✒ 龍宮城 3 / 展示室 1
◎ 読者の皆さん、御早う御座います。
暇潰しに覗きに来てくださり、有り難う御座います。
◎ 作中に登場する怪物の「 スービェジンダー 」は【 ロマンシング・サガ2 】に登場する七英雄の1人、スービエを想像して書きました。
うろ覚えですが、上半身は人間で下半身はタコっぽかった気がします。
頭にはバッファローマンみたいな角が生えていたような??
確か……海の主(?)を吸収して(?)下半身がシャチっぽくなっていたような??
一角獣のような角が生えていたかは覚えていません。
あやふやなイメージ像ですが「 スービエを参考にして書いてるんだな 」と思ってください。
書く前に参考にするモデルの画像を確認しないといけませんでした。
腕も2本だったか覚えていません(笑)
──*──*──*── 翌日
──*──*──*── 龍宮城
──*──*──*── 展示室
オレは今、セロと一緒に雑食系人魚族が倒した海中怪物のスービェジンダーを観賞に来ている。
倒したスービェジンダーは剥製にされた状態で展示されている。
どうやって海中で剥製を作るのか、非常に気になるんだけど、今は横に置いとく。
何でも彼でも無闇に突っ込まないのは、大人としての礼儀だよな。
スービェジンダーの剥製は1体だけじゃなくて何体も有る。
歴代の長候補達は、成人を迎えると1人でスービェジンダーを狩りに出る──っていう伝統行事が現在でも行われているそうだ。
スービェジンダーは、かなりデカい。
上半身は人型で下半身は蛸みたいに12本の足が生えている。
蛸の足って、何本だったけ??
そんな事より、見た目的には美味しくなさそうな色をしている。
太くて食べ応えの有りそうな足だけど、どうやら猛毒を持っているらしい。
セロは興味津々にスービェジンダーの足を見ている。
完全に “ 猛毒 ” に興味を持ってる!!
「 スービェジンダーを狩りに行きましょう 」って、今にも言い出しそうだ。
マオ
「 しっかし──、此処にはスービェジンダーの剥製しか展示されてないんだな 」
セロフィート
「 歴代の長候補達の勝者の証ですし。
1番立派なスービェジンダーを狩った長候補が、新たな長に選ばれるそうです。
剥製にされるのは1番立派なスービェジンダーのみ、残りは皆で分け合い、食すそうです 」
マオ
「 猛毒を持ってる足もか? 」
セロフィート
「 雑食系人魚族には猛毒も毒では無く、ピリッとする香辛料みたいなモノらしいです 」
マオ
「 マジかよ…… 」
セロフィート
「 狩りに使う武器にはスービェジンダーの猛毒を仕込める様になっているみたいですよ。
狩りに使われた武器のレプリカも展示されてますし 」
マオ
「 本当だな。
こんなにデッカい武器を軽々と振り回してスービェジンダーと戦うんだな。
迫力ありそう…… 」
セロフィート
「 マオ、来てください。
現在の長が候補者の時代に狩ったスービェジンダーですよ 」
マオ
「 マジかよ!
どんくらい立派なスービェジンダーなんだ? 」
ワクワクしながらセロの右横に立つ。
見上げたスービェジンダーの剥製は他のスービェジンダーとは明らかに下半身が違っていた。
マオ
「 セロ──。
蛸っぽい足の中から鯱みたいな尻尾が出てるけど──、コイツもスービェジンダーなのかな?
上半身と斑の色も他のスービェジンダーに比べて濃いし…… 」
セロフィート
「 そうですね。
特異体質のスービェジンダーかも知れません 」
マオ
「 特異体質かぁ……。
額から真っ直ぐに生えてる角は、一角獣の角みたいだよな。
頭の左右から生えてる角はバッファローっぽいかな?
太くて立派だし、強そうだよな。
こんなスービェジンダーを狩れちゃうんだからさ、現在の長さんは相当強いって事かな? 」
セロフィート
「 そうかも知れませんね。
足は他のスービェジンダーに比べて細いですね 」
マオ
「 確かにな。
食べ易そうな太さだけど、やっぱり猛毒を持ってるのかな? 」
セロフィート
「 猛毒は吸盤から出るみたいです。
吸盤で捕らえた獲物の体内へ猛毒を注入する仕組みの様です。
猛毒は吸盤の内側に付いている袋の中で作られる様です。
吸盤へ運ばれた血液が猛毒に変換される──と書かれてます 」
マオ
「 血液を猛毒に変えちゃうんだな。
でもさ、鯱みたいな尻尾(?)が生えてるから、足を使って獲物を捕まえるのは難しそうじゃないか?
一応、吸盤は付いてるみたいだけどさ 」
セロフィート
「 足を自在に動かす事が出来、猛毒も出せる様です。
他のスービェジンダーと比べて不自由なのかは、剥製を見ただけでは分かりませんね。
説明も書かれてませんし 」
マオ
「 ……………………『 スービェジンダーを捕まえたいです♥️ 』なんて言わないよな? 」
セロフィート
「 おや、マオはワタシの考えが分かります?
以心伝心ですね♪ 」
マオ
「 “ 猛毒 ” って説明書きを読んでるセロの目が輝いてたしな…… 」
セロフィート
「 分かっちゃいました? 」
マオ
「 分からいでか!
オレは嫌だからなっ!
絶対にスービェジンダーと戦うなんてしないんだからなっ! 」
セロフィート
「 そんな悲しい事、言わないでください。
滅多に現れない稀少な怪物の様ですけど、怪物コイコイの魔法を使えば、大量の怪物が寄って来ます。
運が良ければ、その中にスービェジンダーも入っているかも知れません 」
マオ
「 嬉しそうに言うなぁ!! 」
セロフィート
「 解体し、素材を売れば、一儲け出来ます。
スービェジンダーは稀少価値の高い怪物ですし、ガッポリ間違いなしです♪ 」
マオ
「 こんなに沢山の剥製が有るんだから、立派な抜け殻を〈 テフ 〉で構成すれば良
オレが戦う必要なんて無いよ! 」
セロフィート
「 身も蓋も無い事を言わないでください。
ワタシは純粋にマオの勇姿を見たいだけです 」
マオ
「 何
セロフィート
「 はいはい。
今回は〈 テ
マオ
「 残念そうに言うなよ……。
オレが悪
セロフィート
「 自覚、してくれました? 」
マオ
「 あぁ言えば、こぅ言うな! 」
セロフィート
「 マオは怒
昨
マオ
「 目の前
セロ──、他
そっちも見に行こうよ 」
セロフィート
「 そうですね。
ガッポリ出来そうな怪物
マオ
「 〈 テ
セロフィート
「 はいはい 」
スービェジンダーの剥製だけが展示されている[ 展示室 ]を出
雑食系人魚族は倒した怪物
海亀
「 此方
セロフィート
「 有
マオ
「 どんな怪物
ワクワクするよ! 」
海亀
「 ごゆっくりぃ~~、ご堪能くださいませぇ~~ 」
案内をしてくれた海亀さんは、プカプカと浮かんだ状態で居眠りを始めた。
器用だなぁ~~。
マオ
「 亀さんって睡眠時間が長いのかな? 」
セロフィート
「 さて、どうでしょう。
そうそう、太古の時代には “ アーケロン ” と呼ばれた大型の海亀が生息してましたね 」
マオ
「 あーけろん??
大型の海亀??
本
セロフィート
「 勿論です。
とても大きな海亀で、浮かんでいる甲羅を見ると “ 小
とは言え、既
マオ
「 そんなに大きかったのか?
見てみたかったな~~ 」
セロフィート
「 〈 テ
マオ
「 やったぁ!
でもさ、抜け殻
魂
どうやって動かす気だよ 」
セロフィート
「 抜け殻
ちゃんと動かせます 」
マオ
「 〈 亀
セロフィート
「 〈 亀
亀
マオ
「 そうなんだ……。
泳ぐ巨大海亀
帰りが楽しみだなぁ~~♪ 」
セロフィート
「 大
きっと腰を抜かす程
マオ──、そろそろ[ 展示室 ]へ入
マオ
「 うん! 」
セロが右
セロの方
今回は普通の繋ぎ方
セロからしたら貝繋ぎは “ 友達繋ぎ ” なんだけどな~~。




