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12/20

#12 クリスマス

みなさんこんにちは!アオです!

それでは「あなたには言えない秘密」をどうぞ!

ついに今年も終わりが近づきつつある12月。冬休みも明日から始まる終業式の

今日。いつも通り朝登校すると美香が足早に近づいてきて

美香「おはよう!今日も寒いね。」

私「うん。そして明日から冬休みだ~!」

美香「冬休みもそうだけどクリスマスもめちゃくちゃ楽しみ!!」

私「美香はもう大樹と遊んだり出かけたりすること慣れてきた?」

美香「.....最初に比べたら格段に慣れたけど.....やっぱり好きって

   いう気持ちもあって......恥ずかしい.....//」

私「でもそろそろ告白しないと3年生になっちゃうよ?」

美香「それはそうだけど......やっぱり恥ずかしい.....」

私「もう。こんなに私が手伝ってあげているのに.....」

美香「わっ.....わかったよ。頑張って告白してみる。」

私「マジ!!ずっーと春から見ていてやっとか.....という気持ちは

  あるけど頑張って!」

美香「うん。頑張ってみる.....振られたら立ち直れないかも.....」

私「大丈夫だった!振られたら私が慰めてあげる。」

と言いつつ、内心降られるわけないと思っていた。

美香「そのときはお願いだよ....でもクリスマス楽しみ~!」

とご機嫌な様子で席へ戻っていった。そして終業式.....

先生「それでは冬休みも気を付けて、楽しく過ごして下さい。

   また終業式に会えることを楽しみにしています。」

毎回お決まりのセリフを先生は言い、半日である終業式は終わった。

帰る準備をしていると大樹がやってきて

大樹「クリスマス本当によろしく!」

私「言われなくてもわかっているわよ。当日は絶対告白しなさいよ!

  相談受けてからもう半年経つから.....」

大樹「わかっているけど.....なかなか言えなくて.....

   振られたらその後どうしようって考えちゃって....」

2人は全く同じ心配をしている。正直私も、彼に告白する前は同じ気持ちだった。

私「そんな心配しなくていいの!.....現に私はこうやって君との

  関係が崩れずに話せているのだから!」

大樹「そっ.....それはそうだけど....」

私「なら大丈夫!張り切ってクリスマス来てよ!」

大樹「うっ.....うん。頑張ってみる!」

と言って彼は教室を出ていった。私は心の中で「これでいいの」と思っていた。

そして冬休みは宿題やらなんやらであっという間にクリスマスを迎えた。

私はファッション雑誌を見ながらどういうコーデにしようかと考えていた。すると

美香【今日の服、こんな感じでいいかな?】

と彼女から一枚の写真とともに送られてきた。彼女の服装は黒を基調とし、そこに

少し高級感漂う柄がプリントされていた。今まで見たことのある美香とは少し

雰囲気が違い大人っぽくなっていた。私は彼女の写真に見とれながら

朱莉【とってもいい!上品さがいつも以上に出ている!】

美香【ありがとう!じゃあこれ着ていく!】

と美香から数分で返事が返ってきた。写真の様子やここまで確認していることから

美香もかなり張り切っていることが伝わってきた。私もよさそうなコーデをし家を

出た。待ち合わせ場所にはまだ誰も来ていなかった。

少し速く着きすぎたと思いながらみんなを待った。数分するといい感じな雰囲気の

美香と大樹が一緒に来た。2人とも頬を赤く染めながら話し合っていた。

すると蘇摩も着き、行こうと思ったが2人は話し合いに夢中になっていた。

私「うっうん。話しているところ悪いけど行くよ!」

美香・大樹「!ごめん!」

私が咳払いをして言うと2人は同時に謝った。私と蘇摩はそれが面白くて笑った。

それにつられた美香と大樹も笑っていた。これだけで楽しい。

私「それじゃあ、行こうか!」

まだ昼過ぎで行くところも決めていないと

蘇摩「じゃあ、ゲーセンはどう?」

美香「ゲーセンかぁ....私行ったことないんだよね....」

私「じゃあ、尚更ゲーセン行こうか!」

そんなことで私たちはゲーセンへ向かった。クリスマスということもありかなり

混んでいた。しかし、施設はとても広く、遊ぶものには困らなかった。

そして初めてのゲーセンだと言っていた美香も楽しく笑って遊んでいた。

途中、美香と大樹の手が触れあった瞬間に2人ともドキッとして手を

どけたときはついニヤニヤしてしまった。

楽しい時間は過ぎて夜の6時を回っていた。私たちは今回のメインイベントとなる

ネットで話題のイルミネーションのところへ行くことにした。

並び順としては美香の隣に大樹がいる状態だ。そしてその場所を通ると私は

ニヤニヤしてしまった。それを不思議に思ったのか美香が

美香「何ニヤニヤしてるの?」

私「ここの門を通ると恋が叶うんだって!」

美香「えっ....!……//」

私「言え!言え!」

美香「.......」

美香「だっ.....大樹君.....」

大樹「何?」

美香「......その......ずっ.......うんう。なんでもない。」

私と蘇摩はなんでや~と思う一言だった。

読んでいただきありがとうございました。

今回はクリスマス会でした!あなたのクリスマスの思い出よければ

感想と一緒にお願いします!

それでは次回お会いしましょう。アオでした!

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