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余命100ありがとう  作者: Q輔
第四章「妊娠」
33/46

ありがとう 33

 ルミにプロポーズをした。


 拍子抜けするほど、あっさりとオッケーをもらった。


「そいじゃあひとつ、結婚をする方向で、よろしくどーぞ」


「はい、よろしくどーぞ。では、次の問題――」


「はい、次の議題に移りましょう」


「お腹の赤ちゃん、どうしたい?」


「どうしたいって、そりゃあ、あんた、ぼかあ、産んで欲しいけど」


「そうなの?」


「そりゃそうでしょう。僕とルミの子だぜ。ルミはどうなの?」


「産む。その一択に決まってんじゃん」


「ありがとう」



……余命、あと67回。

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― 新着の感想 ―
[一言]  可哀想に。  生まれてくるのを見れないなんて(断言)
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