第二十六章6 【アンサー・クリエイト/アンサー・クリエイト3】6/第10班/【超越の序列第0席】に逢いに行く06
【芳一】は、【フィクション・レジェンド1】の話をしていたが長くなりそうなので【ウェアリス】に注意された。
【芳一】は、
「じゃあ、【フィクション・レジェンド1】については以上とさせてもらって、次は、【フィクション・レジェンド2】についてですが、これはもの凄く簡単に説明すれば、【フィクション・レジェンド1】の主人公の弟弟子が主人公となり、ヒロインは【フィクション・レジェンド1】のラスボス、【クスンタティーア】の置き土産とされる存在、ラスボスは【クスンタティーア】の後継者って事になります。
こんな感じで良いですか?」
と言った。
【ウェアリス】は、
『良いんじゃない?
分かり易かったわ』
と答えた。
「じゃあ、この感じで【フィクション・レジェンド3】も説明します。
【フィクション・レジェンド1】と【フィクション・レジェンド2】の主人公のフェイバリット・アビリティーである【アンサー・フォース】と呼ばれる答えを持ってくると言う力の上位互換の力を持つ、主人公が過去の戦乱の時代からやって来て、【フィクション・レジェンド1】と【フィクション・レジェンド2】のラスボス達を別の角度から見ると言う物語が【フィクション・レジェンド3】になります。
ヒロインは【データ生命体】と言う事になります。
それで、【フィクション・レジェンド4】は、【フィクション・レジェンド1】から【フィクション・レジェンド3】の世界観よりずっと上の世界観になり、ラスボスではなく、超越的な存在を人間の代わりに見る目の役目をする存在も【クスンタティーア】より遙かに強い存在となっています。
その存在は【ヴェヌフェルナ】と良い、サブタイトルに【ヴェヌフェルナの謎夢想】とついています。
今では当たり前の様に、使われていて、貴女も使っている【ダウンサイジング】などの概念はこの作品で考え出された設定になります。
【フィクション・レジェンド】についてはまだ色々話したい事が山ほどありますけど、以上になります。
こんな感じで良いですか?」
『まぁ、少し説明が長い気がするけど、そんな感じで良いんじゃない?
じゃあ、また、私の番ね。
22枚の中から適当に1枚引くわね。
どれにしようかしら・・・これっ』
と言う話になったのだった。
【ウェアリス】が引いた2枚目の条件は、
【相手を安心させなさい】
だった。
確かに今の状態では【芳一】が怯えている状態にあり、対等な関係とは呼べない。
やはり、【芳一】の命を握っていると言うのが大きなプレッシャーとなっている。
【ウェアリス】は、
『そうね・・・
どうしようかしら・・・
良いわ。
貴方なら許してあげる。
こっちへいらっしゃいな。
優しく抱いてあげるから』
と言った。




