表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
8/20

#8 準備

みなさんこんにちは!アオです!

それでは「あなたには言えない秘密」をどうぞ!

美香「朱莉~、体調大丈夫~?」

私が登校すると最初に美香が話しかけきた。今日は体育大会の翌日だ。

私「うん、おかげで体調良くなったよ!

  だけど体育大会出られなかったのは残念。」

美香「.....でも次は文化祭があるよ!」

そう私ちたの学校は体育大会が終わった翌月には文化祭があるのだ。

それも私は体育大会と同じくらい文化祭は楽しみである。

私「そうだね!体育大会の分まで楽しむぞ~!」

文化祭では一クラスにつき5分の中で劇などの出し物をやることになっている。

もちろん全員何かしらの役割を持つことになっている。

練習はかなり大変だが他のクラスの出し物を見ると思うとわくわくしてくる。

美香「先生が今日のHRでは出し物を決めるって!!」

美香が言った通りHRの時間では先生が

先生「今から文化祭に向けた出し物を決めます。何か提案がある人はいますか?」

複数の案が出てくると話し合いの結果、私たちのクラスの出し物は劇に決まった。

劇の内容をどうするかとなったとき一人の子が「本とかを書いているので

内容には自信があります。だから書いていいですか?」と言ってくれたので

その子に任せることになった。その話し合いから数日....

劇の内容がついに出来上がったということでクラス全員でその内容を見てみると

かなり高いクオリティに仕上がっていたことなどから即採用することになった。

内容としては一つのことに突き進むクラスだが意見の食い違いなどが原因で

雰囲気が悪くなってしまうがそれでも一つのことを成功させるという

王道だが良い作品となっていた。次に決めることとしては、役職だ。

主人公や作中に出てくる人だけではなく裏方やまとめるリーダーなど。

少ない時間で多くのことを決めなければならないのでこの時期はかなり

忙しくなる。ここ数日は文化祭の話で持ち切り。それだけみんな楽しみに

している行事だ。リーダーは蘇摩になり私たちも作中の登場人物として演技する

ことにした。順調に進んでいけると思ったが、演技の練習中リーダーである蘇摩が

難しい注文を私たちを含めた演技者にすると演技者の一人が

「あ~そんな多くの注文受け付けられるわけがないだろう!」

と激しい口調でリーダーに向かって言った。すると、

蘇摩「でもそれくらいのことをしないと劇は完成できない。

   難しいかもしれないがやらないといけないことなんだ!」

と少し荒げた口調で蘇摩が言った。しかしそれに反対するように、今度は

「演技をしないリーダーにはこの気持ちがわからないと思うけどな!」

とさらに荒げた強い口調で言った。

蘇摩「確かに演技をしない僕にはわからない。でもこの

   全員を君はまとめ上げることができるのか?」

と蘇摩も強い口調で言い返した。すると

「あ~。もう全く....俺は今ここで演技者を辞退する。」

蘇摩「そうか。それが君のやる気のなさだ。そしてこの状態ではまとめ

   上げることができないから今ここでリーダーを辞退する。」

と2人はそれぞれの役職の辞退を宣言し教室を出て行ってしまった。

2人が出て行った教室では誰一人として言葉を発する人はいなかった。

その後は今いる人たちだけで行ってみたが全くうまくいかない。

数人いなくなるだけで劇は成り立たなくなることをみんなわかっていた。

そしてうまくいかなかったことも原因でみんなのやる気はなくなっていた。

そしてそのようなことが数日過ぎたHRの時間。先生が不愉快な顔で

先生「一体全体どういうことなんだ!!!」

その声は教室に響き渡った。しかし誰一人として事情を説明する人はいなかった。

先生「2人から事情は聞いている。確かに今回の件についてはもちろん

   あの2人に責任はある。しかしだ、誰も2人を説得しようと

   しなかったのだ。本当の仲間だと思うなら声の一つや二つ

   くらいはかけれるだろー!!!」

ピりついた空気の中で先生の声が響き渡った。

先生「劇はクラスの出し物だ。クラス一団となって行わなければ絶対完成しない。

   とりあえず残りの数日はみんなで力を合わせて行うこと。

   そして仲良くすること。わかったな。」

一同「はい。」

重たい空気の中でHRは終了した。そして劇の練習では一番最初に2人が謝った。

すると少し気まずい空気の中で練習が始まった。しかし2人のおかげでかなり

クラスのやる気は戻ってきた。私はこの劇の内容と今までのクラスのことが

重ねて見えた。本当に内容通りクラス一団となって劇の完成度が高くなった。

2人の論争がウソのように2人は協力していた。やっぱり先生の話が心にくるものが

あったのだろう。私も心にくるものはあった。そのおかげで劇はかなり順調。

そんな日々が数十日続き、文化祭まであと一週間程度となった。

美香「文化祭まであと一週間だね!」

私「うん。一時はどうなるかと思ったけど楽しく準備できているみたいだね。」

美香「そうだよね!本当に文化祭楽しみ~!」

文化祭まであと一週間ついに大詰めを迎えている。そして楽しむぞ~!

読んでいただきありがとうございました。

今回は恋愛要素が少な目になってしまいました....

次回では文化祭です!

それでは次回お会いしましょう。アオでした!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ