第二十六章49 【アンサー・クリエイト/アンサー・クリエイト3】49/第12班/【超謎の序列第0席】に逢いに行く15
【志保/花謎】と【陽一郎/芳一】は少し沈黙している。
その沈黙に耐えられなかったのか、【志保/花謎】は、
『お義父さん、
温泉に浸かろ。
このままじゃ風邪引いちゃうよ。
先・・・入るよ』
と言って【陽一郎/芳一】の背中から移動し、
『お義父さん・・・
来て・・・
ここからだと夜空が綺麗だよ。
隣に来て一緒に見よっ』
と言った。
【陽一郎/芳一】は、
「あ・・・うん・・・
【志保ちゃん】・・・
これからの事なんだけど・・・」
と言った。
【志保/花謎】は、
『今は温泉を楽しもうよ。
ここ、美人の湯で有名らしいよ。
長く浸かってたら綺麗になれるかな?』
と聞いた。
「・・・君はずっと綺麗だよ。
・・・昔から・・・」
『昔って?』
「幼稚園の頃からだよ。
君は覚えて居ないかも知れないけど、君は僕の初恋の相手なんだ」
「え?・・・
な、何で?」
『何でって・・・
言われても・・・
初恋は実らないって言うだろ?』
「何で、その時、言ってくれなかったの?
私の初恋もお義父さんだったのに・・・
ってか、私、いまだに思い続けてんですけど?」
「え?」
『え?じゃないよ。
ずっと好きなの。
大好きなの。
悪い?』
「ずっと思っててくれたの?」
『そうだよ。
今も昔も私はたった1人しか好きになった事ない。
それが私のお義父さんになるなんてちょっとショックだったんだぞ。
責任取れ。
責任取って、娶れ』
「め、娶れって・・・
僕は君の事が好きだったけど、君が転校してしまって、告白も出来ずに失恋したと思った。
それから大きくなって高校受験の時、家庭教師としてやって来た君のお母さんを見て、君の面影を感じて好きになった。
そして、猛烈なアタックをして結婚する事が出来たんだ。
だけど、君のお母さんは一度結婚していて、それで君が娘だと後で知った。
君は離婚した(本当の)お父さんに引き取られて居て、そのお父さんが亡くなった事で再びお母さんと一緒に暮らす様になって、僕と君は義父娘になったんだ」
と衝撃の告白をしたのだった。




