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余命100ありがとう  作者: Q輔
第一章「余命宣告」
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ありがとう 2

「す、スズキさん! 言ってる側から感謝をしないで下さい!」


 先生が、真っ青になって、僕の口をふさぐ仕草をした。


「しまった~、つい言ってしまった~」


 僕は、診察室床に膝をついて、打ちひしがれた。


「とにかくこれからは、軽々しく感謝を口にしないことです。うっかり命を縮めてしましますよ」


「はい、すみません」


「では、今後の治療などについては、また明日説明をします。本日の診察は、これでおしまいです。スズキさん、流石に疲れたでしょう。今日はゆっくり休んで下さいね」


「ありがとうございます」


 

……余命、あと98回。

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― 新着の感想 ―
[一言]  ここの作家さんたちも、この病気かかったら絶滅してしまうのでは? 「感想ありがとうございます」 「レビューありがとうございます」 「FAありがとうございます」 「応援ありがとうございます」…
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