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ギザード、シャルル、エノレアとの出会い

しばらく忙しすぎて書けませんでした

すいません(まぁそんなに待ってる人居ないだろうけど)

魔王たち一行がテレポートしてきた場所は先程の慰安所へとやってきた。


「ありがとうメデューサ、ここからは俺の仕事だから、しばらく待ってて凄く時間かかると思うけど」


「分かっておる、我らはここら一帯に敵兵が残ってないか調べてくる」


「メデュ姉私もジルと一緒に回るね」


「ええ、国王として、それから1人のジルのパートナーとしてそうした方が良いでしょう」


「うん、私もそう思う。ありがとね」


「そうと決まれば出発じゃ、ルシファー様ジル、よろしく頼むぞ」


とマモンが言い残し他の5人の魔王と軍長とナギはそれぞれの方向へと飛び去った


「ありがとうルシファー、じゃあ行こうか」


「うん、ジルだけの責任じゃないもの」


2人はそういい、遺族一人一人へと謝罪と感謝の言葉を述べて言った。


やはり遺族からの声は

「ここまでしてくれてありがとうございます」


「魔王様達は何も悪くありません」


「ここまでしてくれれば父も報われます」


などという感謝のだった。ジルとルシファーを責めるものは1人として居なかった。


━━━━━━━━━━━━━━


「最後の1家族だね」


「やっぱりみんな暖かいね、もうみんなにこんな思いさせないようにもっと頑張らないとだね」


「あぁ、じゃあ行こうか」


最後の1家族の元へと行くとそこには1人の大人の女性と、2人のジルより少し年下ぐらいの女の子、そして10歳ほどの男の子が居た


「ジル様にルシファー様この度は足をお運び頂きありがとうございます」


「今回は私の未熟さ故に、旦那様を、そしてお父様を帰らぬ人としてしまい申し訳ございません」


「いえいえそんな事ないです、父はいつも兵士で居ることを誇りに思っていました。」


「いっつも酔っ払うと俺は国を守ってるんだーって笑顔で私たちに言ってたんですよ、私達にとってはかけがえのない良い父でしたが、兵士であるということはそういう事です。覚悟はしていましたがやはり父を無くすのは辛いものですね」


「ねぇね、魔王のお兄ちゃんお姉ちゃんさ、お父さんは勇敢に戦って死んじゃったんだよね」


「そうだよ、あなたのお父さんはね、この国を、この街を、そしてあなた達家族を守るために勇敢に戦ってくれたんだ」


そうルシファーが答えると、男の子は目をうるうるさせながら口を開いた。


「僕もさ、父さんみたいに勇敢な兵士になれるかな。」


ジルは少し迷いつつも決心して答えた


「勿論さ、俺が誰よりも強く鍛えてやる。10年後楽しみにしてるよ。君の名前を教えてくれるかい?」


「俺の名前はギザードだよ」


「ふふふ、この子ったら魔王様にお墨付き貰っちゃって、ギザードは父にとても憧れていたんです。宜しくお願いしますね」


「こんなことがあった後に誘ってしまって良いのかは分かりませんが、もし僕の元へ来てくれるなら、誰よりも強い兵士へと必ず育てることを約束します」


「ありがとうございます」


「魔王様軍に女性兵士も居ますよね?」


「ええ居るわよ」


「もし良ければ私達2人も、軍に加えて頂けませんか?」


「えっ、ジルどどうする?」


ルシファーは酷く慌てているようだ


「んー辛く厳しい道乗りにはなると思うけどそれを乗り越えられる覚悟があるなら全力で支えるよ、ちなみに、得意スキルはなに?」


「私は水魔法と剣術が得意です」


「私は槍術と少し闇魔法が使えます」


「どれぐらい出来るか分からないから見てからじゃないと何も言えないけど、取り敢えず暫くは俺が面倒見ることになるけど、それでも良ければおいで」


「「勿論です!行きます!」」


「あらあら、あなた達まで。これは夫も喜びますわ。ジル様よろしくお願いします」


「はい、2人の名前を聞いても良いかな?」


「私はシャルルです」


「私はエノレアですこれからよろしくお願いします」


「あー姉ちゃんたちずるいー!俺も俺も!」


「ギザード君は5年待ってね、たまには遊びにおいで、その時に修行付けてあげるから。」


「むーしょうがないなぁー、じゃあ5年は自分で頑張るよ」


「困らせてしまってごめんなさいね、それぐらい父に憧れてたんですよ」


「いえいえ大丈夫ですよ、じゃあシャルルとエノレアは今日中に荷物を纏めておいて、明日迎えに来るね」


「ジルは優しいからきっと良い師匠になるよ、頑張ってね二人とも」


「はい!やったねシャルル」


「うん!これで父さんも安心して天国へ行けるよ!」


ジルは二人の娘が軍に入るとなったら安心出来ないのでは?とすこし思ったが、そんな事を思わせないぐらいに自分がしっかり鍛えようと思った。


「では私たちは失礼しますね」


とルシファーが会釈をすると、遺族の4人は一礼した。


2人はそれを見てその場から立ち去った。


「ねぇジルさ、みんな良い人だよね」


「だな、これがルシファー達が頑張って国を引っ張ってきた結果だと思うよ」


「いやジルの今日の頑張りがなかったらこんな事にはなってなかったと思うよ」


「いつも心配かけてばっかだね。いつもありがとう」


「うんうん、良いんだよ。ジルそれよりさ少し行きたいところがあるんだけどいい?」


新キャラ3人も登場しましたねぇー

シャルルとエノレアはどれぐらいの強さなのか?

まだギザードがどのようにして物語に絡んでくるのか?

楽しみにしててください

因みにギザードについては超重要キャラになる予定ですよ

まぁ本格的にギザードが絡んでくるのはめちゃくちゃ先ですけどw

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