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第二十六章64 【アンサー・クリエイト/アンサー・クリエイト3】64/第13班/【出鱈目の序列第0席】に逢いに行く13

 【弓弦】の事が万事上手く行った時、【遥香】は人知れず、消えようとしていた。

 【遥香】は、

「後悔は無い・・・

 だって彼のために奇跡を起こせたんだもの・・・

 でも、もう一目だけでも会いたかったな・・・」

 と言って消滅した。

 彼女は本当に消えたのか?

 答えは否だ。

 これでは結末が悲しすぎる。

 これまでの良いことが認められて【奇跡】を受ける資格を得た【遥香】の結末がこれでは不幸すぎる。

 そこで【天の神】は、【天界】のルールを破り、消えた【遥香】を【弓弦】の膝の上に出現させた。

 【遥香】は、

「・・・ここは?

 ・・・!」

 と言った。

 一目会いたいと言った最後の言葉が認められて【弓弦】に逢えたのか?

 いや、それだけでは、【天の神】のサプライズは終わらない。

 【天の神】の使い、【虹の星】は告げる。

『貴方達2人での善行が認められました。

 貴方達2人で1つの【奇跡】を受ける資格を得ました。

 2人で相談して決めてください。

 これは2人が幸せにならない願いは叶えられません。

 2人とも幸せになる【奇跡】を選んでください』

 と。

 【弓弦】は、

「なら、その【奇跡】はいらないや。

 たぶん、【遥香】、お前も同じ事を思っているんだろ?

 だったら、【奇跡】の力じゃなくて、【愛】の力で成就したい。

 好きだ、【遥香】。

 俺と付き合ってくれ」

 と言った。

 【遥香】は、

「私で・・・良いの?

 私なんかで?」

 と涙目になった。

 【弓弦】は、

「何度も言わせないでくれ。

 お前が欲しい。

 お前じゃなきゃ駄目なんだ」

 と言った。

 と言う幸せなラブストーリーが続く。

 以上が、【レベル2】の【翻訳結果】の1部のシーンである。

 これもまた、【芳一】なりのラブストーリーに上手く変換していると言えるだろう。

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