最後は絶対に、あきらめないでよかったって笑うんだ。
なんだかんだで
最終的にあきらめないの方に
針を振ってきた
そして
それは今も
変わっていないから
僕はここにいる
口に出さなくなった夢
心の奥深くに沈めてしまった思い
捨ててはいないんだ
隠し持っているだけ
折れてようが
砕けていようが
再び紡ぎ直す気力に欠けていようが
飛び散ったまま散らばる
この欠片の一つ一つが
僕の支えで
生きることを望んで
進んできた証だ
笑いたければ笑えばいいさ
そう開き直れないから
隠しているんだ
口に出せば笑われてきた夢を
口に出し続けられなかった弱い僕は
折れてひしゃげて潰れた後も
もう一度立ち上がって
ぼろぼろの姿で
ぼろぼろの希望を追っています
大人になるんだって
言い聞かせたもの沢山あって
仕方なかったんだって
逃げ出したこと正当化もしてきた
ただ
いつだって最後の最後
あきらめることだけは選ばなかった
なにもない僕が
なにもないまま
あきらめていないだなんて
笑い話にもならないけれど
多分僕はそれでも
行くんだと思う
この先の未来は見えないけれど
結末だけは思い描いているんだ
後ろ向きで
怖がってばかりで
それでもギリギリで踏ん張って
そうやって最後に
あきらめないでよかったって
笑うんだって
それだけは何があっても譲らないって
決めているんだ
その時に一人だと淋しいので
仲間なんて呼んでもらえないかもしれないけれど
最後に笑いあってくれませんか?
お互いにあきらめなくて良かったですねって
その時まで
一緒に走り続けてくれませんか?