河川敷編 20141123
海から始まり海で終わる。それがこの企画となる。
まずは兵庫県境を北上するべく、阪神電車尼崎駅より阪神バスで“クリーンセンター第2工場”バス停で降りる。スタートが遅く11:30である。
大阪府境は中島川であり、その外面(右岸)の堤防を歩き出す。地図でみると河口は200mほどであり、対岸となる大阪府(大阪市西淀川区)を意識する。
阪神高速湾岸線、阪神高速神戸線、国道43号線、阪神電鉄なんば線、阪神電鉄本線と大阪-神戸を結ぶ動脈の橋げたをくぐると、中島川は左門殿川となり神埼川に合流する。ただ、遡っているので実際は神埼川から左門殿川に分流しているのである。
さらに神埼川を辿り、JR東海道線をくぐると、猪名川が合流してくる。国道41号線に出て、一度神崎橋を渡り境界線を渡る。
神埼川左岸(大阪市)を進み次に大豊橋を渡る。ここの川沿いの道路は歩道も無く、幹線道路の迂回路となっているのか交通量も多く危ない。大豊橋を渡った神埼川の北側より、豊中市となる。
尼崎市の戸ノ内町を細い旧猪名川沿いに北上すると今度は阪急電鉄神戸線に出くわす。一度線路をくぐったが、その先は尼崎市の北部浄化センター(いわゆる下水処理場)となり、川沿いに進めず大きく迂回することとなった。次に名神高速をくぐり、猪名川河川敷に出る。基本は猪名川が大阪-兵庫の府県境となるのだが、豊中市利倉西地区が川の西側に張り出しているので猪名川を渡る。幹線道路(内環状線)に出て、空腹を覚えたので、ラーメン屋に寄った。15:30頃
豊中市利倉西と尼崎市東園田の住宅街であるが、長さ500mくらいで幅10m程度の小高い樹林帯があり、道路歩きに飽きていたので踏み入れてみた。その尾根にはかつての遊歩道らしきものもあったが、遺跡か何かであろうか。
猪名川公園を縦断すると園田競馬場(地方競馬)に出る。府県境は猪名川を横断しているが、橋も無いので猪名川橋まで堤防道路を進む。対岸を境まで戻り北上しようとするも、豊中市伊丹市クリーンセンター(今度はゴミ処理場)の敷地となりこれも兵庫県側にまわりこむことになる。
すでに夕闇もせまり、大阪国際空港(伊丹空港)に出る。府県境は空港を横断しているが、辿ることができるはずもなく、伊丹市(兵庫県)側を行く。伊丹スカイパークなる公園があり、生駒山より空港に着陸する飛行機を撮影するマニアが三脚を連立させている。
離陸する飛行機の下をくぐり、本日のゴールとしたJR北伊丹駅(福知山線)まで歩いたが、スマートフォンのGPS記録が空港付近で途絶えている。空港管制の機器か何かが妨害でもしてたのだろうか。
“山旅ロガー”の記録をヤフーの“ルートラボ”に投稿しているが、記録が切れていて残念である。
距離約23km