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石巻の風

校庭に出ると、海から吹く風が心地よかった。


先生「今日は50メートル走から始めるぞ!」


朱子「大阪ではこんな風、あんまり感じへんかったな。」


スタートラインに立つと、隣の男子が笑う。


男子「転ぶなよ!」


朱子「誰が転ぶねん!」


「よーい、ドン!」


全力で走る朱子。しかしゴールすると息を切らして、その場に座り込んだ。


男子「意外と速いじゃん。」


朱子「せやろ!私意外と早いんだよ!」


少しずつ、クラスメイトとの距離も縮まっていくのだった。

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