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If start story (イフ・スタート・ストーリー) ~ボッチな問題児は異世界で大暴れするようですよ?~  作者: 過ち凪
短編章 「An happy story」~俺とbestfriendとの馴れ初め話~
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短編物語 「とある春休みの喧嘩騒動」 終編

「よくも、仲間達を!」


完全に油断した。


そういや、三人組だって言ってたな…。


「ゲホッ……」


ズキズキと肩が痛む。


かなりヤバイかも知れない…。


「こっちが穏便にすませてやろうと思ってたらよ!」


ゲシッ!


「グッ!」


片膝をついて倒れれている所に、腹に蹴りを入れられる。


「ユウト!」


井坂ちゃんの叫びが聞こえる、あぁ、心配させちまってるな…。


そんな事を思うと、何だか自身が座り込んでいるのが、とてつも無くムカついて…。


足に力を込めて、何とかフラフラと立ち上がる…。


だが、立ち上がるだけでは、良い的にしかならない。


誘拐犯C(仮)は感情に任せて行動するタイプの様で、俺が立ち上がったと見るや、右ストレートを打ち込んで来た。


しかし、立ち上がっただけの俺に対処する術は無く、後ろに流そうと後ろに下がったが、半減されても尚強い拳が当り、飛ばされそうになる。


だけど、何とか足を踏みしめ踏ん張ることで倒れるのは防いだ。


やべぇ、最初の二撃が効いてるなぁ…。


更に超ピンチ…。


何故なら、こちらは満身創痍に対して、相手は無傷。


勝ち目が薄いことは確かだが、落ち着いていたら勝機はあるかも知れない。


ほら、良くいうじゃん?


諦めなければ勝機はあるって?


「さっさと倒れな!」


だが、現実は俺の考え何か関係無く、相手は、もう一度、右ストレートを放ってきて…。


動きが単調だぜ?


左手で拳を受け止めた。


パシッ!と耳に心地好い音が聞こえて、ニヤリと顔を歪める。


反対に誘拐犯は顔を驚きに変えた。


簡単な事で、頭に血が上った誘拐犯は、そろそろ勝負を決めようと、一撃で沈める事が出来る顔面を狙うと予想してかけていたのだ。


ずばり、予想は的中して、こういう結果に収まったのだが。


元々、身長に微妙な差があるし、顔面を今まで狙わなかった方が可笑しいのだ。


まぁ、こうやって腕にちょうど良くおさまったのは運が良かっただけなんだけどね。


さぁ、反撃だ。


俺は左手で拳を掴んだまま腕を引っぱって、


「歯を食い縛りな!」


バランスの崩れた相手に右ストレートを叩き込んだ。


よし、かっ、


「っ!?」


勝利を確信した瞬間、俺は右からの強い衝撃に吹き飛ばされた。


そのまま車にぶつかり、二度目の強い衝撃を体に感じる。


頭がくらくらして、上手く立ち上がれない。


何が起きたのか?簡単な事だ。


誘拐犯は体制を崩されそうになったのを片足で踏ん張り、俺の攻撃に合わせて裏拳を食らわしたのだった。


既に与えられたダメージが俺の引っ張る力を弱めていたのだ。


反対に敵はダメージ0。


踏ん張るだけの体力は余り余っている。


俺が意識を朦朧とする中で、誘拐犯は起き上がり俺に拳を叩き込んだ。


「カハッ!!」


抵抗する気力はもう残っていない。


「もう止めてよ!」


そんな声が聞こえた。


井坂ちゃんの叫びだ。


「君達の狙いは僕なんだろ!だったら、ユウトは関係無い!」


言い分はもっともらしいが、こいつは感情で動いているらしく、聞く耳など無いだろう…。


それにさ?


諦めるのはまだ早いだろう?


井坂ちゃんの方を向き、視界の端に写った顔を見て、そんな事を思う。


止めを刺そうと最後の拳を構える誘拐犯。


対して、俺は何もすることは無い…。


「終わりだ!」


誘拐犯は拳を振り絞り、


「お前がな!」


背後から近付いて来た何者かに襲われ、倒れた…。


沈黙する場。


後頭部をやられた誘拐犯Cは動かない。


「へっ?」


井坂ちゃんがすっとんきょうな声をあげる。


俺はニヤリと顔を歪ませ笑う。


「うわっ、派手にやらかしたな…」


誘拐犯Cを倒した何者かは辺りを見渡し、そう呟く。


そして、そのまま俺に手を伸ばし、


「立てるか?ユウト?」


そう聞いてきた。


俺はその何者かの手を掴み、


「ああ立てるさ」


と返す。


何者かでは無い、キチンとした知り合いに。


「ありがとな八橋」


「おう!お前こそありがと!」


そう、八橋ショウタに。


言ったろ?諦めなければ勝機はあるって?






事の顛末を話すと、井坂ちゃんの横で倒れている女の子を見た時だ。


何処かで見たことがある顔だな?と…。


暫くして、それが八橋と歩いていた女の子(後に従姉妹だと説明された)だと気付いた。


その時から、八橋は絶対に女の子を助けに来ると妙な確信があり、最初っから援軍として頭に入れていた。


そして、戦いながらピンチになった時、井坂ちゃんの方を見て、視界の端に写った八橋を見付けて、勝利を核心した。


まぁ、美味しいところを全部持っていかれたんだが…。


何だろう、凄いムカツク…。


あいつは無傷で、俺は打撲。


ラストに止めを刺したのは八橋。


理不尽じゃね?


「おい、ユウト?何故か付近から殺気を感じるんだが?」


八橋がいぶかしそうな顔で俺を見てくる。


「知らね~」


「おい、ユウト!おいおい、ユウト!」


あのあと、何とか立ち上がって駐車場から出ていこうとすると、謎の黒服が現れた。


俺は警戒したが、井坂ちゃんが「大丈夫」と暗い顔をしながら言って、普通に横を通り過ぎることが出来た。


そして、今は普通に町を歩いているから、知り合いだったんだろう。


余り良い知り合いでは、無いと思うけど。


「それにしても、八橋…プッ!街中でオンブとか…プッ!」


「うるせぇよ!だって、起きないんだからしょうがないだろう!」


町中で絶賛女の子をおんぶして歩く、八橋に好奇の視線が集まる。


「zzZ」


「え!?どうやって、zzZ出してるの従姉妹さん!!実は起きてたりしないよね!?」


全く、うるさい奴だ八橋は。


そんな事を考えていると井坂ちゃんが「ねぇ?ユウト?」


と声をかけてくる。


「ん?」


「話さないといけないことがあるんだけど?」






「話さないといけないことがあるんだけど?」


覚悟の上で言った言葉だった。


僕の家のお父さんは、とある大企業を東京で経営していて、僕は世間で言う所のお嬢様だった。


毎日毎日、家の中で窮屈に過ごす日々。


だけど、そんなしがらみが嫌で、僕は東京から離れたこの町の近くに引っ越して来たんだ。


だけど、土曜日と日曜日は東京に戻らないと行けなかったし、こちらの家にもお手伝いさんが居て、逐一、僕の行動は報告されている。


それでも東京より居心地の良いこの場所が好きで、ずっと暮らせると安心していたのも束の間。


僕が誘拐されそうになったのだ。


犯人は東京から離れてガードの薄くなった僕を狙ったらしい。


その事が原因で東京に戻らされそうになってしまった。


元々は、お父さんが敵を内にも外にも作るような経営をしているからいけないのだ。


僕は必死に反発したが、聞く耳を持ってくれず、春休み最終日に東京に帰ることが決まった。


最後に思い出を残そうとしたけれど、警備が強化されて自由は殆ど無くて。


家の中で思い出なんか作れなくて。


そんな時だった。


マリナさんが助けてくれたのは。


マリナさんとは東京のパーティで知り合ったのだけれど、その後、こっちに住んでると聞いて遊びに行かせてもらったりした。


こっちで頼る人も居なかった僕は、マリナさんにこの事を打ち明けると、どうやったのかは知らないけど、一日の自由をお父さんと交渉して手に入れてくれた。


信じられないことだったけど、嬉しすぎて涙が出そうになったのは秘密だ。


だけど、てっきり、マリナさんと行くと思っていた町巡りは、マリナさんが代役を用意したことで不安になってしまった。


マリナさんは、私じゃ何かあった時に守れないからって、言ったけど、他の人よりマリナさんの方が断然心強い。


でも、マリナさんの言葉を信じて(秘密だけど、ユウトの事を話す、マリナさんはとても楽しそうだった)ドキドキしながら、町に出ると不良に絡まれてしまった。


最悪だった。


折角マリナさんが助けてくれたのに、下手をすればすぐに東京に戻される。


必死に抵抗したけど、効果は薄くて、誰も助けてくれない中、二人の男の子が助けに来てくれた時は嬉しかった。


けど、あの始まりは無いと思う。


思わず、必死にフォローに回ったけどこっちまで恥ずかしくなった。


そして、逃げる時、初めて異性にお姫様だっこされてドキドキしてしまった。


一人置いてきてしまったけど、ユウトが無事だと言うと本当に無事だと信じれたから驚きだ。


その後、楽しくお話しできた時、凄く解放感を感じた。


僕が普通の家に産まれていたら、感じられていただろう遠慮の無い会話から生まれた、楽しさという名の解放感。


この人が案内役だったら良いのにな、って、思って、本当にそうだった時の驚きと感動は言葉では語れないと思う。


そして、先について驚かせてやろうと、イタズラ心が芽生えた。


後から思えば、そんなことをしなければ巻き込まれることは無かったのだ。


あんなことをしたから、ユウトまで巻き込んでしまった。


あの誘拐犯は一人になった僕を狙ったのだから。


勿論、ユウトが助けに来てくれた喜びは凄くある。


でも、同時にユウトを傷付けてしまった負い目の方が強い。


だから、軽はずみな行動で危険にさらしてしまった事を謝らないといけない。


全てを話すと共に。


だけど、そんな僕の決意を…。


「別に良いんじゃない?」


「えっ?」


その一言でユウトは揺るがした。


「別に話したくないなら話さないで良いよ?」


「いや、僕は…」


「僕は助けたかったから、自分で突っ込んだだけ、そこに井坂ちゃんが負い目を感じる必要は無い!」


そうきっぱりと言い切るユウト。


「第一、マリ姉は知ってて俺を行かせたんだぜ?なら、責任は井坂ちゃんでは無くマリ姉にある!」


一瞬、言葉が見付からなかった。


それでも、僕が…。


「チョップ!」


「あいたぁ~。な、何するの!ユウト!」


突然、チョップをかましてきたユウトに怒り気味で言う。


すると、ユウトは…。


「実際に悪いのは誘拐犯!以上!聞く耳持たない娘とは先生話しません!」


と言って、そっぽを向いた…。


えぇ…。


これには、流石に呆れざるおえない…。


しばらくして、また謝ろうとすると距離を取られる。


うっ、地味に傷付く…。


「ユウト!子供っぽいよ!」


「先生、聞き分けの無い子は嫌いです!」


「先生って、何さ~!」


そんな格闘を繰り返しているとらちが空かないと悟り、しぶしぶ折れる…。


すると、ユウトは嬉しそうに隣を歩くようになった。


はぁ…。本当に調子が狂わせられるよ。


そして、今度は反対の八橋君を見ると。


「ごめん…」


と、謝った。


八橋君はユウトと違い、状況が分かる子の様で


「大丈夫。実害無かったし、気にしてないよ?」


と言ってくれた。


これが普通の反応じゃないのかな?ユウト?


でも、もう一つ謝らないといけないことがあるのだけど。


「従姉妹のこと、本当にごめん。後で謝ってくれないかな?」


生憎、本人が寝てるので伝言を頼むしかない。


だけど、八橋君は笑いながら言う。


「いや、従姉妹も見知らぬ君を助けようとして首を突っ込んだみたいだけど、自爆したみたいな物だったし、こいつが悪っ…イテッ!おい、何故寝てる筈なのに蹴る!?」


「zzZ。それ以上はころっ…ムニャムニャ~」


「絶対に起きてるよな!降りろよ!いて!いて!だから、蹴るな!」


どう反応して良いか分からなかった。


「まぁ、こいつも気にしてないみたいだからさ、気にしなくて良いよ?」


そう言う八橋君。


蹴られてたけど…。


皆の台詞を聞いて少し思ってしまう。


僕は本当に許されて良いのかな?


「良いに決まってる!さぁ、街に出掛けようぜ?」


「へっ?ちょっと、ユウト?病院は!?」


読心術で僕の心を読んだように返すユウトに、心配の言葉をかけるが聞いていない。


そのまま僕の手を取って走り出すユウト。


「関係無い!これが、当初の目的だろ?じゃあな!八橋!今度、遊ぼうぜ!」


「ちょ!こんな重いものを担いだ俺を放置するな!って、あいた!従姉妹さん!痛いから蹴らないで!謝るからさぁ!」


八橋君は置いていくみたいだ。


さっきから、可哀想だな…、八橋君。


「さぁて?何処いく?何処でも良いよ?」


さっきから、完璧に自分のペースで物事を繰り広げるユウト。


まぁ、別に嫌いじゃないけれど…。


でも、一つ聞いておきたいことがある。


「ねぇ?ユウト?」


「ん?」


「本当にここにいて良いの?」


散々迷惑をかけたのに気にせず接してくれるユウトの行為は嬉しいが、何故会ったばかりの僕にそこまでしてくれるのが気になった。


そんな悩みをユウトは…。


「当たり前だろ?」


又も一蹴した。


「この町は、もう君の居場所だろ?」


だけど、微妙に空気が読めず、とんちんかんな回答にずっこけそうになる。


残念過ぎるよユウト…。


「はぁ…」


思わず、ため息をつく位には…。


だが、ユウトの言葉はそれで終わりじゃなかった…。


「もしも、もしも、その言葉が他人に迷惑かけてまで他の人と一緒に居ても良いのか?って質問なら…」


正に僕が聞きたかった質問をそのまま口にするユウト。


「答えはyes!ここに居て良い!って答えるね!何故なら迷惑はかけるためにあるんだから…」


それって、僕が迷惑だってことになるんじゃ…。


と、思うのだけれど…、その考えはすぐにユウトの次の言葉に打ち消された。


「もしも、誰かが迷惑だからって、君を見離すなら、俺が拾ってやるよ!迷惑だとか思うことが無いし!俺が君の居場所になる!」


「世界が見捨てるなら俺が拾う!」


その言葉に。


まるでプロポーズの様な台詞に…。


「うっ…」


「ん?どうした?」


僕は耳まで赤くなってしまった。


反則だよ!


と、心で訴えるがユウトは気付かない。


寧ろ怪訝な目で見てくる。


ひ、人の気も知らないで!


だ、大体ユウトは、自分から失望させた後に、持ち上げたりして!悪い男の手法じゃないか!


そんな心の声は届かない。


「で、何処いくの?」


「はぁ…」


ユウトは空気を読むことを知らないのかな?


まぁ、満面の笑みで言われたから、どうしょうもないんだけどね…。


まぁ、少し位仕返ししたって構わないよね?


と、視界の端に写った物を見て思わず、ニヤリとしてしまう。






うっ、何故か寒気が…。


井坂ちゃんがニヤリと笑っていることと関係があるのだろうか?


「じゃあ、あそこに行こっか?」


ニコニコ笑顔でそう言い、俺の背後を指差す井坂ちゃん。


何だか嫌な予感が…。


背筋に寒いものを感じながら、ブリキ人形の様にゆっくりとぎこちなく振り返り、俺は固まってしまった。


そこは…。


女の子のお店で。


色鮮やかな、赤、青、黄、白、黒、ピンクの服?がショウケースに並んでいて…。


鮮やかは鮮やかなんだが、少し男が行くには面積が小さめの服というか…、服じゃないというか…、………………下着というか…。


ずばり、ランジェリーショップだった。


「い、井坂ちゃん?」


汗をだらだらと流しながら問いかける…が、彼女はニコリと笑うと。


「何処でも良いよ?って言ったよね?」


「………………」


「言ったよね?」


「はい……」


「じゃあ、行こっか?」


この日の、この後の、俺の出来事は俺の名誉の為に伏せさせてもらう。






「はっはっは!ユウトばっかでい!俺を放置するからそうなるんだ!さぁて、帰るか……、ん?従姉妹さん?何で蹴るのかな?」


「ムニャムニャ~、私達も行く…ムニャムニャ~」


「はっはっは~、何のご冗談ですかな?って、ギブギブギブ!首が締まる!」


「ムニャムニャ~、行こう~」


「せ、せめて、起きてくださらないことには、って!早い!起きるの早い!」


「さぁて、ショウタ?起きたら行くのよね?」


「いやいや、行くわけなっ…あぶし!か、間接はそっちには曲がらない!!」


「さぁ~、行こうか!」


「いやぁああ!!ヘルプミー!!」






こうして、俺と八橋との始まりの物語は幕を閉じる。


その仮定で一人増えた知り合いと、その後の黒歴史を二人分残して…。






~通話中~


「ええ…、そうよ?貴方の娘さんを狙う犯人は捕まえたわ?それに、裏もとれた…。これで、誰が敵か分かったでしょう?なら、井坂ちゃんをこっちに置いても問題ないわね?」


「そう、そうよ?その人であってるわ」


「これで、井坂ちゃんを連れ戻さないのね?」


「悔しそうにしないで頂戴。そういう約束だったじゃない?」


「一日自由を与えて、犯人の親玉を調べあげたら、危機が消えるから帰らなくても良いって」


「破棄する気?なら、それ相応の対応を準備するわよ?」


「貴方の所の社員の生活なんて知らないわよ?安心しなさい。井坂ちゃんだけは、メイドとして引き取ってあげるわよ?」


「で、折れるわけね。最初っからそうしなさい。これで、井坂ちゃんは当面自由なのね?分かったわ。じゃあね?」


~通話終了~


「ふぅ…、嘘をつくのは疲れるわね…」


「関係無い他人を潰したりなんかしないに決まってるじゃない」


「はぁ、それに囮なんて気が進まなかったのよ…。ごめんね。二人とも…」


「それにしても、今回、ユウちゃんは頑張ってくれたし、ご褒美をあげないとね?」


「……仕方無いのよ…。私にはユウちゃんの隣に立つ資格が無いんだから…」


「井坂ちゃんはこれからが大変なのよ…?」


「ユウちゃんも…、お節介やいてあげるんだから、失敗したら怒るわよ?」




   異世界とは別に現実世界にも不幸(アンハッピー)な物語は進行する。


いかがでしたか?


予想より一話多かった短編集でしたが、

どうでした?


全てを丸く思い道理に動かそうとするマリナさん。

今回のシリーズはそちらに注目してほしかったり。


個人的にはこちらでユウトの異世界に行く前の話をだそうかな~と。

まぁ、短編らしく異世界のほのぼのした話もちゃんと出します。



さて、予告ですが、

このあと適当にユウト達のプロフィール(一章終了時点)を張り出して

溜まりに溜まった本編四話連続投稿といたします。


イフストの面白さはこれからだ!

と自負するぐらいに格差が激しいです。


予告をすると

登場する新ヒロイン!

でてくる謎の盗賊団!

布団で戦うユウト!

迫る世界のタイムリミット!

老人は自身のアニメコレクションを見終われるのか!!


嘘です!

完璧な嘘予告です!

騙されてはいけませんよ!


では、また一週間後に!

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