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#3 遊園地

みなさんこんにちは!アオです!

それでは、前回に引き続き「あなたには言えない秘密」をどうぞ!

ついに遊園地へ遊びに行く日だ!前日までさんざん「この気持ち」について

考えていたが今は精一杯恋を応援する!そして私自信も楽しむことにした。

朝食を食べ身支度を済ませて自転車で集合場所へ向かう。

集合場所に着くとすでに2人はついていた。

私「2人ともおはよう~!早いね!」

美香「楽しみで少し早く来ちゃった!」

大樹「僕も同じで早くついていたよ!」

とそんなことを言いながら3人で目的地である遊園地へ向かった。

遊園地へ向かう道中でも、他愛のない話をたくさんしていた。

「この前のテストが良かった~」だったり「あの先生が~」など

本当にどうでもいいような話ばかりしていた。でもそんなどうでもいい話でも

楽しい時間だ。本当に始めのころに比べて2人ともたくさん会話をするように

なっている。そんな話をしているうちに遊園地へ着いた。

美香「楽しみ~」

と美香は興奮ぎみに言う。なんていったって好きな人と一緒に遊園地へ

行けるのだから。私は2人に

私「入場券買ってくるから2人はここでまっていて~」

と言い残し、入場券販売のところへ向かう。

美香と大樹の「えっ?」とした声が聞こえたが無視して向かった。

入場券を買うための列に並んで2人を遠目で見ているとかなり楽しそうな

雰囲気が漂っていた。私はやっぱりあの2人お似合いだなと感じた。

受付の人に入場券をもらい2人のところへ戻った。

私「入場券買ってきたよ~」

すると美香は私に大樹に聞こえない小さい声で

美香「勝手においてかないでよ~。2人きりだと恥ずかしいから.....」

私「大丈夫だって、遠くで見ていたけど楽しそうな雰囲気だったよ」

美香「そりゃあ...好きな人としゃべれたから楽しいだけだよ」

私「じゃあ良かったよね?」

美香「まぁ、良かったけど.....」

と美香が言ってきた。

私「じゃあ、遊びますか!どれから行く?」

大樹「じゃあ、あれ乗ってもいい?」

と大樹が指を指しながら言ったのはジェットコースターだ。

私「私はいいよ!」

美香「乗ろう!」

と美香も楽し気に言った。ジェットコースターはそんなに混んでいなくて

すぐに乗ることができた。もちろん、席は2人に前を譲った。

大樹「隣で乗ると恥ずかしいよ....」

と言っていたが、もちろん私は大樹のためにも、美香のためにも、

2人を前にした。発進してしばらくすると一番上に来た。すると

物凄い勢いでジェットコースターは下へ急降下。

美香「キャッーーーー!」

と美香は言いながら楽しんでいた。大樹にいたっては安全バーから手を

離してはしゃいでいた。私もかなりはしゃいだ。

ジェットコースターを降りると次は美香が

美香「メリーゴーランド乗ろうよ!」

と言ったので私たちはメリーゴーランドへ向かった。

メリーゴーランドを乗り終えてからもいろいろな乗り物に乗ったりした。

どのアトラクションでも2人は楽しんでいた。

時計を見るともうお昼を回り1時になろうとしていた。

私「一旦ごはんにしない?」

と言うと2人はすぐに賛成したのでお昼ごはんを買って食べた。

美香「美味しい~」

やっぱり遊園地内のごはんはなんでもおいしいと思った。

お昼ごはんを食べてからもひっきりなしにアトラクションに乗った。

途中で撮影スポットに立ち寄って写真も撮ったりした。

そんな楽しい時間もあっという間に過ぎていき、時間的にあと一つという

時間になってしまった。

私「最後は観覧車乗らない?」

そう言うと2人ともうなずいて、観覧車のところへ向かった。

他の人があまりいなくてすぐに観覧車へ乗ることができた。

私「2人で乗っておいで!」

と私は無理やり2人をゴンドラの中に入れた。

その次に、来たゴンドラで2人の様子を探ることにした。

しかし頂上に来るまでは2人とも何も話さずにいた。

頂上になると静かにしていた大樹が口を開いたような様子が見れた。

私はその話した内容が気になり、観覧車を降りて聞いてみた。

私「大樹、告った?」

美香に聞かれない程度の声の大きさで大樹に尋ねた。

大樹「いや、告白しようと思ったけど出来なかった....」

少し苦い顔をしながら大樹は答えた。

私「焦らなくても大丈夫だから。まだまだ2年生はたくさんあるから。」

大樹「そうだよね。もっともっと距離を縮めて告白しよう!」

私「そうそう、頑張れ!」

美香「お~い!2人で何話しているの?」

私「何でもないよ。」

流石にこのまま話を続けるのはまずいと思いは私たちは帰ることにした。

疲れたのか2人とも何も話さずに帰りはペダルをこぐ音しか聞こえなかった。

でもそんな中美香が

美香「今日、すごく楽しかった。また3人で来ようね!」

と笑顔で言った。私と大樹はうなずいた。

私が家の目の前にくると美香は小さな声で

美香「本当に楽しかったよ。ありがとう!」

と言った。そして2人とバイバイして家の中に入った。

ベッドに横になると「とても楽しかったな」と今日の出来事を振り返っていた。

「本当に楽しかった!」と心から言える一日になった。

読んでいただきありがとうございました。

ご意見・ご感想がありましたら是非お願いします!

それでは次回お会いしましょう!アオでした~!


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