第二十六章31 【アンサー・クリエイト/アンサー・クリエイト3】31/第11班/【謎の序列第0席】に逢いに行く14
【芳一】は、334番目の【物語】の繁盛していない【茶屋】の二階席の外の見える席に陣取り、注文したお茶を飲みながら、【その時】を待つ。
20分くらいした頃だろうか?
【その時】は、来た。
【芳一】は、
「待ってたよ。
ここで待ってれば、2人とも来ると思ってた。
この店の前の店では、お菓子の【タイムセール】が始まったからね。
来るんじゃないかって思ってたよ。
君達はずっと食べ歩きしてたね。
だから、配られていた安売りする店のチラシを見てここで待っていれば来るって思った。
【フェリアヴェルディアちゃん】、
それに、君は初めましてだね、【ジェリアクウィニアちゃん】、
逢いたかったよ」
と言った。
【フェリアヴェルディア】の分身1は、
『やっぱり【変な人間】。
私の行動を理解している』
と言い、【ジェリアクウィニア】の分身1は、
『何で解ったの?
見つからないと思っていたのに・・・』
と言った。
【芳一】は、
「好きな子の事はね・・・
目で追っちゃうんだよ。
どうしても気になっちゃうからね。
気にできないと結構ストレスなんだ。
だから、【知覚】出来ないならどうにかして【知覚】してやろうと頑張ったんだよ」
と決め台詞。
2名は、
『『お菓子・・・
食べる?
美味しいよ・・・』』
と答えた。
これで5(6)名は最低1名の分身は見つけた事になったのだった。
ずっとかくれんぼの中継をしたい所だが、どうやら中継時間もそろそろ終わりに近づいている様だ。
では最後の1名が見つかるまでのかくれんぼを残してそれ以外のかくれんぼの結果を簡単に紹介しておこうと思う。




