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余命100ありがとう  作者: Q輔
第一章「余命宣告」
5/46

ありがとう 5

 僕は、大学生。田舎を出て、大学の近くにあるアパートに住み、親の仕送りで生活をしながら、勉学に励んている。


 とは言え、親の仕送りだけではカツカツで、アルバイトをしなければ、とても生活が出来ない。


 だから、現在は、深夜のコンビニでアルバイトをしているのだ。


 病院からアパートに帰り、冷蔵庫の中にある食材で簡単な自炊をして食べ、仮眠をして、夜の10時にアルバイト先のコンビニのタイムカードを押す。


 嫌な予感がする。


 て言うか、嫌な予感しかしない。


 僕は、コンビニのレジに立つ。


 一人目のお客さんは、残業帰りのサラリーマン。


「いらっしゃいませー!」


 買い物かごには、弁当とお茶。僕が、それらのバーコードを読み取ると、レジに支払い金額が表示される。お客さまが、レジにお金を入れ、支払いを完了させる。


 反射的に――


「ありがとうございましたー!」



……余命、あと95回。


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― 新着の感想 ―
[良い点] コンビニのアルバイトを辞めろ!
[一言]  一週間もてば、いいほうだという気がしてきました。
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