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#9 文化祭

みなさんこんにちは!アオです!

それは「あなたには言えない秘密」どうぞ!

キーンコーンカーンコーンというチャイム音とともに私たちは教室を出た。

そう、今日は昨日まで頑張って準備してきた文化祭の日。体育大会では風邪を

ひいて出られなかった分楽しむぞ~!と私は意気込んでいる。

文化祭も青春の一ページということで私と美香・大樹・蘇摩のいつものメンバーで

校内を回ることになった。もちろんこれを提案したのは私だが美香と大樹が

それぞれ私に二人で一緒に回りたいからというお願いからきている。

大樹「どこからよろ?」

美香「じゃあ、私あそこ行きたい!」

と目を輝かせて指を指したところはカフェだった。ちなみに午前は

三年生の人と先生がいろいろなものやことを作ったり行うものになっている。

高校などの文化祭の感じをイメージしやすいと思う。

午後は一・二年生の人が練習した出し物を発表だ。

私「いいね!二人とも大丈夫そう?」

というと大樹と蘇摩は快く了承してくれた。大樹に至っては好きな人といれる

だけでいいと思う。カフェに入るとすぐに席に案内された。席は大樹に美香の

隣を譲った。カフェを注文するとすぐに運ばれてきた。

私「カフェはなんでもおいしいけどここのだけ格別においしい!」

美香「だよね~!!しかも甘い!」

食べ終えると今度は大樹が

大樹「行きたいところあるけどいい?」

私たちは二つ返事で返すとある教室へ向かった。そこには射的が行われている

ところだった。景品に目を向けると

美香「あっ....あの熊のぬいぐるみかわいい!!」

すると大樹は無言で銃を持ち見事に美香の欲しがっていたものを当てていた。

大樹「斎藤さん。これどうぞ......//」

と少し恥ずかしい様子で大樹は取ったぬいぐるみを美香に差し出した。

美香「えっ....いいの!?ありがとう!めっちゃうれしい!大切にするね!」

と美香ははしゃぎながら受け取った。欲しいものだったのと好きな人から

もらったものなら尚更うれしいに決まっている。

蘇摩「.....大樹....やるやん....」

と蘇摩はボソッと呟いた。嫉妬しているのだと思う。喜んでいる美香と

笑っている大樹を見ていると「やっぱりあの二人お似合いだな」とますます思う。

私は喜んでいる美香の方へ行って

私「良かったね!....告れば.....?」

美香「むっ.....無理だよ。私なんかで大樹を幸せにできない.....。」

私「大丈夫だって!美香がいるだけで....いやなんでもない。」

美香は私の言葉に少し疑問を残しながらも戻っていった。

その後もみんなの行きたいところへ行って過ごした。

そして楽しい時間も過ぎてお昼を回っていた。

私「さぁ、そろそろ帰りますか?」

と声をかけて教室へ戻った。私たちは出し物の劇の準備をし始めた。

クラスの全員の人が戻ってくると、舞台である体育館に移動した。

観客というか他の学年の人はすでに集まっていた。私たちの番は2番目だ。

全校が集まると照明が落とされて説明があった後一番目のクラスの出し物を

披露し始めた。このクラスも劇で行っていた。やはりかなりの練習をしたと

思われるくらいの完成度になっていて次が私たちのクラスだと忘れてしまうくらい

見入ってしまっていた。このクラスの劇が終わりついに私たちのクラスの番だ。

私は気合を入れた。説明が終わりクラス一団となって入場。

劇の始めはどこの学校にもありそうな普通のクラスだが一つのことに突き進む

内容がはっきりと出ている。途中、他の演技者の人がセリフを忘れてしまう場面が

あったがなんとかアドリブで乗り切ることができていた。

劇の中盤ではクラス内の意見の食い違いの部分が口調などからはっきりと

伝わってくる。そこの部分の担当が蘇摩と喧嘩した一人の人がやっていて

あの出来事と重ねてみえた。やっぱりこの内容がかなりしっかり作りこまれて

いるからと思った。そして劇は最終のの部分に入り、意見の食い違いのことも

仲直りして劇は終わりを迎えた。観客の方からは拍手喝采。私たちのクラスの劇は

大成功を収めることができた。劇が終了してクラスの観客のところへ戻る。

そして残りのクラスの出し物を見た。どのクラスも毎日毎日努力してきたのだなと

わかるような完成度が高いものばかりだった。

全ての日程が終わり教室へ戻ると先生が

先生「今日の劇、とてもうまかったぞ!おつかれさま。

   正直、練習のときはどうなるかとひやひやしていた。

   でもそんな心配をいらず今日はできたな!みんな改めておつかれさま!」

と締めくくり、解散となった。すると蘇摩が

蘇摩「朱莉、おつかれさま~楽しかったよ!」

私「蘇摩もリーダーおつかれ~全力尽くすことができたよ!」

蘇摩「それは良かった。話は変わるけど大樹と美香の2人を見ていると

   両想いじゃないかと思うけど....」

私「鋭いわね。そう2人は両想いだけど2人とも恥ずかしくて....の状況。」

蘇摩「だよね。早く告ればいいのに。」

私「本当、そうだよね...」

そんなことを話して私と蘇摩は帰った。

読んでいただきありがとうございました。

コメントなどお待ちしております!

評価してくださるとモチベーションになります!

それでは次回お会いしましょう!アオでした~!


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