『僕は文豪』の人物紹介
『僕は文豪』の人物紹介。
刃櫛 書
Hakushi Kaito
1976年生まれ、46歳。
本作の主人公。
学生時代より創作活動に精を出しているが、これまでに自身の作品が“当たった”ためしは一度もない。
学生時代の就職活動期に「僕は小説家になる」と、宣言して以来、ずっと自宅である実家にて執筆活動を行なっている。
自称小説家。二次元オタク。尖った性格。というか、十代~二十代の頃の尖った気質を拗らせてそのまま中年になった人。
一度も就職、アルバイトはしたことがない。独語(独り言)が多い。過去ばかりに捉われている人であり、その性格。
四十代ともなれば、新陳代謝が落ち、最近では書の下腹部が、ぽよんぽよん、と出てきている。
「僕の何が、僕の作品のどこかいけなかったのさ・・・」
「言うなれば、小説家の僕に休みという概念は存在しないんだ!!」
「ぼ、僕は四十代無職じゃないし、ちゃんとした小説家だってばっ、母さんっ」
身長:173センチ
血液型:
誕生日:
年齢:46歳
一人称:僕
多賀 優和
Taga Masakazu
主人公書の友人。
学生時代に結成した同人ゲーム制作サークルのときの仲間。今でも書が連絡を取る数少ない人。
既婚者。子どももいる。書とは違い正社員で就職し、企業に勤めている。
次元 修弥
Zigen Syūya
主人公書の友人。
学生時代に結成した同人ゲーム制作サークルのときの仲間。今でも書が連絡を取る数少ない人。
おつきあいしている女性との結婚を考えている。
芦原 沙和子
Ashihara Sawako
書の友人修弥のカノジョ。
以前、港湾地区にある倉庫に勤めていた。同僚であった茂部 影の印象はよくない。
自身の荷物をすぐ持ちに来る影に、つきまとわれている、と思っており、むしろ影と関わることを控えていた。
鰻屋のやす
修弥の友人。
書も面識があり、かつてのサークルメンバー。実家の鰻屋をしっかりと継いでいる。労働に関してはしっかりとした自身の考えを持ち、仕事も自身の事もできる人。
菅波 泰良
Kannami Taira
主人公書のかつての同人サークルの(元)代表。
ただいま音信不通となっている。主人公書は、元・代表だった彼に対して複雑な感情を抱いており、彼の消息を気にしている。
茂部 影
Mobu Ei
前作の主人公。
刃櫛 豪
Hakusi Gō
主人公書の弟。
会社員。持家。自動車も自動二輪車も乗れる。既婚者で三人の子どもがいる。内心では、“ひきこもり”の兄である書にちゃんと自立をしてほしいと、切に願っている。
今池 悠介
Imaike Yūsuke
主人公が仕方なく働くことになった倉庫の先輩。元ヤン。ピアス跡あり。職場の仲のいい同僚からは、親しみを込めて『今ちゃん』と呼ばれている。
川田 尚孝
Kawata Naotaka
主人公が仕方なく働くことになった倉庫の先輩。
上島 光子
Kamishima Mitsuko
主人公が仕方なく働くことになった倉庫の先輩。既婚者。
南山 透流
Minamiyama Tōru
主人公が仕方なく働くことになった倉庫の先輩。
梨原 和也
Nashihara Kazuya
主人公が仕方なく働くことになった倉庫の社員。
薮内 克毅
Yabuuchi Katsuki
主人公が仕方なく働くことになった倉庫の倉庫長。