第六物語 「goalマジかにあのモンスター」
すいませんんんんんんんんんんしたああ!
諸事情で投稿が遅れてしまい!
専願入試の今日に投稿した次第です!
えっと~、
それと書き方を変えてみてはどうですか?
と、言われたので書き方を変えてみました。
ご迷惑をおかけします。
読みにくかったら、言ってください。
では~
黒石さんの一分間小話~。コバやし~。いぇえい!
今日も空が青いじぇ~。
宮廷の中からは、空なんか見えないけど…。
つまり、本当は白い!にゃはは!
え?何でこんな下らない事をしてるのかって?
決まってるじゃん!
現実逃避だよぉおお!!
何ですか?何でですか?何なんですか!
俺、役立たずなんだもん
正直言って、要らないんだもん!
あれだよ。才能有るものは、自分の才能を自覚するべきなんだよ!
劣等感処じゃないよ!
それでも、守りたい物があるんだよ!
でも、どうしようもないことも有るんだよ!
具体的には………、
スノーウルフ(仮)が現れた!
雪の様に白い狼が現れた。
なので、命名スノーウルフ(仮)
鋭い牙を持ち人が四つん這いになったのを一回り小さくした感じの大きさである。
その狼は、二匹で行動していて、俺達をみつけると獲物と見なしたのか勢い良く走りながら向かってきた。
一匹が俺に向かって狙いを定めて飛びかかってきた。
ジャンピングである。
狙いは首筋。
野生の本能のまま飛び掛かってきた狼に若干ビビりつつも冷静にトンファーを 呼び出し左の方で歯を受け止める。
勢いがあったからか、手の方に衝撃がきたものの、たいしてバランスを崩さず右手を振りかぶる。
今、狼は口の中にトンファーを無理やり入れられ、骨を頬張る犬の様な姿になっている。
「意気がるなよ!いぬっころ!」
そう言って、振りかぶった腕を下からアッパーの要領で振り上げればトンファーの先端が狼の顎にクリーンヒット!
骨は折れはしないものの、ヒビくらい入ったか?
グオャン!と意味不明な鳴き声を上げながら距離をとる狼。
ふ、無様だな!
あれ、口に突っ込んだからトンファーの一部べちゃっとしてる!?
ぐっ、まぁいいや…。
マリ姉は………………。
「あら、まだ倒してないの?ユウちゃん?」
マリ姉の前には狼の毛皮と思われるアイテムだけが、存在していた。
「このモンスター達倒れたらアイテムだけ残して消えるみたいよ?さっきのスライムの残骸もアイテムだったみたいね…」
へぇ~。
成程、倒したモンスターは消えてしまい、アイテムだけ残るのか…。
じゃなくて!
なにその早さ…?
嘘だよね?
何でそんな簡単に終わってるの?
「マリ姉?」
「何かしらユウちゃん?あ、あと何で手を抜いてるのよ?」
これでも、全力ですけど!?
マリ姉はまた閃光の様な速さで鞭を振るう。
バシン!と大きな音が三度響く。
振り返ると、真っ白な毛皮だけ残されていた。
《真っ白な毛皮》
「……………………」
とか…、
次に出てきたのは、薄緑色の蛇である。
三匹の蛇の動体がくっついていてお腹が丸く大きくなっている。
尻尾は一本である。
ケルベロスの蛇版とでも、言えばいいのだろうか?
ケルベナーガ(仮)と名付けよう!
ネーミングセンスは皆無だが、てきとうで良いんだよ。てきとうで。
そっちの方がやりやすい~。
そいつが三びき!
さぁ!
いざバトル!
パーン!パーン!バーン!
ひときわ高い鞭の音が三度響いた………。
………………。
《蛇の鱗》?を手に入れた………。
……………………。
次に現れたのは、白の骨の騎士で手にはりょ、『ボキン!』うて……に『バキン!』りょ…、うて…に…剣を………《白い骨》を手に入れた…。
……………………。
……………………。
……………………。
うん。取り敢えず…ね?
工エエエエエエ
なにそれ?
なんて、チートだよ!
いや、確かによ?確かにこのダンジョンは能力なんか持ってない異世界から来た奴とかじゃないと入れない仕組みだよ?
だからさ、モンスターは能力なしの一般的なピーポーでも頑張れば倒せるレベルだよ?
でも、でもさ…。
一撃や二撃で葬りさるって、無くない?
鍛えてない奴より全然動けるとかじゃなくて…、そのレベル?
反則だろ…。
こんなん見せ付けられたら、力の差で落ち込むわ!
と、言うことなのである。
いや、落ち込みもするっしょ…。
マジで…。
逆にね?
どうしろと?
「なぁ…マリ姉?」
「何かしらユウちゃん?」
「自分が凄いって気付いてる?」
「ええ」
「気付いてたの!?」
確信犯だったのかよ!
えぇ!?
「じゃあ、何で俺が弱いのを気付かないふりしてたんだよ!」
「主にノリで」
「ノリかい!?」
最悪じゃねぇか!
つうか、その場の雰囲気だけで物事を進めるな!
「だって~」
「だって、じゃない!」
「だぁっ~てぇ~」
「可愛く言っても………うん。いいや!」
あ~、可愛い!許しちゃう!
我ながらテキトウだった。
いや、だって可愛いかったから…。
ほら、良く言うじゃん…。
可愛いは正義だって…。
「マリ姉、ギュットして良い~」
「だぁ~め!」
可愛い!駄目だ。俺の理性が堪えきれない!
「ギュー!」
「キャッ♪」
思わず、抱き締めてしまっていた…。
こら、そこ!
110番通報しない!
俺とマリ姉には良くあることだから!
「もぉ~、駄目って言ったじゃないの…」
そう言っているが、まんざらでもない表情である。
軽く握り返してくれてるし。
おい。そこ!
砂糖を吐くのはやめなさい!
作者お酢割りジュースを店で噴いたんだからね!【事実】
「よしよし~」
「ふぁ?ユウちゃん?止めなさい……」
俺はマリ姉の頭を撫でていた。
「え~?どうしよっかな~?」
思わず苛めたくなってしまう。
先程の仕返し…。
俺の特技は頭をなでる。
通称《[ 相手の心を掴む右手]》である。
いや、格好良く言ってみたけど、実際ただのナデナデだけどね?
何故か頭のツボを的確に抑えていて、尚且つ手触りが気持ち良くて、手の使いが上手く気分を誘導し逃げれないらしい。
いや、黒石さんに自覚ないよ?
ただ、眠れない子や良い子にしてあげるだけだし。
いや、今は別の意味でしてるのだが…。
マリ姉はにやけそうな口元をひきつらせ、必死にいつも道理を装おうとする。
いや、まぁ出来てないのだが…。
いつも、クールなマリ姉はどうやら自分が甘える姿を余り見られたくないらしい。
俺の魔の手?から逃れようとするがどうも体は言うことを聞かないらしい。
ところで、微妙に顔が火照ってきて、目がトロンとしてるのは何故だろうね?
気のせいかな?
でも可愛いからいいや。気にしない。
表情を必死に保とうとするマリ姉。
うん。いじめたい。
「さぁ、マリ姉。素直になって良いんだよ?」
俺、何やってるんだ?
「なんの…ふぇ……ことかしらねぇ?ふっあ……んっ!」
あれ、なんでマリ姉が色気を含んだ声出してんだろうね?
女性の頭の上をなでても何もないよね?
「とぼけても無駄だよ?はら、気持ちいいって言ってごらん?」
なんか、セリフだけ聞いたら危ない人。俺。
俺は、何言ってんだろうね?うん。
俺も分からん。
止められない。止まらない。か~っぱえ○せん!
「んっ…、そんな…こと…あ!、…ふみゅ…無いわよ…ん!」
「本当に?」
そう言って、もっと聞きたくて強く撫でてみる。
チェックメイトだ!
何をしてるんだろうね?
何がチェックメイト何だよ!俺の人生か!?
「あぅ…!……う…s……す…」
「良く聞こえないなぁ~?もう一度言ってごらん?」
最早、超悪役…。
最悪!誰か俺の暴走止めて?
「は、はひぃ…ふぅん!…あぅ~…嘘…、です………っん!」
「良くできました~。よ~しよ~し」
「ふみゅう~」
普段は見れない劇レアのマリ姉の甘え顔。
可愛すぎるぅう!!
お持ち帰りしていい?
テイクアウトOK?
取り敢えず、これ以上やると俺の理性が飛びそうなので、手を外してみる。
いや、人生の道は踏み外したけどさ?
「あぁ…!もっt………………っ!」
あれ?
気のせいかな?
一瞬だけ名残惜しそうな顔をしたマリ姉も、今では直ぐにうつむきプルプル震えている様な気がする…。
後ろに覇気をまとって…。
しばらくすると、震えは収まったが一向に破棄が消える事はない。
どうやら、怒ってらっしゃる。
うん。気のせいじゃないわ!
だって、俺悪いんだもん!人生のレール踏み外したんだもん!
「ユウちゃん♪」
ものすごい笑顔でそう言ってくるマリ姉………。
さっきの可愛いらしい笑顔は見る影もない。恐怖ナウ。
うん。あれだよ。オワタ。
俺は過ちを犯した。
ピシーン!
あれ、気のせいかな?
鞭の音が聞こえてくる。
そして、黒い笑顔と覇気を纏ったマリ姉はこう言ったのだった。
「物理的に忘れさせて、あ・げ・る♪」
俺はダッシュしていた。
もう、本能が命令してたね。
逃げろと。
逃げなければ死んでいただろう。
そして、逃げ続ける俺。
ものすごいスピードで追いかけるマリ姉。
あれ、追い付かれる。
マリ姉の手が届いた。
届いてしまった…。
神は死んだ…。
そして、死の宣告を放とうとして口を動かしたのかと思っていたら全然違った。
「危ない!ユウちゃん!」
そう言って、俺を引っ張るマリ姉。
バキャッ!
そんな、音と共に俺の元居た場所の床が粉々になった…。
そこにいたのはレンガで出来たゴーレムだった。
「はぁ!?」
今までと比べものにならないくらいデカイ。
四メートルくらいか?
「どうやら、私の楽しかった時間を邪魔したいようね?良いわ!かかって来なさい!」
あ、久々にマリ姉キレた…。
もぅ、駄目だ。手がつけらんねぇ…。
あれ?ゴーレムの後ろにあんのゴールの扉じゃん!
あれに入ればゴーレム無視して良いじゃん!
じゃあ、逃げても良くね?
「マリ姉?逃げるのはなし?」
「何言ってるのよ?前も言ったけど、私に逃げると言う選択肢はないわ!」
ですよね~。
「私の(ナデナデの)邪魔をしたのは罪が重いわよ?」
マリ姉…。まさか、お仕置きの邪魔をされたのを怒ってるのか?
くっ、一体どんな恐ろしい事を考えていたんだ…。
「後でユウちゃん調教ね…」ボソ
「何小声で怖いこと言ってるの!?」
スッゴい驚きだ。いったい俺が何をした?【気付かない馬鹿】
マリ姉は、右手を上から下へと降り下ろす。
パン!
その動きに鞭が連動して、ゴーレムに攻撃を与えたが…、傷1つついちゃいない…。
「厄介ね…」
「ホントにね…」
マリ姉の攻撃が効いてない…。
前代未聞だ。
ゴーレムはこちらに向かって来るが…、遅い…。
やっぱ、これ…、こいつスルーが正解だよね?
倒さなくて良いよね?
「ねぇ?マリ姉?」
「分かってるでしょ?」
「へいへい…」
どうやら、我が姫は我が儘で我が道を突き進みたいらしい…。
で、どうすんだろう?
「時間を稼いでくれないかしら?」
「分かりましたぜ。お姫様!」
俺は即答した。
だって、俺がマリ姉の頼みを断るわけないじゃん!
手にトンファーを 呼び出し、ゴーレムの懐に飛び込む。
「さぁ、僕の本気みしてやる!」
右のトンファーの先端をゴーレムに叩き付け、その勢いのまま半回転し、右足で蹴りをかます。
ガキッ!ゴッ!と音が続く。
蹴りの反動を利用して三歩後ろに下がる。
そこに、ゴーレムの横薙ぎが入ったのだった。
「お見通しな!」
トンファーを指輪に 戻し、槍を持ちゴーレムに突きをかましゴーレムの右に飛び込む。
それにより、両手を合わせる様に俺を潰しにかかっていたレンガの手を叩く攻撃をかわす事ができた。
まだまだ!
飛び込んだままヌンチャクを呼び出し、回しながら一撃、着地し振り返りながらもう一撃。
ゴーレムはこちらに振り返ろうとガガガと音を立てる。
「遅い!」
俺が次に 呼び出したのは、モーニングスター。
刺鉄球を鎖で持ち手と繋いだ奴だ。
ただし、うまく振ることは出来ないので空中に呼び出したのをそのまま手にとり、足で踏ん張りながらハンマー投げの要領でぶち当てる。
この攻撃は流石に効いたようでよろめきながらもゴーレムが後ろに後ずさる。
流石に持てないので、モーニングスターを消して、再びトンファーを出した。
「うぉおお!」
よろめくゴーレムに思いっきり踏み込み、トンファーの先端の突きを五連激でかます。
ピシッ!
そんな音がこの場に響いた。
それは、ゴーレムの表面が割れる音だった。
「ざまぁ…」
しかし、ゴーレムはまだ動いてる。
その両拳を絡め上から叩き付けるように降り下ろした。
回避不可。
バキャア!!
「ユウちゃん!?」
嫌な破壊音とマリナの驚きだけが通路に響くのだった…。
どうでしたか?
本当にすいませんでした。
深くお詫びします。
今回の話について
作者は別にゴーレムが好きなわけではありません!
たまたま有名モンスターだったからです。
取りあえず裏設定。
主人公が指輪の中身を知っていたり、出し直しが上手いのは寝る前に一人で徹夜練習してたからです。
主人公が投げ捨てている武器は実はちゃっかし指輪に戻っています。
さて、
言わなければならないことは言いました!
問題児たちが異世界からくるようですよ?
めっちゃおもしろい!
個人的に超好き!
これから買いに行ってきます!
というのは置いといて、
すいません。
これから不定期更新になっちゃいそうです…。
皆様に深くお詫びします。
さて、
次回の予告ですがゴーレムとのバトル。
まりなさんとのラブと伏線的シリアスをお送りします。
ではでは~