プロローグ2
声が聞こえる、直ぐそばから聞こえる、俺を呼ぶ声が。
「おい起きろ、何時まで気を失っているつもりだ?」
この声はムト様か。それになぜだろう?おかしいな、俺の記憶が確かなら、俺って肉体を無くして魂だけの状態だったはず。 それなのに後頭部や背中の辺りをペタペタと触られてる感じがする。 ありえないだろ、早く確認しないと、それに、ムト様の声に心配している様な気配が伝わってくる。早く起きないと。
「大丈夫です、ムト様、ご心配お掛け・・・・なんだこれっ!?」 驚いた! 文字通り、驚いた! 後ろに振り向きながら、返事をしたら正面にちょうど人の、もっこりした股間部分が見えたのだ!! ちゃんと服は着ているから、直におがまずにすんだがこれには驚いて大きな声も出るよっ!
それにだ! 今、俺の視線の高さが生前と変わらないはずの、170㎝近いのに、股間部分が正面に来るってどんなけ大きいんだよ。二つの意味で!!
俺が驚いて固まっていると、上から、ムト様の声がした。
「どうした、ようやく起きたと思ったら、大きな声を出してビックリするだろ。それで大丈夫なのか何処か調子が悪かったりしないのか?」 と、聞いてきた。
上から聞こえる声は間違いなく、ムト様の声だ。やはり俺の視線の先にある物は、ムト様の物に違いない、ならばとおそるおそる見上げてみた、そして視線が合った。
「もしかして、ムト様ですか? お姿を拝見するのは初めてですが、声だけでやり取りしていた時にイメージしていたお姿より、ずいぶんお年を召していらっしゃるんですね、それに、お体も予想以上に大きくていらっしゃったんですね」 俺は視線の先にいた人物、白髪の長髪に、ほりの深い顔立ちに鋭い目付きそして長い顎髭に最後にこれでもかと筋骨隆々の巨体を包み込む、たぶんだが、トガと呼ばれる衣装を着た人物を見ながら声を掛けた。
するとムト様はもちろんだと肯定するみたいに頷き話し出す。
「そうだ、この姿こそが俺本来の姿だ、どうだ威厳が溢れ出しているだろう、どこから見ても神様にしか見えないだろう」と なぜかいまになって神様アピールをしてくる、これはあれか、会話だけでしか自分は神様だとしか言えなかったから、本来の姿を見せられたことで、俺に自分は神様なんだと再認識させたいのか。なんかこのへんは神様なのに子供っぽい発想してるんだな。なんかさっきまで驚いたり、固まったり、緊張したりしたのが無かった事みたいに落ち着く事が出来た。だから落ち着いて話す事が出来た。
「そうですね、声質はともかく、神とはかくあるべしと体現したような、お姿だったので直ぐに分かりました」 そう答えると、ムト様はそうだろそうだろと、嬉しそうな表情になった。そしてようやく話の流れが落ち着いたので、別の話題をふってみる事にする。
「ムト様、先ほど俺が気を失っているときに、触ったりしましたか? 俺って今魂だけの状態なのに頭や背中を触られた感じがしたんですよ、おかしいですよね?」疑問に思ったことを聞いてみる。
するとムト様は一つ頷き答えてくれた。
「そう言えばまだ、何も話していなかったな、分かった今から一つずつ話していく事にする、分からない事があったら遠慮なく質問するといい」と、続けて話し出す。
「まずお前の状態について改めて説明する。本来魂とゆうものはとても脆く壊れやすいものなのだ。それを防ぐために肉体に憑依させ魂を保護するのだ」と話し始めた。それに対して俺は、理解できれば返事をし、理解できなければ質問を繰り返したが・・・・結論から言うとあまりにも話の内容が難しすぎて全体の九割は理解できなかった。残りの一割をなんとか生前の知識をフルに使い理解できた。
そして話終えたムト様に話しかける。
「ありがとございました、ムト様、俺の、今の状態を表す内容は理解できたと思いますが、それ以外の話の内容はあまりにも難しすぎて、理解できませんでした。俺に現在必要な知識を覚えるので精一杯でした。それも若干間違えて理解しているかも知れませんので、今からもう一度声に出して、確認しますので間違ってたら訂正していただきたいのですがお願いできますか?」 と、自分の理解力の無さに凹みつつお願いする。
「そんな気落ちした声を出すな、お前に直接関係してくる内容だけ理解できれば十分だ。それ以外の内容はこれから時間を掛けて理解していけばいいだろ。分かったら覚えたことを言ってみろ。確認してやるから」 そう言って、俺に促してきた
「わかりました、ではいきます。まず①魂には質と段階が存在する。②本来魂とは、単独で存在を維持することができない、よって仮の器に入りその存在を維持する。③しかし輪廻転生を繰り返す事で、魂の質を上げ段階を上げることで存在を維持することが少しずつできるようになる。④そして、魂の質と段階が、ある境を越え、ある条件を満たすことで、輪廻転生を脱却する事ができる⑤この時点でようやく、仮の器が無くても、存在を維持できるようになり、仮の器に入っていた時と変わらない状態になる事ができる⑥脱却したあとは、記憶をすべて保持する事と自由に生まれ変わることができるようになる⑦あとは自由に時間を掛け魂の質と段階を上げていく事になる⑧また④の際にごく稀に、魂の質と段階が極めて稀に、はね上がる事があるらしい⑧その際本来なら途方もない時を掛け、たどり着く一つの到達点『半神』に成ることができるらしい。以上です」 と、ムト様が教えてくれた話の中から、今の俺の状態を表す内容はこれぐらいだったはずと思いながら、 ムト様を見てみると、問題ないとゆう表情をしながら
「状態を表すだけなら問題無さそうだな。では続けて『神』と『半神』と『亜神』について話をするか」と次の話題にうつることになった。
そしてまた、意識的に結構な時間を掛けて聞くことになると、思ったが、今回は予想以上に早く話が終わった。
「っと言う訳で、分かったか?今回は余計な話や補足はせずに『神』と『半神』と『亜神』を説明できたはずだが理解できたか?」 と視線を合わせ聞いてくる。
「そうですね、とりあえずさっきと同じ様に 覚えた内容を声に出して確認してみたいと思います」と、続けて話し出す。
「①『神』とは、一つまたは複数の世界を管理する者たちの総称である。また、魂のみで存在する上位の者の事である②『神』には階級が存在し、創造神を筆頭に、上級、中級、下級、最下級、亜神が存在する。③『半神』とは魂のみで存在する最下級の者の事であり姿形を自由に変えることができない、よって神界または神界の様な場所でのみ存在が許される③『亜神』とは、半神が地上で活動するために肉体に魂を定着させた状態の事である、以上です。今回は特に問題は無いと思いますが、どうでしょうか」と、返事を待つ。
「今回は括りで説明したから十分だ、本来なら一つ一つ丁寧に説明したいが、お前にはまだ必要の無い事だから、今回は見送ることにする、また、機会があればその都度説明する事にする」 そして少し間を置き。
「さてと、これでようやくお前に必要な知識の初歩の初歩は伝えられたはずだが、問題はないか?」とムト様が視線を合わせてくる。
「はい、問題ありません
俺に何が起き、どういった存在に成ったのか分かりました」 返事をする。
ムト様は頷き、回りを見回し何かを確認した後、今度は、さっきより声を押さえて話し出した。
「なら今度は、俺とこの世界にについて話をする」 と、言いながら、また回りを確認し、ようやく納得したのか話し出す。 正直、さっきまでの態度と対応の違いに少し驚いたが、ここで、どうして、そんなに回りを気にしているのですか?『ムト様の事』と、この世界について話をするだけなのに、と、質問したくなったが、俺の直感が、今は止めておけと囁くので、おとなしく話の続きを聞くことにした。
「まず、俺の事だが 改めて名乗る、名は『ムーンライト』だ。階級は、上級神だ。 この世界『フルムーン』の管理と調整の最高責任者をしている。好きな物は、甘い物と可愛いものだ嫌いな物は、辛い物と苦い物と『暗いところ』と・・・・まあ、今は言わなくていいだろう」 と、自己紹介を終える。
なんだろうか、最初は普通だったのに、嫌いな物をいった辺りで、雰囲気が急に変わって怒っている感じになった。正直、自己紹介の最後に、怒りの感情を出したままで終わるのはやめてほしい、ものすごく話し掛けづらい・・・、でもここで、俺が先に、話し掛けないと、ますます変な方向に行きかねないので、ここは自己紹介の内容にあえて触れずに、さらっと流すのが吉。
「ありがとう御座いました。ムト様の事が少し分かりました、これから時間を掛けて、もっとムト様のことが理解できるように頑張りたいと思います」 これでよし、問題なし、だってほら、視線の先で、さっきまで怒りの感情をだして話し掛けずらかったのに。今は、俺がさらっと流したことで微妙な表情してるし。口なんて微妙に開いたり閉じたりしてるし。これは、もしかしてもう少しだけ、踏み込んで来てほしかったのか? するとムト様が。
「すまんな、嫌な事を思い出してしまってな、こればっかりは思い出すだけで、感情的になってしまうのだ」 と言って、少しだけ目を伏せる。だから俺は。
「月並みの言葉で申し訳ありませんが、誰にだって思い出すだけで嫌な気分になってイライラしたりすることがあると思いますので気にしないでください。それから、そのイライラの原因は知りませんが、俺にできる事なら微力ながら力になりますので、使ってください」
それを聞いたムト様が、伏せていた視線をあげ俺を見つめる、そして苦笑いを浮かべ。
「そうか、あの者達は ずる賢く強かで厄介な相手だ。だから、その時は、ナナシの力を借りたいと思う」 そしてムト様は、咳払いをし話題を変える。
「では改めて、次の話に移ろうと思う。それはこの世界『フルムーン』について説明しようと思う。この世界は、ナナシがいた世界、地球とは全く異なる世界なのだ」と、言ってムト様は語り出した。
それからしばらくして。
「・・・・っという感じだな。本当はもっと詳しく話したいが、このあともまだ、話さなければならないこともあるから、あまりこの世界についてだけに時間を割く訳にはいかないから止めておくことにする」と、言って話終えた。俺は改めてさっきの話の内容を思い出していた。正直、 自分が、滅茶苦茶興奮してるのがわかる。あり得ないことが現実に起こったのだ。興奮しない方がおかしい。漫画やゲームやアニメに少しでも触れたことのある人なら、この状況、絶対に喜ぶに違いない。なぜなら、この世界は。
『剣と魔法が当たり前のファンタジー世界なのだから!! 』っと大きな声で叫んでしまった!! 余りの興奮に声に出してしまった。生前では、当たり前のように魔法使いには成ったが、魔法は使えなかった。だが、この世界は魔法が使えるらしい。
「お・・・・ナ・・・、大・・・か、聞こえているのか!」
と、少し焦ったムト様の声が聞こえてきた、いかんいかん余りにも興奮しすぎて、自分の世界に入り込んでいたらしい。早く返事をしないと。
「すいませんムト様、余りにもあり得ないと思っていたことが現実に起こってしまい興奮してしまいました」
ムト様は若干引いた感じで
「・・・そうか・・・それなら良いんだが、この話題以外は静かに聞いていたのに話終わったら。急に大きな声をだして、ぶつぶつ独り言を喋りだして心配したぞ」
「本当にすいませんでしたでは、また声に出して話の内容を振り返りたいと思います。間違っていた場合は訂正をよろしくお願いします。
「では、いきます。①この世界は、地球とは違い、科学による発展ではなく、魔法と言う物で発展しているらしい②魔法とはこの世界にある力の1つらしい、他にも複数あるらしい③この世界には、精霊とかドラゴンとか魔物とかファンタジー世界ならお約束の物がいるらしい④この世界には、人間以外に、獣人やエルフやドワーフといった他にも多種多様な人種がいるらしい⑤レベルと言う物があり、魔物を倒したり修行や訓練をすることで経験値を得る事で自分とスキルを高めることができる⑥それから、スキルという物で、大雑把に分けて、ユニークスキル、アクティブスキル、パッシブスキルの三つに分かれるらしい⑦そして、最後に、この世界の宗教について、今より、昔、異世界から邪神が来たらしい。それまでは一神教だったのに、邪神や邪神を倒すのに異世界から数十の神々を呼び寄せたおかげで、この世界は滅びずになんとか邪神は倒したが、それ以来色々な宗教が誕生したらしい」と、この世界の初心者編の説明を終わる。が、今度は、ムト様がすこし様子がおかしい、若干目が虚ろになり、ぶつぶつ何か言っている。よく聞くと。
「・・・・絶対ゆるさない・・・私が・・・・初めて・・・・もっと威厳が・・・・絶対に・・・・」 だめだ、また何か地雷を踏んだらしい。しかも一人称が俺じゃなくて私に成ってるし、口調がなんか女の子っぽい! 早くなんとかしないと!
「ムト様! 終わりました。何か間違っていませんでしたか!!」 大きな声を出して呼び掛ける。すると、ムト様の目に光が戻り、ハッとして慌てて話し掛けてくる。
「すまんすまん、少しばかり考え事をしてしまってな。途中から聞いていなかった、だが問題はないだろう、分からないことがあったらあとで聞いてくれ」 と言って若干強引に締め括った。そして、真剣な表情になり、俺と視線を合わせる。
「さて、ナナシよ、此までに説明してきたことは、ナナシに起こったこと、ナナシがどういった存在に成ったか、そして俺の事、この世界の事にたいする必要最低限の事を説明した。なぜ必要最低限しか話さなかったか、1つは、俺がすべてを話すと、情報や認識に偏りが出来るからだ、俺にだって感情がある、だから、俺の好き嫌いで話の内容が変わる可能性がある。だから、ナナシには、さわりだけを教え、あとは直接体験し感じてほしいと思ったからだ。二つ目は、ただ単純に、この世界を始めから楽しんで貰いたいからだ」と、言って笑い掛けた。
「では、改めて、ナナシには、この世界に生まれ変わるにあたって、二つの道を提示する。まず1つ、赤ちゃんから始める。これは、言葉通りに、母体に宿り生まれてくること。だがこの場合は、半神としての力を完全に封印させてもらう。理由は単純に、特別に用意した仮の肉体でないと、半神の力を受け入れる事が出来ないのと、制御が出来ないからだ。半神と言っても、力は強大だ、半神に成りたてのナナシでは、必ずと言っても足りないぐらいに、力を暴走させるだろうしたがって完全封印させてもらう。二つ、こちらで特別な仮の肉体を用意して、亜神に成ってこの世界に降りたってもらう。その場合は、半神の力を、最初は完全に封印し、慣れ始めたら少しずつ解放するといったものだ。好きな方を選んでほしい。」と言われたので即答する。
「赤ちゃんからお願いします」と返事を返す。するとムト様は、一瞬、ポカンとするが気を取りなおして聞いてくる。
「即答だったが、本当にいいのか? 最初次第で、色々と変わることもあると思うが・・・・いや、ナナシからとても強い意思を感じる。何か深い考えがあっての事だろう、余計な事は聞かないでおこう」 と、言って納得した
違うんです、ただ単に赤ちゃんの姿で色々な、プレイを楽しみたかっただけなんです。おっぱいを吸ってるときに、甘噛みしたり、強弱をつけながら吸ってみたりして反応を見たり、胸の谷間で赤ちゃんの姿でパフパフされてみたり、赤ちゃんの時にしか許されないであろう、あんな事やこんな事をしてみたかったんです。ごめんなさい! ごめんなさい! 意識を持った状態で生まれ変われると思ったら、やってみたくなって深く考えず即答してしまっただけなんです!!とは言えなかった。
「それでは、ナナシに新しい力を授けたいと思う」と言って、何も知らないムト様は話を続ける。
そんなムト様に、若干後ろめたさから、返事をしずらいが返事をする。
「力とはどう言ったものですか?」
「力とはスキルの事だ、何かほしい物はあるか?」と聞いてきたので、少し考える。それって、あれだよな、よく聞くチートってやつだな。漫画を見たりゲームで遊んだりしたことがあるなら、一度はこんな力が使えたらいいのにと思った事があると思う。俺だって思った事はある、と言う事で、あれこれほしいと思うスキルを言ってみた。
「色々聞いたが、それだとスキルが多くなって大変だな。なら仕方がない。俺が昔に作ったが、余りにも使い勝手が良すぎてお蔵入りしていた、ユニークスキルを幾つかと既存のスキルを渡そう」とそうゆう事に決まった。
「まず1つ「万能倉庫」とゆうスキルだ。これは、「アイテムボックス」とゆうスキルのユニークスキルだ①容量に制限がない②時間の経過を自由に調整できる③所有者の持つスキルによって制限なく進化する。例えば、ナナシが「解体スキル」を手に入れると、「万能倉庫」も進化して「解体倉庫」と言った機能が追加されるそれ以外にもたくさん在るから楽しみにしておくといい」 と言った具合に話が進んでいった。そして頂いたスキルがこれだ!
①万能倉庫②眷属化③スキルコピー④思考加速⑤魔力超回復⑥万能翻訳⑦全魔法属性⑧鑑定⑨透視⑩飛行⑪身体能力上昇⑫レベルドレインと言ったスキルと最後にこれらを統括し使いやすくするために、ステータスシステムを頂いた、ちなみに頂いたスキルはすべて、身体能力上昇以外レベルはカンストしてある、それからステータスシステムにも色々な機能があるのでかなり使い勝手がいい。スキルとステータスシステムについての説明は割愛するので、使用する前に改めて思い出して確認するこにする。
「ムト様、スキルを沢山頂き有り難うございました。大切に使わせて頂きます」と、ムト様にお礼を述べる ムト様は頷き視線を合わせる。
「気にしなくていい、これらのスキルを使い、自由に楽しんでこい。最後に、生まれる場所についてだが何か意見はあるか?」と、聞いてきた。
「そうですね、正直、争い事は苦手なので、安全な国がいいですね、最後に、実家がお店を営んでいたら、面白そうですね」と、思ったことを言ってみた。するとムト様が少し考えてから。
「わかった、その条件で調べて見よう、だが探しても見つからなければ、悪いが諦めてくれ、その場合はこっちで決めさせてもらう」 するとムト様は、俺を両手で掬う様に持ち上げ、同じ目線に持ってきた。
「ナナシには、最初に言ったように、できればこの世界を楽しんでもらい、この世界を通じて俺の事も深く知ってもらい、 俺の、初めての眷属に成ってもらいたいと思っている、長々と話したが、俺からは以上だ。 次に会うのは、いつになるか分からんが俺から接触したいと思う。それまでに、この世界に少しは慣れている事を願う」 と言って笑い掛けた。そして今度は、俺が、一時の別れの挨拶をする。
「最初はどうなるか不安でしたが、ムト様にお会いし、助けていただき、何とか成りました。本当に有り難うございました。またお会いできる日を楽しみにしています」
そして俺は、眠るように意識を失っていった。