✒ 龍宮城 2
──*──*──*── 部屋
用意されたのは広々とした立派な室内だ。
デカいベッドが1つ置かれている。
セロが古代魔法を使う。
室内から海水が消える。
古代魔法が室内を綺麗にしてくれる。
海水臭くないフカフカなベッドで寝れる訳だ。
オレは大きなベッドにダイブする。
う~~ん、お日様の匂いがするぅ~~♥️
マオ
「 はぁ~~~~。
海中とは思えない快適さぁ~~。
フカフカなベッド最高ぉ~~♥️ 」
セロフィート
「 気に入ってくれました? 」
マオ
「 勿論だよ!
セロ、早く寝よう!
オレと添い寝だからな! 」
セロフィート
「 はいはい。
バスローブに着替えるとしましょう 」
マオ
「 そう来なくっちゃ! 」
何時にも増して、セロが積極的だ。
嬉しい(////)
セロが用意してくれたバスローブに着替える。
オレが着替え終えると、バスローブ姿のセロが既にベッドの上に座っていた。
マオ
「 セロ!
またはだけてる!
何で何時もはだけちゃうんだよ 」
セロフィート
「 ワタシに言われても……。
バスローブとはそういうものでしょうに 」
マオ
「 そんな訳あるかぁ!! 」
はだけているバスローブを直しても直ぐにはだけてしまうんだよなぁ~~。
セロの肌を見れるのは、セロと “ 魂の契約 ” をしてるオレだけの特権っ!!
セロフィート
「 マオ、来てください 」
マオ
「 セロぉ~~(////)」
オレはセロの胸元に飛び込む。
久し振りにセロとイチャイチャ出来るっ♥️
セロフィート
「 今夜のマオは甘えん坊さん~~♪ 」
マオ
「 その歌が久し振りに感じる~~ 」
セロフィート
「 おや、何時もなら『 歌うな! 』と怒るのに──。
明日は海中に冬将軍が来ますね♪ 」
マオ
「 セロ!
海中を氷河期にする気かよ! 」
セロフィート
「 はて?
何の事です?
冬将軍 = 氷河期なんて発想しないでください 」
マオ
「 前科が有るだろが!
≪ 街 ≫を凍り漬けにしただろが! 」
セロフィート
「 マオ……。
そんな昔の事を未だ蒸し返します? 」
マオ
「 事実だろ。
オレの故郷で起きた事だから忘れられないっての! 」
セロフィート
「 はいはい 」
マオ
「 明日は何するんだ?
帰るのか? 」
セロフィート
「 明日も宴が開催されます。
とは言え、時間が有りますから “ スービェジンダー ” を観賞したいです 」
マオ
「 海を荒らす怪物だっけな。
それ、オレも見たい!
スービェジンダーの観賞をしてから宴に参加だな 」
セロフィート
「 そうですね。
明日の宴にも海藻サラダが出るでしょう。
ワタシの分も味わってください 」
マオ
「 鬼ぃ~~!! 」
セロフィート
「 誰が鬼ですか 」
気分を害してないのか、セロは上品にクスクスと笑う。
そんなセロの右頬にオレは唇を付ける。
優しく微笑むセロの柔らかい唇が、オレの額に当たる。
セロ──、嬉しそうだな(////)
ふわっと漂う甘い香りがオレの鼻を擽る。
空気に混ざって周りから優しい甘い香りが広がる。
マオ
「 セロ、この香り…………気持ちが落ち着いて来るんだけど…… 」
セロフィート
「 マオの為に特別に作ったアロマの芳香剤です。
マオは強い香りが苦手でしょう?
極力薄めて仄かに香る程度にしてます 」
マオ
「 オレの為に態々? 」
セロフィート
「 はい♪
マオの為に頑張りました♪ 」
そんな訳で、仄かに香る甘い香りが漂う室内で、セロとの2人きりの時間を満喫した。
何時しか瞼が下りて来る。
セロが何かを言ってるみたいだけど、今のオレには何も聞こえないんだ。
だけど、セロがオレの頭を優しく撫でてくれてるのは分かるよ(////)
セロフィート
「 眠ったかな。
薄めると効き目が遅くなる様だね──。
また改良しないとね 」
セロフィートはスヤスヤと眠っているマオの黒髪を優しく撫でる。
熟睡させているマオの黒髪を古代魔法で伸ばす。
健やかに伸びる艶と光沢の有る美しい黒髪を何度も伸ばしては切り、伸ばしては切り──を繰り返す。
マオの黒髪は高品質で美しい為、高額な値段で取り引きされる最高級であり、“ 黒ダイヤ ” と呼ばれている。
マオの黒髪は、あらゆる≪ 大陸 ≫≪ 島国 ≫で人気があり、《 セロッタ商会 》の貴重な収入源となっている。
当の本人のマオは、自分が寝ている最中に勝手に地毛を伸ばされ回収されている事を知らない。
セロフィート
「 これはまた “ 黒ダイヤ ” の値段が上がるね。
どうやら海藻サラダは黒髪に良い影響を与えてくれるみたいだね。
マオには明日も残さず食べてもらわないとね── 」
セロフィートによる黒髪の回収は、マオが目を覚ます朝まで続く。
マオが目を覚ますのは、セロフィートが古代魔法で熟睡を解いた後になる。




