✒ 龍宮城 6
セロが用意したコレクション部屋から出て来た双子姫は、興奮を隠せないのかテンションが高い。
コレクション部屋の凄さを語り合っている。
双子姫しか入れないみたいだから、どんな感じなのか分からないけど、双子姫はコレクション部屋を甚く気に入ったみたいだ。
双子姫はすっかりセロに懐いてしまった。
セロフィート
「 満足してもらえたみたいで嬉しいです 」
アリエム姫
「 セロフィート様ぁ~~♥️ 」
マリエム姫
「 セロフィート様ぁ♥️ 」
オレだけのセロなのにぃ~~!!
おてんば姫とやんちゃ姫が、上目遣いで馴れ馴れしくセロの腕に抱き付いているぅ~~!!!!
セロの左腕におてんば姫,セロの右腕にやんちゃ姫が抱き付いて、自慢の胸を押し当ててるぅ~~!!
オレだけの腕なのにぃ~~!!
セロフィート
「 では沈没船巡りを始めましょう。
沈没船で見付けた武器はコレクション部屋へ転送させますね。
これでスムーズに沈没船を巡れます 」
そう言うとセロは古代魔法──転移魔法を発動させる。
オレ達の姿は模様替えが済んだ双子姫の部屋から消えた。
──*──*──*── 沈没船
セロ,双子姫,オレの4人は一瞬で一隻目の沈没船に到着した。
沈没船に到着した途端、双子姫はセロの腕から離れると船内へ入って行った。
セロフィート
「 2人共張り切ってますね 」
マオ
「 やっとセロから離れてくれた!
セロの腕はオレのなのに! 」
セロフィート
「 おや、ワタシの腕だけです? 」
マオ
「 そんな訳ないだろ!
セロの全身はオレのだからっ!! 」
セロフィート
「 マオ…(////)
キノコンを召喚します。
マオとワタシの代わりに船内を調べてもらいましょう。
利用価値の有る品は全て回収させます」
マオ
「 今回もキノコン、大活躍だな。
でもさ、こんなにも立派な船が沈むなんて何が起きたんだろうな?
嵐にでも遭ったのかな? 」
セロフィート
「 自然災害も有りますけど、怪物に襲わた線も有ります。
海に生息する怪物は本来、≪ 大陸 ≫同士の交流を阻む目的で放たれている存在ですし 」
マオ
「 怪物には人間が知り得ない役割が有るんだもんな……。
航海を邪魔して、別の≪ 大陸 ≫に着かせない様にする為に── 」
セロフィート
「 キノコン、沈没船の武器以外の回収は任せます 」
キノコン
「 アイサーエリ 」
セロフィート
「 武器は転送します。
1ヵ所に集めなさい 」
キノコン
「 アイサーエリ 」
キノコンはセロとオレに向かって、素晴らしい敬礼をビシッと決めてくれる。
海中に居るにも関わらず、キノコンのバランス感覚は抜群だ。
陸だけじゃなく海もイケるキノコンが空までイケる様になったら、マジでヤバい事になるかも知れない。
両手を広げて大空を楽しそうに飛ぶキノコンの姿を見てみたい気持ちも有るけど──、きっと地獄絵図が “ こんにちわ ” する事は言う迄も無いだろうな……。
キノコンが器用に泳ぎながら沈没船へ入って行ったのを確認した後、セロとオレも沈没船の中へ入った。
──*──*──*── 沈没船
セロフィート
「 此処が最後の沈没船です。
マオ、ワタシ達も入りましょう 」
マオ
「 うん…… 」
6隻在る最後の沈没船の前に居る。
キノコンは既に沈没船の中へ入った後だ。
沈没船の中は魚達の住み処になっているし、様々な海草や珊瑚礁も根付いている。
6隻共に立派な船なのが本当に悔やまれる。
マオ
「 なぁ、セロ──。
地上に戻ったらさ、6隻の沈没船が沈没する前の状態を〈 テフ 〉て構成してくれないかな。
船内は《 宿泊施設 》に改装しても良
『 こんなに凄くて立派な船の造船技術が存在していたんだ! 』って事を知ってもらいたいよ 」
セロフィート
「 はいはい。
考えておきましょう。
マオは沈没船
マオ
「 まぁな……。
沈没させとくだけなんて勿体無いよ。
本
セロフィート
「 船内に残る遺骨を集める事は出来ます。
個人別に分けても良
足
子孫が入
合同慰
マオ
「 6隻も在るから慰
セロフィート
「 裏表で2隻分
合同慰
合同慰
マオ
「 そっか──。
じゃあさ、地上に戻ったら作ろうよ!
沈没船
セロフィート
「 そうですね。
死者を弔
亡くなった彼
寧
喜ばれるでしょう 」
マオ
「 セロ──(////)
じゃあ、決まりだな! 」
セロフィート
「 はいはい。
マオの思いを汲
マオ
「 有
ほらっ、セロにだって優しい所はち
だから、オレは絶対にセロに悪
双子姫と合流して沈没船
キノコンを沈没船
──*──*──*── 双子姫の部屋
部屋へ一瞬にして戻って来
余
セロはと言うと、お洒落をするのに必要不可欠な洒落乙なドレッサーを双子姫の部屋に置いている。
これも双子姫の物騒な趣味を誤魔化す為の小道具って所かな?
マオ
「 セロ、ドレッサーまでプレゼントするのか? 」
セロフィート
「 恩を売るだけでなく、マオとワタシの株
お洒落に目
着飾る必要の有る時
備
それに模様替
マオ
「 でもさ、人魚族の女性が使う化粧品なんて分かるのか? 」
セロフィート
「 そんな物は〈 テ
使えば無くなる消耗品
マオ
「 優しいなぁ……。
そう言えばさ、凝
綺麗な貝を使ってたり、真珠を使ってたり、カラフルな珊
セロフィート
「 ネックレスは大
勿論、髪飾りもプレゼントします。
これでマオとワタシの株
信頼とは意外と簡単に作れるものです 」
マオ
「 それはセロだけだからな! 」
全
でも、こんな風
セロフィート
「 可愛いヌイグルミも欲しいですね。
クマさんとウサギさんは定番でしょう。
パンダさんと一緒にキノコンのヌイグルミも起きましょう。
クッションにも使え、抱き枕にも使えるヌイグルミです。
マオ、人形も必要だと思います? 」
マオ
「 う~~ん……、ヌイグルミだけでも十
ヌイグルミの首に巻いてるレースリボンも可愛いしなぁ……。
壁の飾りにカラフルなリボンカーテンを付けても良
人形を置くならさ、双子姫をイメージした双子が良
セロフィート
「 例えば、どの様
マオ
「 双子の人形って言えば、サンリロで有名なキッキとラッラじゃないか?
ピンクの髪をした子とブルーの髪をした子供でさ、“ 月の精 ” って設定の双子キャラクターだよ。
性別はどっちも女の子だし、仲良し双子って設定だから──、双子姫にも合ってるんじゃないかな? 」
セロフィート
「 では、アクセサリー箱
そう言うとセロは〈 テ
セロフィート
「 どうです、マオ 」
マオ
「 うん──、御世辞抜きに可愛いよ。
仲良し双子って見ていて分かるし、見てて微笑ましいかな。
これだけすれば、双子姫に “ 女の子らしさ ” や “ 姫様らしさ ” を求めてる大人達も上
セロフィート
「 そうなると良
マオ
「 セロぉ~~。
それ、本気で思ってるかぁ? 」
セロフィート
「 勿論、思ってますけど? 」
なんてセロと話
双子姫は出掛ける前
まぁね……勝手にメルヘンチックに変えられちゃったら言葉も失っちゃうよな。
「 これには正当な理由が有って── 」って弁解しようとオレが発言する前
アリエム姫
「 …………………… 」
マリエム姫
「 …………………… 」
セロフィート
「 お気に召しませんでした? 」
アリエム姫
「 い…いぇ………… 」
マリエム姫
「 …………凄くて…… 」
アリエム姫
「 知らない物ばかりで──。
これ……全部……用意してくれたんですか? 」
マリエム姫
「 …………こんなにしてもらって良
アタシ達…………何
セロフィート
「 全
家族やムシュカさん
大好きな趣味を公
然
2人で楽しさを分かち合える趣味ですし。
マオとワタシはアリエム姫とマリエム姫の趣味を肯定します。
趣味を楽しむアリエム姫とマリエム姫を応援したいのです 」
マリエム姫
「 セロフィート様ぁ……♥️ 」
アリエム姫
「 セロフィート様ぁ~~♥️ 」
オレも居
完全に視野にすら入
セロフィート
「 今日
この辺
明
アリエム姫
「 は…はぃ~~♥️ 」
マリエム姫
「 明日
♥️
何
──*──*──*── 廊下
セロが寝ている海亀さんを起こすと、海亀さんは恥ずかしそうにポリポリと頭を掻
明日




