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吸血鬼ちゃんの日常  作者: 夢宮 瑳菓羅
4/16

三日目 みょう、わしゃしに、しょうじゃんをみゅうのは、らめれすよ~

 布団の中、吸血鬼ちゃんが、私に、巻き付いているかのように、抱きついている

吸血鬼ちゃんの可愛さで、私に抱きついているのを、離す事は出来ない、不可能


「…つきちゃん、吸血鬼ちゃん」

〈あれ、苺花さんの声が…〉

吸血鬼ちゃんが目を覚ますと、目の前に苺花の顔があった

自分の方から、抱きついた覚えがない、でも、この状況で、自分でやったんじゃ無い

だなんて言えない、といったところだった

という訳で、吸血鬼ちゃんは今、言い訳を考えている、のではなく

現状が、どういった流れで、こうなったのかを、必死に考えている

「吸血鬼ちゃん、あ~、やっと起きた」

吸血鬼ちゃんは、考えていても、込み上げてくる

恥ずかしさなど、色んな感情が、心の中で、混ざりあっている

「え、あの、あ、え、」

言葉が出てこない、吸血鬼ちゃんの頭が、いつもより、速く動いている

でも、一向に、終わる気配が無い

「吸血鬼ちゃん?」

自分では、気づいていなようだけれど、顔にとても出ている

目が回っているし、顔も赤くなっている

「とりあえず、離れてくれるかな」

「あっ!!」

吸血鬼ちゃんが、私を急に突き放して、後ろにあった、テーブルに頭を打った

「痛いっ!」

「あ、ご、ごめん、な、さい…」

私が頭を押さえてうずくまっていると、吸血鬼ちゃんが立ち上がって、私に近づいてくる

吸血鬼ちゃんの足が、布団に引っ掛かって「わぁっ」と声を出した後に、私の方に倒れてくる

私に、考える暇も与えてくれない

「ぐぅっ…」「いったー」

吸血鬼ちゃんは、私に倒れた時に足を、私は、吸血鬼ちゃんに倒れられてお腹を

さっき、頭を打った時より、痛い

今、私の中では、頭とお腹が同時に、痛い現象が起きている

かろうじて、目は開けられる

吸血鬼ちゃんが私から、すぐに離れると、この世の終わり、て顔をしている

「ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい」

話すスピードが、さっきよりも速くなっている、焦っているのだろうか

「大丈夫、気にしなくて良いから」

心配しないように、と思って、言ってみたものの

逆効果でした

「あ、えっと、本当にごめんなさい!」

なんだかんだで、事態が悪化していく一方


     ※


……4分後

ソファーの上に、二人で座っている

「本当にすいませんでした」

まだ、後悔していた、もう、謝らなくて良いのに

「大丈夫だよ~…」

声がもう、小さくなっている、どのくらい、話したのだろうか

「すいませんでした」

今まで、何回謝られただろう、ちょっと、このくらいで終わらせたい

「吸血鬼ちゃん、そんなに謝られると、私、もう、怒りそうなんだけど」

私自身、あんまり、気づいていないけど、怒っていたらしい

「すいません…」

ここま謝られると、私が悪いみたいに、なってる

「吸血鬼ちゃん、もうさ、謝らなくて良いから、何か、して欲しい事を、言ってみて」

「私が、苺花さんにして欲しい事、ですか?」

「うん、そう」

「じゃあ」

そう言った後、吸血鬼ちゃんが、私に顔を近づけた

「キス…して下さいね」

「えっ!」

急に言われたので、驚く、これは、ね、さすがに

吸血鬼ちゃんの、好奇心なのか、でも、さっきとは、話し方が違う

あ! もしかしたら、これ、吸血鬼ちゃんが、冗談言ってるんじゃ…

「良いよ、しよっか」

私も、冗談を言ってみた、それも、吸血鬼ちゃんの耳元で

予想どうり、吸血鬼ちゃんは、冗談を言っていたようで

耳が赤くなって、顔も少し赤くなってる

それでも、私は面白かったので、このまま続ける

「どうしたの、黙っちゃって、本当に、しちゃうよ」

私が、吸血鬼ちゃんの肩を、両手持って、顔を近づけた

本当にキスをする、真似をした

 注意× 本当にキスはしません

吸血鬼ちゃんは、目をつむった

私に肩を持たれて、驚いている感じと、恐れている感じ

どことなく、少し嬉しい感じがある

そろそろ止めよう

そう思うと、私は、吸血鬼ちゃんを離した

「な~んてね、冗談だよ」

すると、吸血鬼ちゃんは、頬を膨らまして、分かりやすく

そして、可愛らしく、怒っていた

「もう、苺花さん」

「ごめんって」

「みょう、わしゃしに、しょうじゃんをみゅうのは、らめれすよ~」

え、何、今の

「すみません、噛みました」

噛んだにしろ、あまりに可愛い噛みかたで、唖然とした

「すいません、もう一度」

言い直した

「もう、私に冗談を言うのは、ダメですよ~……」

恥ずかしそうにしている

ふと、時計を見てみた

  6:36

あれ、こんなに速くに起きてたんだ

「学校に行く準備でも、しょうかな」

「学校って何?」

あれ、吸血鬼ちゃんって学校、知らないのかな

「学校は、えーと、学びの場? かな」

「私も行ってみたい」

興味津々になっている

「ダメだよ、隠れて侵入でもしない限り」

「隠れは出来ますよ」

「え? で、出来るんだ」

吸血鬼ちゃんが、思いもしていなかった事を、言い出す

「出来ますよ、こんな具合に」

吸血鬼ちゃんが、部屋の、暗い方に行くと

床に沈んでいく

「……」

言葉が何も出てこない、ただただ、吸血鬼ちゃんを見る

完全に沈みきって、吸血鬼ちゃんの姿が、無くなった

すると、私の影から、少し顔を出していた

「凄いね」

「では、これで、学校に侵入しましょう!」

その後、吸血鬼ちゃんは、そのまま影の中にいて、私は着々と準備を済ませた

  7:08

まだ、学校には早かった

すると、部屋のインターホンのチャイムが鳴った

「誰だろう」

外を確認すると、部活の後輩の、守敷香苗さんだった

扉を開ける、ああ、寒いと思った

「おはよう」

「はい、おはようございます」

「どうしたの、こんなに早くに」

「少し、聞きたい事が」

そう、守敷さんが言うと、とても嫌な空気を感じた

「先輩、吸血鬼と、何か、関係があるんですか」


吸血鬼ちゃんについてもう知られてしまっている

一体、どうなるのか…

タイトルが、なんか変な感じではあると、感じてはいます

まあ、私的には、良いと思っています、少し

では、次話でも、よろしくお願いします。


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