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緋翠  作者: 夏鈴
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眠れる美女は

透き通る青い海のどこかに、その場所はあった。

洞窟の中には、溶けることのない氷の中に、一人の女性が眠っていた。


日だまりの用な金色の髪に、閉じられた瞳の色はわからないが・・・。


眠れる美女は、かつて、この世界にその名を、轟かせた女性だった。


聖女とかそういう清楚なイメージではなく、凛としたイメージでありがら、女海賊『ディアナ』としてたが・・・。


彼女もまた『青いバラ』を探し求めていた

一人である。



『青いバラ』を探すなかで、ディアナは、自分がどうしてこの世界に生を受けたのかを、知ることになる。






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