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八月の杉  作者: 中村雨歩
19/23

夏祭り本番

 私たちのダンスの前には、演劇コースの短い劇があった。お互いの気持ちが分からない、でも、お互いが両思いだったらいいな、という希望を抱えながら神社にお参りに来るお話し。この二人は結ばれるのだろうか・・・?私は、誰かと結ばれるのだろうか・・・。いや、できる事なら、八代建と結ばれたい。その願いを胸に、八代くんと、八代くんの友達が描いた絵の前で全力で舞う覚悟を決めた。


 光と音に目が眩む、そして、ダンスの締めの私のソロを思うと臆病な自分が顔を出そうとする。いつもはこの顔を無理矢理押し込めて来た。しかし、今日は違った。隣りには優奈がいる。後ろには八代君たちが描いた絵がある。そして、目の前には、お母さんとお父さんがいる。


 その後の記憶は無い。


 気が付いたら、神社の裏で優奈とハグしていた。やり切ったようだ・・・。清々しい。もしかしたら、私は私を抱きしめてあげられるかもしれない。

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