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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

ラグナロク

作者: クリーパー

ついさっきあった出来事です。 

便秘は辛いので水分補給は欠かさずにしようと魂に刻まれました。

勢いで書き殴っただけなので怪文書のことは一切気にせずに皆さんの腹痛の体験談等書いていただけると幸いです。

二時間前、突然の腹痛に覆われた。

それはボディーブローが可愛く思えるほどの鈍痛だった。

突然の腹痛に悶えるも、このようなことは何度も経験済みなので落ち着いて長期戦に向けてスマホとイヤホンを持ち、トイレへと籠城し始めた。

肛門からかなり離れた腸で毒素がうごめく。

ただそれだけのことなのに体にはすでに耐え難い苦しさが走った。

たまのような汗が止まらない。

しかしそれを耐え、肛門まできたら自分の勝ちであるため精神を鋼にし、ひたすら耐える。

だが人というのは不思議なものだ。

不可能なことにも関わらず、下から出ないのであれば上から出そうとする。

不能を可能にしようとせんとするこの性能が今日までの人間の文化を発展させてきたのかもしれないと今の状態と一切関係のない思考が頭によぎる。

それほどの辛さが抑揚もなく一定の辛さで続く。

耐えようとする心とは裏腹にこの辛さに耐えられずに吐いてしまった。

床一面に吐瀉物が広がる。

ただでさえ気持ち悪いのにそこに下呂の匂いで心も体も最悪の状況であった。

限界であった。

だがその瞬間何故か頭の中に子供の頃、国語の教科書に出てきたルロイ修道士が頭によぎった。

ルロイ修道士に見習い、困難を因数分解しようとまずはゲロを処理する。

そこが勝負の決め手だった。

精神を全て肛門に向ける。

この世全ての悪を出し切った瞬間、自分は全てから解放された気分になった。

腹痛の辛さから出た汗は、今や体と心を癒す物と化した。

俺は勝った。

全てから。

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