のモモガワが、ゲンブルを360度取り囲む。ゲンブルはうろたえて身動きできない。

 モモガワはノーヘル全裸靴下立ち乗りのまま「めっちゃ体が冷えてきたから、戦闘が早く終わりますように」と思いながら『勇者の祈り』をした。天から降り注いだ光がゲンブルに直撃した。


 光が消えると、モモガワはスピードを落とし川岸へと戻った。

 光を浴びたゲンブルは急におとなしくなり、川岸に上がるとおもむろに穴を掘りだした。そして、穴に卵を産みだした。ゲンブルはメスだった。

 モモガワと仲間たちは、巨大なカメの産卵という神秘的な光景に見とれた。

 卵を産み終えたゲンブルは、光の粒となって消えていった。


 たくさんの卵の中にキラリと光るものが見えた。

 手のひらくらいの大きさの楕円形で、クリスタルカット加工がされたような形をしており、透き通った薄茶色に輝いている。土のドンナモンドだ。

 モモガワは土のドンナモンドを手に入れた。全裸靴下のまま、ドンナモンドを手にした右手を頭上に掲げ喜びを表現した。


 後日、ノーヘル、立ち乗り、全裸靴下股関モザイク処理、『勇者の祈り』ながらマクーター運転でゲンブルを倒す動画が『ガンバレ勇者さん』にアップされた。もちろん、残像するモモガワ1体1体にも股間モザイク処理が施されている。

 動画には、『勇者だからできる乗り方です。よい子はマネをしないでね』とテロップが挿入された。

 しかし、ルールに厳しい人たちと小さいお子さまの保護者の方々から、「勇者だからといってノーヘルが許されると思うな」「子どもの教育に良くない」「勇者のくせに全裸で戦うな」などと大量のクレームが書き込まれた。

 一方で「世界平和のためならノーヘルだろうが全裸だろうが関係ねぇ」「全裸でも倒せるなんてスゲー!」「勇者はアソコがモザイク処理されててもイケてる」「カメの産卵にめっちゃ感動した!」などの称賛のコメントも相次いだ。

 やはり勇者は一挙手一投足に良くも悪くも注目が集まるものだ。




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