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第二十六章4 【アンサー・クリエイト/アンサー・クリエイト3】4/第10班/【超越の序列第0席】に逢いに行く04

 【芳一】と【ウェアリス】は24枚の【ウェアリスカード】の課題をクリアする事になった。

 まず、【ウェアリス】が【ウェアリスカード】をシャッフルした。

 そして、向かって縦4枚、横6枚で24枚場に並べた。

 【ウェアリス】は、

『じゃあ、私から行くわね。

 私も【超越】の力を使っている訳じゃないから、何が出るかは解らない状態になっているわ。

 そして、【ウェアリスカード】は白紙になっているけど、手に取る事で自分に解る言葉で文字が表示される様に出来ているわ』

 と言った。

 【芳一】は、

「なるほど。

 じゃあ、僕の場合は地球の日本語になっていると言う訳ですね?」

 と聞いた。

 【ウェアリス】は、

『そういう事ね。

 じゃあ、まず一枚・・・

 書かれているのは・・・

 【この場所を相手に説明しなさい】・・・ね。

 そう言えばここがどんな所か説明して無かったわね。

 カードの言う相手というのは貴方の事だから貴方に説明するわね。

 ここは貴方の世界で言う所の【超次元】と言われる場所よ。

 本来、人間は入って来られない場所。

 でも、貴方が入ってきた時、私が【アップサイジング処理】をして貴方は普通にしていられるの。

 貴方が私に対して脅威を抱いているのは解っているわ。

 それは一時的に貴方の実力が跳ね上がっているからでもあるの。

 弱ければほとんど知ることのない次元。

 それを貴方は人の身で体験していると言う事になるわね。

 もちろん、私が【アップサイジング処理】を解けば、貴方はその場で死が確定する。

 今の貴方は私に生かされた状態で存在していると言う事。

 それがこの【超次元】での貴方の立場よ。

 大体、こんな感じで伝わったかしら?』

 と言った。

 【芳一】が、

「えぇ、まぁ、大体は・・・

 ただ、この質問って・・・」

 と言うと、【ウェアリス】は、

『そう。

 【ウェアリスカード】は相手が求めている質問などを自動的に浮かび上がらせるカードなの。

 引いたカードに書かれた物は相手が求めているもの。

 さぁ、次は貴方の番よ。

 1枚引いて』

 と言った。

 【ウェアリス】が求めている物で自分が叶えられる物・・・

 それを求められるので少し緊張する【芳一】だった。

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