猪名川編 20141124
前回尼崎をスタートしてのゴール地点、その翌日にJR北伊丹駅(福知山線)へ降り立つ。(14:21)
ここからは猪名川が兵庫県との境となるため、兵庫県側の河川敷を北上する。私は川原の雰囲気がなぜか好きである。できれば川原の近くのマイホームで、堤防をジョギングしたり、愛犬の首輪をはずして遊んだりしたかったが、ジョギングもしないし、犬も飼ってない。
休日の河川敷は公園があったり、グラウンドがあったり、なぜかのんびり見て取れるのである。
しばらく進むと対岸には五月山(大阪府池田市)の紅葉が現れる。この大阪府境企画の前には、大阪50山踏破というのがあった。五月山も大阪山岳連盟がその中に選出していて、ドライブウェイを車で上がり、三角点だけ踏んだことがある。
これから大阪府境を歩くにあたり、その府境にある大阪50山(数えると丁度半分25山)は再び登頂ということになる。
河川敷を歩くと、猪名川を渡る道路や鉄道の橋をくぐることができる。阪急電鉄宝塚線“川西能勢口”駅から、ローカル私鉄“能勢電鉄”が山に向かって走っているが、その線路と併走するように北に北に。能勢電鉄は“鼓滝”駅の手前で猪名川を渡り大阪府に入る。ただ駅の手前でまた兵庫県に跨ぐ。そう、府境ラインもここで猪名川を離れるのだ。ここまで来ると大河だった川幅も狭くなり、水も泳げるくらいきれいになる。その川の中の石に奇妙な光景を見た。鳥の鵜が50羽くらい休んでいるのだ。野性の川鵜なのであろうか、どうしてこんなところにと思ったのだ。
次に先の渡れる橋を渡り、能勢街道となる国道173号線を再度府境へと戻るのである。(16:22)晩秋で日も暮れるであろうこの時間、駅も近かったがもう少し進むことにした。
大阪府池田市古江町と兵庫県川西市鼓が滝の混在する丘の上の住宅地、大阪ナンバーと神戸ナンバーの自家用車を交互に見る感じとなる。国道から1kmほどラインを辿り、鼓が滝地域の住宅街を駅に降りる。(17:23)
距離10.5km