第二十六章2 【アンサー・クリエイト/アンサー・クリエイト3】2/第10班/【超越の序列第0席】に逢いに行く02
【芳一】が考えていた事をいとも簡単に言い当てた【ウェアリス】。
彼女は更に、
『その事は貴方が逢いに来るよりも先に【超越】、【謎】、【超謎】、【出鱈目】の4大トップで会談して決めているわ。
結論は、私達がそれぞれテストなんかをして、それに対して全て合格したら願いを叶えるって事に決まったわ。
それと私達、全員が共通で願っているのは世界を閉じた後も貴方が語り部として、【真の強者】について語り継ぐ事。
それと、私が出した条件として、貴方のライフワーク作品、【フィクション・レジェンド】をベースとした【物語】にする事。
タイトルは、【ラテン語】で【フィクション】と言う意味の【ファーブラ・フィクタ】。
この【ファーブラ・フィクタ】をベースとして7つの【物語】を作ってもらうわ。
その作品には、【ファーブラ・フィクタイズム】と言うサブタイトルを付けて貰う。
7つの【物語】は第1作は7名、
第2作は6名、
第3作は5名、
第4作は4名、
第5作は3名、
第6作は2名、
最終作第7作は1名、
の主人公を出しなさい。
そこまでが私が出した条件よ。
【超越】としての条件がそれ。
【謎】、【超謎】、【出鱈目】でもそれぞれ条件を出しているはずよ。
それらを融合した条件をベースにして作ってもらう。
それが条件よ。
下の者・・・【第17席】辺りでは何やらちょろちょろうるさい事やっている・・・
何て言ったかしら・・・【贄喰威】だったかしら?
そいつらの事を解決するって条件も出すみたいだけど、そっちはどうでも良いわ。
とにかく私達としての条件としては、【創作者】として、【作品】を作りなさい。
それなら、貴方の望む未来に協力してあげる。
もちろん、私達がこれから出すテストを受けて合格したらの話だけどね』
と言った。
【芳一】は、
「どういった事ですか?」
と質問する。
【ウェアリス】は、
『私のは簡単よ。
ゲーム・・・と言うか質問に対して答えてもらう事になるわね。
私も答える。
貴方の好きな数字の1つ、24枚の【ウェアリスカード】があるわ。
これは、私の意思で表現された物では無く、状況自体が求める【質問】や【課題】などが書かれたカードになるわね。
その課題をクリアしようと思ったら不可能では無いはずよ。
あるのはそれをする意思があるかどうか。
それをお互い1枚ずつ引いて、最後の1枚まで課題をクリアしたら私のテストは終了。
全ての課題をクリアすれば、私のテストは合格よ。
貴方の願いの4分の1を叶える権利を貴方は取得する。
4分の3は解るわよね?
【謎】と【超謎】と【出鱈目】のトップの出す課題をクリアすれば、晴れて貴方の願いは叶えられる。
ただし、願いを叶えるのは、貴方の住む地球での西暦2028年6月28日よ。
その前の2026年8月23日から2028年6月27日までの間、【贄喰威】との決着を付ける事。
それも条件として加えて欲しいと下からの願いもあるけどね』
と言った。




