表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

12/77

第二十六章12 【アンサー・クリエイト/アンサー・クリエイト3】12/第10班/【超越の序列第0席】に逢いに行く12

 一方、【芳一】の芳の4巡目の課題は、一緒に【ゲーム】を作る事で共同作業とする事にした。

 折角だから、【ウェアリス】の【異能】も活用した【ゲーム】にしようと言うことになり、【虚構】と【現実】の境を超える力を使ってもらい、実際に【芳一】達が【虚構の世界】に入って遊ぶゲームを考えた。

 【ゲーム】のタイトルは、【クリエイト・ブック】と言うものになる。

 【本】の形になっており、そこには、【物語】の【パーツ】となる【シーン】がいくつもバラバラに描かれている。

 【芳一】と【ウェアリス】は【本の世界】に入り、【バラバラのシーン】を移動させて、【物語】を作っていくという【ゲーム】となる。

 とうぜん、【シーン】と【シーン】の間にはつながりが無いので途中のシーンは【芳一】と【ウェアリス】が相談して作ると言う事になる。

 気に入らない【シーン】は捨てる事も出来るし、当然いらない【シーン】もある。

 取捨選択をして、好きな【シーン】だけを使って自分の好きなストーリーを作る。

 そんなゲームである。

 【芳一】は、

「どうですか?

 このゲームの感想は?」

 と聞いた。

 【ウェアリス】は、

『面白いわ。

 自由度が思ったよりも高いのね。

 あ、そっちのシーンは別にいらないわね。

 捨てても良いかしら?』

 と答えた。

「良いですよ。

 今回は接待ゲームなんで、【ウェアリスさん】の好きにやっちゃってください。

 僕はそれにあわせてやる裏方に徹するんで」

『そぅお?

 悪いわね。

 じゃあ、お言葉に甘えて・・・

 この【シーン】をエンディング前の重要な所に持っていきたいんだけど、つながりの話を考えると・・・

 あ・・・やっぱり待って。

 こっちじゃなくて、そっちの方が良いかも・・・

 でも、それだと矛盾が出るわね。

 う~ん・・・迷うわねぇ。

 でも楽しいわ』

 と言う様に無茶苦茶このゲームを気に入っていた。

 そんな感じでお互いの4巡目をクリアした。

 次は、【ウェアリス】の5巡目となる。

 彼女は残り16枚となった【ウェアリスカード】を引いた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ