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吸血鬼ちゃんの日常  作者: 夢宮 瑳菓羅
6/16

5日目 休日後の学校はなんとなく、行くのにためらいが、あるような…?

 大家さんの都合で、私達は三人ぐらしが始まります

私と私の後輩ある、守敷さんも、二人とも、了承はしてあるので、結構早く、この話は片付いた

今、現在、7:23…

腕時計を確認するともうそろそろ学校に行く時間であった

「もうそろそろ、行こっか、守敷さん」

「はい、そうですね」

なんとなく体が重いような感じがあった

“苺花さん、私はここにいますね”

吸血鬼ちゃんは私の影に入っていた、道理で重たい訳だ

“重たさとは関係ないと思いますよ!”

吸血鬼ちゃんも、こういうところは、結構あったりするんだ

「守敷さん」

「何ですか? 先輩」

「何でもない、ただ、呼んでみただけ」

冗談を笑いつつも言った

「もう、からかわないでください!」

可愛らしく声を出して、少し大きな声だった

「うん、ごめんね~」


     ※


そうして、私達は学校に向かい始めた

いつものアパートの階段を、制服の靴が、カタンコトン、と音を響かせている

学校までの通学方法は徒歩、電車には近すぎる、かといって自転車では遠回りになってしまう

アパートの階段を降り終わって、通学路A、を行く

私は通学路を3つに分けて、A、B、C、と使います

遠回りにはならないで、3つとも、学校までの到着時間は、ほぼ同じ

違うとすれば、通学路Aはとても静かな事

今でも、私達の足音が響く、ここで話をすれば、絶対、誰かに聞かれる、はず

極力、私は、ここでは、話はしない

もし、話すとしたら「何か落としたよ」ぐらいだろうか、これしか思い付かないし

足音が響く中、私は、ただただ、歩き続けた

後ろにいる、守敷さんにも、振り抜かないで

心の中では、早くこの道を出たい、とか、気まずい、とか、どうしよう、なんて、考えている

結論は、ここから脱出したい

私は、心底後悔している、通学路Bか、もしくは、通学路Cを行っておけば、良かったかもしらない

選択を誤った、これからはもう、一人の時に、ここ、使おう

……二分後

私達は、脱出に成功する、延々に続いていた沈黙が、一気に解放された気分

「やっ、やっと終わりましたね…」

守敷さんは、ずっと我慢していたようで、溜めていた体の空気を、外へ吐き出している

「すー、はー、解放された気分だ~」

深呼吸を、一回ほど行った、溜めていた空気が、出ていく感じがある

通学だけでこんなに体力消耗したのは初めてだ

次からは本当に気をつけよう

この道を抜けて後は、三分くらい歩けば学校に着く

「ふー、次からは違う道を行きたいです」

「そうだね、次からは、気をつけておこうね」

「大体、先輩がこの道に行くって、言いましたよね、よね!」

語尾を二回もいった、しかも、若干怒ってる

もう、私には、謝ることしか出来ない状況にあった

「ごめん、なさい…」

「声、小さくて、何を言ってるのか、聞き取れませんでしたので

 もう一度、大きな声で、よろしくお願いします」

「もう、私が悪かったわよ、ごめんなさいー! すみませんでしたー!!」

結構な大声で言った、守敷さんはなんか、満足げに、どや顔をしている

これが、高みの見物、ということなのだしょうか

「よろしいです、ふー、先輩、次からは、本当に気をつけておいてくださいね」

「うん、分かってるよ…」

「なんです? 拗ねているんですか、それとも、嫉妬してるんですか?」

「拗ねても、嫉妬していない!」

とっても、いじめて来る守敷さんに、とっても、にらむ、それも、頬を膨らませて

守敷さんは、まるで、小動物を見ているかのように、優しく微笑みつつ、こっちを見てる

なんだろう、小悪魔に似ている…

「もう着きますよ、ちゃんと前向いて下さいね」

前を向くと、もう学校までの距離は、かなり近くなっていた

学校だ…

なんだろう、ためらいがあるような…?

気のせいだろう、と決めつけて、学校の門を通り過ぎる

ああ、学校だ…

実感がさっきから湧いてこない、休日の後なのに、いや、休日の後だからなのかも

そんな変な感覚を持ちつつ、私はいつもの学校生活を送った

学校では、何も変わらない、友達との交流

授業中の態度は、ちょっと危なかったけれど、なんとか大丈夫だった

放課後に美術室に行って、部活動を開始する、部長の挨拶があった

それから、絵を描く為に、場所を移動する

私と守敷さんは、いっつも一緒に描いている

一方的に、守敷さんが、私に着くまとってくるのに

私が着きまとっている、という噂が多々、聞こえて来る事が、あったりする

今日も、いつもの学校の屋上で、空の絵を描く

部活では、自身が使用している物でも、部活動で使っていい物でも

どちらでも好きに使えるから、私は結構良いシステムだと、未だに思っている

屋上、いつも絵を描く時は、私達の間に入って来るのは、風の音くらいだった

しかし、今は違う、まるで、私にしか聞こえていないかのように

吸血鬼ちゃんの声が耳に響く、正直に言って、物凄く…邪魔

さっきから、吸血鬼ちゃんは、雲の事やら、絵についてやら

色んな自身の感想を、述べている、それはもう、述べまくっている

もちろん、当然私は、それらを完全に無視している

絵を集中して描きたいからである、そう、むしろ、それ意外何もない

大体、私は部活動中に絵を描き終えられる

守敷さんは、大体、三回くらいだろうか、それくらい

美術室に戻り、帰る準備を済ませた

相変わらずの日常形だったと痛感した

「先輩、今日の絵の具合はどうでしたか?」

質問をされたので、ゆっくり振り替える

「今日はまあまあかな…?」

「そうですか」

守敷さんは、不思議な笑みを浮かべた…

学校を出るともう、辺りは夕方になっていた

でも、これが普通なので、そんなに焦ってはいない、焦る必要性が全くないからだった

帰りの道は行きと同じに…出来ないので通学路Bを行く

守敷さんも納得しているような顔をしている

夕陽の照される道のりを延々と歩く、あっという間にアパートに着いていた

「そういえば、行きの道より、帰りの道の方が短く感じるらしいですね、先輩」

私も正に、そんな感じの事を思っていた

「そうだね~」

緩~く、答えた

階段を上がって行く、行きと同じく、靴の音が響く

私の部屋、もとい、私と吸血鬼ちゃんと守敷さんの部屋に着いた

鍵をカバンから取り出していると、後ろから、誰かの足音がしたので、振り替える

見たことの無い人だった

「あっ、はじめまして、姫海さんと守敷さん」

私たちの名前を言い当てられて、多少、驚きはあった

「はじめまして、あの、あなたは…?」

「大家さんから話は、聞いていませんか?」

「ああ、大家さんの親戚の方ですね」

「は~い」

今気づいたけど、この子も吸血鬼ちゃんに似ている感じがあって

外見がどこかの国のお姫様のようだった

「でも、おかしいですね、私の誘惑が効かないなんて」

小さな声で彼女が言った、守敷さんは、分かっていないようだったので、良かったかも

しかし、私は直ぐに気がついた……


この子も、吸血鬼だという事に

今回は学校などを書きました

次は色々と描きたいです

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