第二十六章47 【アンサー・クリエイト/アンサー・クリエイト3】47/第12班/【超謎の序列第0席】に逢いに行く13
【志保/花謎】は身体を洗おうとしている【陽一郎/芳一】に近づき、
『身体・・・洗ってあげるってば』
と言った。
【陽一郎/芳一】は、
「い、いいってば・・・」
と言った。
【志保/花謎】はくるっと身体を反転させてピタッと背中を合わせる。
『・・・ぷっ・・・』
「ぷっ?」
『ちょっとタンマ・・・
【パパちゃ】・・・
くすぐったい』
と【花謎】は言った。
【キャラクター】の役が解けてしまったのだ。
【芳一】は、
「くすぐったいって・・・」
とつぶやく。
【花謎】は、
『ごめん、ごめん。
ちょっとくすぐったかったから。
もう1回やり直し。
テイク2
もう1回、お願い』
と言った。
【芳一】は、
「えぇ~?
も、もう1回?」
と嫌そうな顔をする。
【花謎】は、
『お~ねぇ~がぁ~いぃ~っ。
いいシーンなんだから。
もう1回やってよぉ~』
とお願いする。
「仕方ないなぁ・・・
じゃあ、もう1回・・・」
と言う訳で【テイク2】・・・
【志保/花謎】は身体を洗おうとしている【陽一郎/芳一】に近づき、
『身体・・・洗ってあげるってば』
と言った。
【陽一郎/芳一】は、
「い、いいってば・・・」
と言った。
【志保/花謎】はくるっと身体を反転させてピタッと背中を合わせる。
『・・・ぷっ・・・』
「ちょっとぉ~・・・
さっきと同じとこ」
と【芳一】は文句を言う。
【花謎】は、
『ごめん・・・
ツボに入っちゃって・・・
今度こそ・・・
我慢するから。
もう1回、お願い。
今度こそ成功させるから』
「今度はちゃんとやってよ?」
『うん。
大丈夫』
と言うようにちょっと演技が躓いたりしていた。




