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すずしいねぇ

朝の空気はひんやりしていた。


朱子「大阪より涼しいやん。」


家を出ると、近所のおばあさんが声をかける。


おばあさん「いってらっしゃい、あねちゃん。」


朱子「い、いってきます!」


まだ知らない人ばかりなのに、みんなが自分を知っている。


通学路では海から吹く風が制服を揺らした。


朱子「今日こそ石巻のこと、いっぱい知ったる!」


少しだけ胸を弾ませながら、朱子は学校へ向かった。


仮面ライダーがいたり、ロボコンがいたり、賑やかな町だ。

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