『僕は地虫、見上げた空を征くものよ』 人物紹介
『僕は地虫、見上げた空を征くものよ』
人物紹介
茂部 影Mobu Ei
本作の主人公。
冴えない中年独身男性。
港湾地区にある物流倉庫で、非正規雇用形態で働いている。いわゆるアルバイト。
荷物を重そうに持っている同僚のことを気にかけるタイプで、誰彼かまわずよく手伝ってあげる。
いつも自分自身を卑下するが、卑屈になることはあまりない。よって、他人を貶したり、批判することはない。
いつも自身のことを『ないないづくしの人間』と称している。つまり↓
「彼女なし。結婚歴なし。車なし。地位なし。名誉なし。実家暮らし。年収二百万円以下。ないないづくしの人間で僕はいわゆる社会の底辺だ」
「あの、倉庫長。もし僕がこの倉庫からいなくなれば、芦原さんを福利厚生つきで六時間にしてあげることってできないでしょうか?」
身長:168センチ
血液型:
誕生日:
年齢:46歳
一人称:僕
今池 悠介Imaike Yūsuke
主人公が働いている港湾地区にある倉庫の先輩。茶髪。元ヤン。ピアス跡あり。倉庫の仲間からは“今ちゃん”と呼ばれている。
本来彼は、口より先に手が出る性格だが、今は、ぐっ、っと、堪えることを心掛けている三十代独身男性。
友人には人懐っこい。また上司が違ったことをすると、きちっと正しい意見で指摘できる人。また、サボる人を見かければ、ちゃんと注意もできる人。
“自分自身を卑下する人”や、すぐに弱音を吐いてそれを理由に“仕事をちゃんとしない”人には厳しい。
川田 尚孝Kawata Naotaka
主人公が働いている港湾地区にある倉庫の先輩。
上島 光子Kamishima Mitsuko
主人公が働いている港湾地区にある倉庫の先輩。既婚者。中年女性。
芦原 沙和子Ashihara Sawako
主人公が働いている港湾地区にある倉庫の先輩。三十代~四十代女性。主人公茂部 影が、密かに想いを寄せる女性。実はお付き合いしている男性がいる。
梨原 和也Nashihara Kazuya
主人公が働いている港湾地区にある倉庫の正社員。イケメン。敵は作らず人懐っこい性格。元々は、主人公茂部 影の後輩として、学生時にアルバイトとして倉庫にやってきた。
正社員登用試験を受け、見事合格。正社員になった。三十代独身男性で一人旅行好き。
薮内 克毅Yabuuchi Katsuki
主人公が働いている港湾地区にある倉庫の倉庫長。渋いイケメン。