表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

8/77

第二十六章8 【アンサー・クリエイト/アンサー・クリエイト3】8/第10班/【超越の序列第0席】に逢いに行く08

 【芳一】が引いた2枚目に書かれていた言葉は、

【ゼロから生み出せる力を相手に示しなさい】

 とあった。

 【芳一】は、

「これは?」

 と聞いた。

 【ウェアリス】は、

『何でも良いわ。

 とにかく何かをゼロから生み出せる何かを私に示してちょうだい。

 貴方が作家だと言うのなら即興で話を作って見せて。

 どんな物語でもいいわ。

 とにかく、今まで作って居ない作品を今、ここで考えて見せて。

 簡単な話でも良いけど独自性をどこかに出して見て。

 物語として作らなくても良いわ。

 設定段階でかまわないからそれを私に説明してみてよ。

 それで私が今後、【ファーブラ・フィクタイズム】を作る実力があるか判断するから』

 と言った。

「そうですか。

 解りました。

 即興で話を作るのは少し緊張しますが、やってみます。

 今までやっていない事・・・

 それが条件ですね。

 なら、こういうのはどうですかね?

 そこに存在している者は全員、毎週何らかの【ミッション】を与えられる。

 そのミッションは拍手すると言った単純なものからどうやっても難しい出来そうもない不可能ミッションまで多種多様あります。

 どれが当たるかは運次第。

 そして、そのミッションの内容を他人に知られてはならない。

 【ミッション】を期日までにクリア出来ない事と他人に【ミッション】の内容を当てられる事。

 それの2つの場合、消滅してしまいます。

 その条件で、存在達はつぶし合いをして、最後の100名になった時、その100名は天国に行けると信じられていると言う内容になります。

 そこには騙し合いや駆け引きなどが交差して色んなドラマが生まれると言う話です。

 こういうタイプの話は作ってないと思いますけど、どうですかね?」

『良いんじゃない?

 面白そうだし』

 と言う話になった。

 これで、【芳一】も課題をクリアした。

 そして3巡目が始まる。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ