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第二十六章38 【アンサー・クリエイト/アンサー・クリエイト3】38/第12班/【超謎の序列第0席】に逢いに行く04

 【チェル/芳一】は、語る。

 間違った常識を【真理】に基づいて正す。

 それが自分に与えられた【天命】だと。

 【ソシェ/花謎】は、

『【チェルさん】、でもそれをどう発表するんですか?

 学会で発表しても握りつぶされるのは必定です。

 学会も彼等の息がかかっている。

 私達では、どうあがいても、発表さえ無かった事になる』

 と尋ねた。

 【チェル/芳一】は、

「発表する場所は学会だけではない。

 私や君が発表したと言う事にこだわらなければ、そこで発表する必要は無いんだ。

 要は、みんながそれを認めてしまえば良い。

 みんながそれは間違っていると思えば学会も動くしか無くなる。

 そう。

 世論を動かすんだ。

 もちろん、私達がそれを発表したら罰せられる。

 だから、誰が発表したか解らない状態にして知らしめるんだ。

 そうすれば、必ず民衆から運動が起きる。

 例え、今の時代でそれが認められ無くても、その疑問は後の時代に残るはずだ。

 私が結論を出さなくても良い。

 だけど、後世に宿題を残す。

 この常識は何処かおかしい。

 そう思わせるものを出来るだけ多く残すんだ。

 そして、これは身の危険を伴う事でもある。

 それでも、君は私についてくると言うのかい?」

 と言った。

『はい。

 私は【チェルさん】を愛しています。

 そして貴方の言うことを信じています。

 だから、貴方の力になりたい。

 私に協力させてください』

『【ソシェ君】・・・』

 2人はそっと抱き合う。


 という展開になっている。

 2人について【物語】の完結まで追いたい所だが、それだと他の作品の中継をする時間がなくなってしまうので、この【物語】については以上となる。

 人間の世界で言う【天動説】と【地動説】の様な世界がひっくり返る様な問題についての物語が展開されていると思って貰えば幸いだ。

 後はご想像にお任せする。

 【芳一】が不器用ながらもちゃんと、役になりきり【花謎】が気に入った事だけは確かだ。

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