4 落ちた枢機卿は復讐の夢をみる1 1章
前作、『白花の咲く頃に』の挿絵をみてみんに登録し終わったのが2015年10月20日。
新しい絵を登録したのが2017年10月4日。
家を長期空けねばならぬ事態に遭遇したようです。
半年だけ家を空ける予定だったので、大掛かりな引っ越しなんてしなかった夕立君。
愛用のデスクトップPCはもちろん置いてけぼりです。
お絵描きができませんでした。
まぁいいやと開き直って、次の長編をなろうのマイページで書き貯め始めました。
この時夕立君が執筆補助に導入したのがお絵描き帳です。
出てくるキャラの絵を走り書きしたり、章初めの挿絵の構図を走り書きしたり。
次の長編『落ちた枢機卿は復讐の夢をみる』は行政組織が複雑だったので、組織図を書いてみたり。
本編にはたまにしか出てこない選帝侯を10家決めてみたり。私の中では十侯と認識されていました。(本編中たぶん記載無し)
いらない設定を決めるのってたーのし~。
長編連載が終わってお絵描き帳も最後まで使い切ったのでモノは捨ててしまいましたが、ラフのいくつかはデータで残りました。
今作はそれも載せていこうと思います。
【自作】
(空想科学)
『堕ちた枢機卿は復讐の夢をみる』https://ncode.syosetu.com/n8900eh/
1章の挿絵です。
出張中に考えた構図をもとに、家に帰ってきてから描きました。
久しぶりにきちんと絵を描こうとして、出てきた問題はインクです。
なにせ夕立、手持ちのインクが耐水性インクですから。
夕立の認識だと、耐水性インクって溶媒の蒸発が早くて、墨汁や普通のインクより劣化しやすいのですよね。
インク壺の底の方に粒粒が沈殿しています。
無視して上澄みだけで線を引くと、薄い薄い。
粒粒が色の元のようです。
沈殿がある程度なくなるまで振り混ぜて使ってみました。
インクの伸びは悪いですが、濃さ的にはあまり問題なさそうです。
これだけ使えれば問題ないべ、と、気楽にお絵描き再開です。
お絵描き帳で走り書きしたジョエレ(↑の絵に描かれている金髪)のラフはこんな感じ。