4弾 女子高生とロシア人
この一言で私の人生が変える言葉となった。彼の腕に込めた殺しの技術を私に写したい。
とんでもない事。私だって。いや子供でも分かる。
冗談はよせと言わんばかりに呆れる、殺し屋であり狙撃手の溜め息が聞こえた。
他人の命には配慮の無い裏業界に耳を傾ける者が危ない事柄と直面は避けろと注意する。だがそれ言うのも常であるという。
この私、ただの女子高生だのただの一般人。それは一番分かっている事だった。
「まあいい。教えてやるよ」と彼のいい加減から即運命が切り替わる事となった。彼の名はマリス。見た目は白人とアジア人が混沌したような面をしていた。
彼はロシア人である。それ以外何者でもない
殺し屋の割には何かと食い違っていると感に渡らせる。
ショタみたいで可愛い。だが20代。
子供みたいと彼の前て軽蔑するのは厳禁だ。言ったら即人身売買か切断して売るか…どちらかに1つ、物扱いにされて売られる。やはり、人名軽視しない部族は日本人だけなんだろうと黒美は憂鬱に溜め息を吐いた。逆にマリスは何故か誇らしげな気分を振る舞った。
銃。扱い方。そして…技術。それは私が学校からの登校出発の地点のアパートで彼が上がり込んで、全て頭に叩き込まれた。
残酷と感じる事もあった。それは技術。例え何が不規則な時代が起きようが当然の事だと鵜呑みにして対応するのが最重要であるという。
武器の威力は二の次ばかりの話だった。戦いとはただ撃ち合いだけが恐ろしい事ではなかった。
残酷残酷…毎日その言葉が頭から離れなくなった。自分の可愛さが虐げられる日々。
そして今の7月。夏の暑さが上がっても私の感情は氷程冷たい物だった。あまり良質さを抱えていない、リスクを背負った、冷酷か私だった。悪い位置に立っていると自分に責めた。
バッグから彼女に引き出されて本体を現した。
マニアック的な趣味を抱えていないのだから何の嬉しさも損も無く、ただ手に入れた程度しか伝わらなかった。いやもう1つある。
外人と遭遇した気分を感じるのだ。日本製の銃ではない。モシン・ナガン。PUスコープと呼称された部品付き。これが今時の代物かと思っていたがマリスによれば旧ソ連製であり、60年前から採用されているとの事。
◇◇
大量に残っていた。現在粗悪品扱いされて、人間、ゲリラ、テロに引き金を引かれ続けている。
軍人でもない市民に対してなら成功が十分の流域に触れている。マリスからの理由である。黒美はそう聞かれては初心者向けの名目でマリスはこの銃でお勧めしたのだろうと筋をずれさせた。