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時空刑務所  作者: コバマ小統領
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ジュリアナ東京

「タイムマシーンの中って真っ暗なんだ」

「某国民的アニメでは時計みたいなやつが書かれてたけどね」

二人が時空間についてのの文句を言うと、信子がこう説明した

「実は時空間は 三次元世界で定義されている光速を超えるスピードで移動しているの だから音や光といったものはすべて見えないことになってるわ」

「光速を超えてるってことはこの空間では相対性理論が通用しないってこと?」

「うん」「だけど二十四世紀にもなるとアインシュタインの一般相対論はほぼ無意味なものになってるわ 誰かさんが光速や時空間を超える方法を思いついたからね」

「誰が」

「それは禁則事項」

どうしてタイムトラベラーはこのフレーズが好きなんだ 禁則事項じゃなくてこれは言えないとか代わりになる言葉はいくらでもあると思うのに

そうこう行ってる間に1992年に付いた


「えーと、ここが1992年の世界だね お疲れ様」

「ここどこ?」

「ここは北緯35.655179 東経139.759436 現在の住所で東京都港区海岸1丁目の4」

「だからどこだよ」

「浜松町の芝離宮公園」

最初からそういえよポンコツロボ

「でジュリアナ東京はどこにあんの?」

「ちと調べよ」

五条が携帯を取り出してマップを確認しようとしたすると信子が

「ノーノーノーノー ダメよ~ダメダメ! この時代のひとに携帯電話みせたらどうなるかわからないわ おったまげて 腰まげられるかもよ」

「たしかにそうだな」

てかこのポンコツロボギャグ寒すぎ せっかく美人なのに勿体無い 天は二物を与えないとはこのことか

「それじゃあコンビニで地図を見よう」

こうして僕たちは国道を田町方面へ歩いていった

「コンビニなんかどこにもないじゃないか」

「それじゃあ周りの人に聞こう」

「すみませーん ジュリアナ東京ってどこにありますか」

「あそこはあんたらみたいなガキがいくとこちゃうわい」

「だから教えて下さいって」

「そこの角を右だよ ったくバブルのこのご時世中学生までディスコにいくのかい」

「ありがとうございます」

「そうそう、そこのねーちゃん こうみえても俺もとボディビルダーなんだ よかったらわしの筋肉見ていくかい?」

「信子さん いこう」

どこの時代にもエロジジイは存在するもんだな


こうして二人はジュリアナ東京にたどりついた

「そういえばここって服装チェックがあるんだよね? 俺らみたいな男子中学生は絶対入れないよな」

「そこはご安心を」

すると突然信子はスカートの中に手を入れて何かを取り出した

おい信子そんなことすんなよ この作品がエロ小説認定されちまうだろ

「テレレテッテテッテテー きせかえカメラとビッグライト!」

信子はきせかえカメラに何かの絵を入れた

「タカヒロ服はスーツでいいわよね?」

「はい」

「クソインキャ あんたはふんどしだけでいいわよね?」

「俺は力士かよ」

パシャ! シャッター音が響いた

するとふたりの服はスーツへと変貌をとげた

「五条 お前本当にふんどし一丁じゃないか 笑笑」

「いやーん! って嘘なんかい このチビめ 私の必殺技を見せてやる

黒より黒く闇より暗き漆黒に我が深紅の混淆を望みたもう。覚醒のとき来たれり。無謬の境界に落ちし理。無行の歪みとなりて現出せよ!踊れ踊れ踊れ、我が力の奔流に望むは崩壊なり。並ぶ者なき崩壊なり。万象等しく灰塵に帰し、深淵より来たれ!これが人類最大の威力の攻撃手段、これこそが究極の攻撃魔法 本気のデコピン!」

「よしよし かわいそうな五条君 こんなに中二病をこじらせちゃって」

気付けば周りの人がみんな五条をみてた かわいそうな五条君

みんなは中二病をこじらせないように注意してね

その後、ビッグライトを浴びて大人の体を手に入れた二人と人形の残念な美人ロボットは服装チェックへと向かった

「えーっと みんなオッケー! 通れ」

(それにしてもあの青髪の人美人だなー)

(なんだろう、日本人の顔立ちじゃないね ロシアとかのハーフかなんかかな)

服装チェックのおっさんふたりがつぶやいてた

そして二人はディスコの中に着いた

そこには1メートルを超える高いお立ち台の上にワンレンボディコンの女性たちが扇子を手に持ちパンツお立ち台の下の男たちに見られようがお構いなしに曲に合わせて踊ってた  

言っておくがこれは平成初期の実際の様子で フィクションでもなんでもない

「すげーな オイ」

「しかも結構みんな美人じゃね?」

「しかもよくわからん音楽が流れててうるさい よく耳壊さないよな」

「それを雨雨不愉快に変えるのがお前の仕事だろ」

「そーだっけ?」

「忘れんな希ガス お前CD持ってるだろ 変えてこい」

タカヒロはDJに訪ねた

「すみません、次この曲流してもいいですか?」

「えーと なんだこれ はあはらかい? それはどんな曲なんだ?」

「大野綾さんという歌手が歌ってます」

「で そいつはどんな人なんだ?」

(アニソン歌手とか言っても通じなそうだもんな そうだ、秋野目洋子の後輩とでも言っとこう)

「秋野目洋子と同じダウンジングプロダクションの後輩です よくダンスを踊ってます あまり知名度がないけど僕たちは彼女のファンで知名度を上げたいと思ってます 選曲お願いします」

「わかった」

「ありがとうございます!」

こうしてジュリアナ東京でcant unko thisとかいう曲のあとに流れることとなった

(さあみんなどんな反応してくれるんだろう)

なぞなぞ みたいに 地球儀をときあかしたら......

大野綾 ていうか京宮ソンヒの声がジュリアナ東京のミラーボールから流れた


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