3章15節 傭兵
久々に某 一人称視点サンドボックスゲームやりたくなってきました。
あの会社って今はマイクロソフトに買収されたんでしたっけ?
もう1つの作品「メモリー」も今週中に2話分投稿する予定です。明日やります。
昼食を取り必要な日常品も買い終えたので、以前村の人に言われた通り、武器に魔術を編み込みに行こうと魔術師の下へ行くことになった。
「ところでユニ、魔術を編み込むってのはどんなもんなんだ?」
「えー、前にも説明しませんでしたっけ・・・?あれですよ、エンチェイントをつけた武器で攻撃すると、そこが凍ったり燃えたり普段より大きい力で攻撃できたり、あと鎧につけるなら透明化できたり、まぁいろいろと・・」
「エンチェイントって・・・・ゲームかよ・・・」
「ん?今何か言いました?」
「あっ、あぁいや独り言だ気にするな。」
やはり実は裏で元の世界の人が動かしてたり・・・
まぁ実際そこまでの科学技術も発展していないはずだし有得ないわけだがな。
そういや、この短剣にもなんか持ち主の素質だか力だか何だかに応じて剣も強くなるだの何だの・・・いまいち曖昧だが、おかま隊長も言ってたな・・あれとエンチェイントは何が違うのだろうか。
「ヨウヘイさーん着きましたよ。」
「お・・・おう。なんというか、普通に豪華な家だな。」
「どんなの想像してました?」
「いや、魔術師というと何か、紫を基調とした妖しげな雰囲気の・・・」
「それ占い師ですよ・・それに占い師なんて一種の娯楽程度に扱われて、実際に信用してる人なんかいませんよ。」
「そもそも実際に魔法使いがいるのに占い師なんか需要があるのかが疑問点だが・・」
「だから娯楽なんですよ。私にとっては何が楽しいのかわからないんですけどね・・・・話戻しますよ、魔術師は普通は占い師と違って自分の店を持ちませんよ。魔法使いもですね。しいて言えば図書館管理くらいです。それ以外は国や地主、貴族など権力のある家に雇われてますよ。それか剣士や騎士などの人が経営してる民間の軍隊にくらいしか」
「なぁ今なんて言った?」
「え?いやですから、魔術師は自分の店を持たないと」
「違うその後だ。剣士や騎士の、何?」
「民間の、雇われた軍隊に・・」
「それはどこにある?」
「ですから、この国にある一番大きい民間軍隊の拠点がここですよ。王国直属の魔術師はエンチェイントの技術教育を履修していないので、恐らくこの辺りで一番技術があるといわれてる魔術師がいるのもここです。」
「そうか。わかった。ユニ、シル、今時間あるか?まず、ここによる前に物を取りに一旦城へ戻りたい。」
「えぇ!結構遠いですよ!いや・・時間は十分にありますが・・疲れないですか?」
「何なら二人はここで待っててくれていい。行き方さえ教えてくれれば俺が取ってくる。」
「いや、私たちも行きます、というか私は魔法の効果で自分自身なら疲れなくすることはできますし、シルさんはまぁいいですし、」
「え、ちょっと俺になんかひどくない?ユニちゃんねぇ、俺も疲れないから大丈夫だけどさぁ。」
「そうか。なら一度戻るぞ。」
本当は民間軍事会社と呼びたかったのですが、会社という概念(似たものは登場します。)や事業としての軍隊という概念(こちらも似たようなものは登場します。)が無いので使うのをやめます、が後に出てくる予定です。
まぁ、理由はもちろんヨウヘイが色々とやるわけですが、そこは恐らくずっと先でしょう。