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新しくも古い世界
世の中は、不条理に世界を変えていきみんながそれに追い付こうとする。
AI革命ののち俺の世代は過去稀に見る就職氷河期が訪れ、若者の労働力はあまり必要とされなくなった。
俺も、そのクチの一人だ
世界に雇用がさほど必要とされなくなった世の中、人類は自分で他人の首を絞め始めた。
富を得れるのはほんの一握り、冷徹が世界を覆っていた
そんな中でも俺は、社会が悪いだとか、政治が悪いだとか、親が悪いだとか言って他人のせいにして生き抜いてきた。
べ、別に、逃げているわけではない.........そう思いたい
これは、そんな卑屈な男の物語。