表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
11/70

11 君のいない日は何故だかつまらない




翌日の学校。



となりの彼は、学校に登校しなかった。



どうしてっ!?なんで?




心中は複雑だった。


謝ろうと思ったのに………今日はしっかり行きますと言うつもりだったのに……それに……昨日のことだって………


昨日はあんなに楽しそうだったのに………


もしかしたら、私に会いたくないのかもしれない。


そうだったら………なんかやだ……な。



一時間目の授業は日本史だった。

またいつもの先生といつものクラスメイト。


何一つ変わらない日常。


クラスメイトは彼がいなくてもどうも思わない。


しかし、私は………



楽しみにしていたはずの日本史……


また習字のこと聞けるかなぁ……と楽しみにしていたのに………


私のせいだ。私が彼を傷つけた。

ドタキャンして遊び行ったうえに陰口まで………


こんなに後悔したことがあっただろうか?


彼が心配だった。


もしかしたら、寝坊しているだけかもしれない。疲れていた様子を見ているからその可能性もある。


よし、メールしてみよ……


授業中なのは知っているが机の引き出しにスマホを隠す。文字を打とうとメールアプリを開いた。


だが、彼のアドレスに開かない。

自分が彼のアドレスに押せないのだ……


もし、昨日の女が関係あるとしたら……


そう思うと怖くて押せない。


それに、どんなメールを送ればいいかわからない……



あんなことやっておいて、


「やっほー」なんて送ったら無神経にもほどがある。


だが、このまま見知らぬふりもできない。


結局私は彼にメールすることにした。


言葉に気をつけながら。



西条夏帆:

おはよう幡川。寝坊したの?寝坊ならはやく来た方がいいよ



メールを送り終わり、私はスマホをカバンにしまった。

はたして彼から返事は来るのか……

学校に来るのか?


色々なことが頭をぐるぐると回る。


だがしかし、これだけははっきりしている。



君がいない学校は何故だかすごくつまらない。

すみません

ストックが尽きました。不定期になります。


あと3話か2話で一先ず、ひと段落つけようと思います。


評価、ブックマーク是非よろしくおねがいします

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ