第二十六章46 【アンサー・クリエイト/アンサー・クリエイト3】46/第12班/【超謎の序列第0席】に逢いに行く12
最後の24番目は【訳あり義父娘】と言う作品となる。
【芳一】は20歳年上の女性と結婚したは良いが、その女性は事故死、何の関係も持たないままその女性の20歳の娘と義父娘となった20歳の男性【綿貫 陽一郎】と言う男の役、
【花謎】は自分と同い年の男性が自分の義父になり、母親に死なれてしまった20歳の女性【綿貫 志保】と言う女の役をやることになった。
これが最後なので少し長めに追ってみようか。
【志保/花謎】は、
『入るよ、お義父さん・・・
背中流してあげる・・・』
と言って、混浴の風呂に入ってきた。
【陽一郎/芳一】は、
「え?
あ・・・、ちょ、ちょっと、裸・・・」
と戸惑う。
『温泉は裸で入るものだよ、お義父さん。
目を背けないで。
こっち向いてお義父さん。
私達、2人だけの義父娘になったんだよ。
もっと私を見て』
「そ、そんな事言ったって【志保ちゃん】と僕は同い年じゃないか。
ま、まともに見れないよ」
『二十歳と言えばもう大人だよ。
私は恥ずかしくないよ・・・
ううん・・・やっぱり、ちょっと恥ずかしい。
ずっとお義父さんの事、気になっていたから・・・
でも、お母さんと結婚しちゃって・・・
お母さん、死んじゃって・・・
私、混乱してて・・・』
「そりゃ、僕だって・・・
結局、君のお母さんとは一度も結ばれる事が無かった・・・
君は・・・どう思っているんだい?
僕と義父娘になった事」
『嬉しいとそうじゃない気持ちの半々かな?
複雑な気持ちだよ。
義父娘だと結婚出来ないとか考えちゃう時もあるし・・・
でも一緒に居ようと思えばいれるかも知れないし。
その辺りは、微妙かな?』
「そうか・・・
それより・・・
ちょっとせめてタオル巻いてくれないか?
目のやり場に困る・・・」
『私の事・・・
意識してくれるの?』
「そりゃそうだよ。
君は大切な義娘である前に魅力的な女性でもあるんだから」
『それはお母さんに似ているからってこと?』
「どうかな?
でも、僕にとって大切な女性な事にはかわらないよ」
2人の会話は続く。




