第二十六章51 【アンサー・クリエイト/アンサー・クリエイト3】51/第12班/【超謎の序列第0席】に逢いに行く17
【志保/花謎】の真剣な思いに、【陽一郎/芳一】は、
「僕なんかで良いのかい、【志保ちゃん】?」
と言った。
その表情は覚悟を決めようとしているのがうかがえる。
【志保/花謎】にそこまで言わせて、自分は何もしないのは無いのではないか?
そう、思う様になっていた。
【陽一郎/芳一】は、
「僕は、一度、君のお母さんに気持ちを移してしまった。
それでも僕が良いと言うのかい?」
と聞いた。
【志保/花謎】はコクンと頷いた。
「【志保ちゃん】・・・」
『【陽一郎さん】・・・』
2人は見つめ合い、そして顔を近づけた。
・・・と言う所までで良いところなのだが、ここまでとさせてもらう。
【花謎】は、
『いやぁ~、良かったねぇ~、【パパちゃ】』
と言った。
【芳一】は、
「特に最後のは無茶苦茶恥ずかしかったよ」
と言った。
【花謎】は、
『でもこれで課題は全部クリアしたから約束通り、力を貸すよ。
良かったね。
でも【パパちゃ】と逢えなくなるのは寂しいな。
でもいつも見てるからね。
時々は思い出してよね。
演技じゃなくて大好きだよ【パパちゃ】』
と言った。
そしてほっぺにチュもオマケで付けた。
娘として【芳一】と色々、ボディタッチやスキンシップが出来たとしてかなり満足している様子だった。
【芳一】は、
「あ、ありがとう。
【花謎ちゃん】の事は忘れないよ。
僕も大好きだ。
愛してるよ。
娘として」
と言った。
【花謎】は、
『娘としては余計かな?
男と女として愛していると言って欲しかったな』
と言った。
【芳一】は、
「からかわないでくれよ」
と言うと、【花謎】はぺろっと舌を出して、
『ごめぇ~ん』
と言ってウインクした。
【超 花謎】については以上となる。




