#11 計画
みなさんこんにちは!アオです!
それでは「あなたには言えない秘密」をどうぞ!
大変だったテストが終わり、今日はテスト返しの日だ。蘇摩が教えてくれたから
今回はかなりいい順位になると思って私はわくわくしている。
先生「それでは前やったテストの結果を返すぞ。名簿番号順に取りにきて。」
返されるとみんな一喜一憂している。私もドキドキしながら結果を見てみると
5教科総合得点420点!!学年順位48位/200位!!
今まで見たこともない数字があって私はビックリしている。すると蘇摩が
蘇摩「朱莉、結果どうだった?」
私「蘇摩のおかげでこんなところまで行けた!」
と私は蘇摩に自信満々で結果の紙を見せると
蘇摩「ふぅ~ん。教えたかいがあってよかったよ.....」
私「なによ。上から目線で。そういう蘇摩はどうだったの?」
蘇摩は無言で結果の紙を見せてきた。見てみると5教科総合得点470点!!
学年順位14位!!かなりの高順位で彼に
私「えっ!めちゃくちゃ頭いいね!」
蘇摩「まぁ、こんなもんだよ!」
と蘇摩は高らかに笑ったので少しむかついた。すると今度ははしゃいだ様子で
美香「朱莉~テストどうだった?」
私「美香、嬉しそうだね!私は蘇摩のおかげでこんなに!」
私は結果を見せつけた!すると
美香「すごい!!最近、蘇摩と楽しそうにしていたからね.....」
私「そっ....そんな関係じゃないって!!それはそうと美香はどうだった?」
美香「私はいつもよりかなり良い結果になったよ!」
と言って美香は結果の紙を見せてくれた。見てみると5教科総合得点490点!!
学年順位1位!!!学年で1位!?私はかなりビックリした。
私「えっ!!蘇摩にも驚かされたけど美香にも驚かされた!すごい!!」
美香「えへへ!初めて1位取ることができたよ!うれしい!」
私「そういえば、大樹と一緒に勉強していたけど、どうだった?」
美香「大樹君と一緒に勉強できて楽しかったよ!しかも前回より良くなったって」
多分美香が頭良いから彼もかなりよくなったと思った。
私「大樹は何点だって?」
美香「言っていいのかな.....?大樹君433点だって!」
私「くっ....少しの差で負けた.....もう少しだったのに....」
美香「フフッ。私が教えちゃったからな」
と彼女はてへぺろと言う感じで言ってきた。私は
私「まぁ、私も前回より格段に上がったからこのまま頑張るぞ!」
美香「頑張ってね!」
と美香は大樹のところへ戻っていった。すると蘇摩が戻ってきて
蘇摩「なぁなぁ、冬休み4人でまたどっかいかない?」
私「おっ!それいいね!2人のデートを成功させよう!」
蘇摩「君らしいね。じゃあそれをするならクリスマスかな?」
私「そうだね。2人に空いてるか聞いてくる。」
蘇摩「了解!」
私は再び美香のところへ行き、
私「美香、クリスマス時間ある?」
美香「多分空いてるよ!」
私「じゃあ、4人でどっか遊びに行かない?」
美香「.....いいよ......//楽しみだな~」
と少し恥ずかしがりながら言っていた。やっぱりかわいいな.....
私は少しヤキモチを焼きながら今度は大樹に聞いてみることにした。
私「大樹、クリスマス予定ある?」
大樹「特に予定はないけど?どうした?」
私「大樹のためにまた4人で出かけようと思って」
大樹「それ、本当!クリスマスはかなりテンション上がる!!」
私「ふふっ。じゃあ、大丈夫だね!」
大樹「うん。どっちにしても暇だったから行くって伝えておいて!」
私「了解!!」
私は蘇摩のところへ戻って
私「2人とも空いてるって!」
蘇摩「おっしゃ!決定だな!でもどこ行こう?」
私「う~ん......」
私たちはどこへ行くあてもなく悩んでいると
私「!そういえばSNSで見たイルミネーションがされていることなんてどう?」
蘇摩「いいね!そこにしようか!」
私「確か、門をくぐると恋が叶うとかあった気がする!」
蘇摩「よしっ!尚更2人を連れていかなくては!」
彼は私と同じで美香のことが好きだけど2人の恋を応援していると思う。
でなければここまで2人に協力的ではないと思ったからだ。でも好きな人に
好きな人がいると言われたときはショックを受けなかったのかと私は少し
疑問に思った。私の場合は、なんとなく見ればわかったけど彼は全く知らない
状況で告白して振られたわけだから相当メンタルがキツイはずなのに.....
それでも、好きな人には幸せになってほしいという気持ちがわかる。
私はそんなことを考えているとボソッと彼に質問した。
私「.....傷つかないの.....?」
蘇摩「......確かに振られたときは少しうっとなった。でも好きな人には幸せに
なってほしいから。だから応援しようって決めた。」
私「そっか......私も同じような感じ.......」
蘇摩「だろうな......君も分かると思うけどやっぱりあの2人は
お似合いだと思う。だから俺の恋愛どうこうではなく単に応援したいと
いう気持ちすらある。」
私は彼の気持ちを聞いて頷けるものがあった。
読んでいただきありがとうございました。
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それでは次回お会いしましょう!アオでした~!